重要伝統的建造物群保存地区内で休蔵状態にあった、杉の森酒造株式会社(長野県塩尻市/1793年創業)が名を新たに「suginomori brewery」として、松本酒造株式会社(京都市伏見区)で杜氏として手腕を発揮してきた松本日出彦氏の監修の元、新日本酒ブランド「narai(ナライ)」を展開します。
中山道の難所、旅人を癒し栄えた宿場町
杉の森酒造のある奈良井宿は、江戸と京都を結んだ中山道の丁度真ん中に位置し、江戸時代から日本最長の宿場町として発展してきました。隣接する鳥居峠は、標高1,197mもあることから中山道の難所と言われ、奈良井宿はその最寄りの宿場町として旅人に癒しを提供する場として栄えました。その街並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
歴史ある酒蔵を再生、天然の山水と地産の米
杉の森酒造の日本酒は、かつては「木曽五大名酒」と呼ばれ、街のシンボルでもありましたが、2012年に約200年の醸造の歴史に幕を閉じ、休眠に入りました。このたび、その歴史ある蔵元を株式会社Kiraku(京都市東山区)が「suginomori brewery」として、酒蔵再生及び日本酒製造を行います。
日本酒で最も重要な要素のひとつである「水」は、標高の高い立地ならではの自然の恵みである天然の山水を使用し、「米」は、同じく標高の高い環境で育った⻑野県安曇野産を採用。標高約1,000mの山から引かれる天然水と地産の米から「narai」は生まれます。
監修・松本日出彦氏と杜氏・入江将之氏の醸す「narai」
酒造りの監修には、銘酒「澤屋まつもと」で知られ、京都・伏見で200年以上の歴史を持つ松本酒造で杜氏を務めてきた松本日出彦氏を招聘し、当酒蔵の杜氏には同じく松本酒造で蔵人を務めてきた入江将之氏を起用しました。
「全国でいろいろな水を飲んできたが、奈良井の水はトップクラスの綺麗なテクスチャーを感じる。良い酒が生まれるのではないかと予感させてくれた。奈良井の人々が継承してきた素晴らしい自然の恵みを「narai」という日本酒で表現し、全国に、世界に伝えていければ」と松本氏は言います。歴史ある蔵で地域由来の原料で創られる味、それが新日本酒ブランド「narai」です。
「見せる酒蔵」と「TASTING BAR suginomori」
「suginomori brewery」は、酒造りの酒蔵としてだけではなく、「見せる酒蔵」として、宿泊施設、レストラン、テイスティングバーなどで構成された小規模複合施設に加わります。
酒蔵とガラス越しに隣接するレストラン「嵓 kura」では、2019年「世界のベストレストラン50」で世界第11位に選出され、⽇本勢のトップに輝いたレストラン「傳」(東京都渋谷区)の⻑⾕川在佑⽒を監修のもと、当酒蔵の日本酒とのペアリングも実施する予定です。
「TASTING BAR suginomori(テイスティングバー・スギノモリ)」では、ここだけでしか体験できない醸造されたばかりの「narai」をお楽しみいただけます。
◎バー概要
- 店舗名:TASTING BAR suginomori (テイスティングバー・スギノモリ)
- 住所:長野県塩尻市奈良井551
◎ホテル概要
- ホテル名:BYAKU Narai
- 住所:長野県塩尻市 奈良井551-3
- 電話番号:0264-34-3001 ※受付時間10:00-17:00
- Email:info@byaku.site
◎お問い合わせ先
- 杉の森酒造株式会社
- Email:info@narai.jp
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