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新潟の美酒に恋した1日──「新潟meets FUTAKO日本酒女子会」潜入レポート

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3月20日(祝)に開催された「新潟meets FUTAKO日本酒女子会」。1~2部の「Beauty’s SAKE STYLE」というスタンディング形式のカジュアルな試飲会と、3部の「Premium SAKE Party」という大人な雰囲気漂うパーティー形式の全3部で構成された当イベントは、前売り券と当日券ともにチケットは完売。当日の参加者は延べ570名を超えるなど、大きな盛り上がりを見せました。

日本酒と聞くと無骨なイメージを持つ方も多いかと思いますが、本イベントは”女子会”ということで、ピンクを基調とした会場で、華やかで可愛らしい雰囲気。カップルやグループでの参加も多く、日本酒に詳しいファンに限らず、日本酒"初心者"の女性も数多く参加し、楽しんでいるようでした。

新潟県の特別協力により開催された「新潟meets FUTAKO日本酒女子会」。新潟県のお酒はもちろん、新潟のおつまみや銘菓などの特産品がギュッと詰まったイベントのレポートをお送りしていきます!

プログラム
第1部:11:00開場、11:30スタート、13:30終了
第2部:14:00開場、14:30スタート、16:30終了
第3部:17:30開場、18:00スタート、20:00終了

赤いリボンは”初心者マーク” 日本酒ビギナー女子も楽しんだ新潟地酒

3月20日当日。SAKETIMES編集部が第2部の途中から参加したときには、すでにたくさんの人が日本酒片手に談笑し、盛り上がりを見せていました。外は肌寒さを感じる気温でしたが、会場は熱気に包まれ、汗ばんでしまうほどの賑わい。

その場で知り合った女性同士の会話も弾んだようで、グラスを片手に日本酒を楽しみつつ、交流を深めていました。みなさん思い思いのオシャレをしていて、その明るく華やかな様子はまるでパーティーさながら。

今回参加している新潟県の酒蔵は18蔵。各ブースを巡るときに持っていくのは、この「出品酒リスト」。新潟県の地図に各酒蔵の名前が載っていて、飲んだお酒にはスタンプを押してもらえます。新潟といってもこれほど広域にわたる酒蔵のお酒を一度に、しかも東京で味わえる機会なんて、なかなかないですよね。

種類も豊富で、その数全部あわせて50~60種ほど! 「第1部から参加していて、全部制覇しました!」と話す酒豪ガールもいらっしゃいました。

一方で、日本酒初心者の方も多く参加されていたようです。その目印は、赤いリボン。グラスや手首に巻いていると、酒蔵の方がお酒について、わかりやすく親切に教えてくれるのだそう。こうした細かい部分にも、女の子がうれしくなるような工夫がたくさん散りばめられています。

淡麗辛口のイメージが強い新潟の日本酒ですが、「白ワイン」や「甘酒」を思わせる飲みやすい銘柄や、スパークリングを用意している酒蔵も数多くありました。

中には、こんなかわいらしいパッケージも。「ポップなデザインを見て、日本酒へのハードルが下がった」という声もちらほら聞かれました。初心者の女性でも、日本酒が身近に感じられそうですね。

食事やトークショーでも新潟の魅力を満喫

今回のイベントで楽しめたのは新潟の日本酒、だけではありません。新潟の風土を物語る"食"もいっしょに味わうことができます。

そのひとつは、会場で販売されていたおつまみ。「鮭とば」や「炙りなんこつ」のほか、チョコでコーティングされた柿の種「柿チョコ」など、新潟の名産品が500円で販売され、お酒のアテとしてカジュアルに新潟の味覚を楽しんでいました。

第3部の「Premium SAKE Party」ではおつまみに加え、新潟の魅力がギュッと詰まったお弁当「新潟春膳」も提供。気になる中身は……

こちらです。

日本海の寒風にさらされ、旨みが凝縮された「塩引き鮭」や、ジューシーな「新潟地鶏」、米粉をつかった「天ぷら」など、新潟ならではの食材が彩りよく敷き詰められています。

メニューを考案したのは、人気フードコーディネーターの真野遥(まのはるか)さん。飲食店のメニュー開発などをメインに幅広く活動する真野さんですが、ご自身も大の日本酒好きで、日本酒ライターとしても活躍されています。

日本酒と食材の相性まで考え抜かれた珠玉の6品が敷き詰められた「新潟春膳」。参加者のみなさんは、ドイツの老舗ツヴィーゼル・クリスタルグラス社製の高級ワイングラスで、酒と食のペアリングを優雅に楽しんでいました。

また、1~3部を通じて、新潟の日本酒好き美女たちによるトークショーも開催されました。

トークショーに登壇したのは、唎酒師と日本酒学講師の資格をお持ちで酒サムライでもある村山和恵さんや、シンガーソングライターで、プライベートでも「日本酒女子会」を主宰し「歌酒(かしゅ)」として活動している氏家エイミーさん、朝の情報番組「ZIP!」でもお馴染みのタレント・女優の渡辺早織さんなど、豪華な面々です。

印象的だったのは、宝山酒造の女将・渡邉由紀子さんの美容法。渡邉さんはなんと「洗顔後に日本酒を化粧水代わりに顔に塗る」というのです。30年以上も"日本酒スキンケア"を続けてきたとのことで、雪のように美しい素肌がその証拠。新潟の日本酒パワー、おそるべしですね。

今回のイベントでは公式サポーターも大活躍。「日本酒女子会」「SAKE美人」「SHU for Ladies」「ウィメンズ日本酒」、そして「学生日本酒協会」の5団体がイベントを盛り上げてくれました。また、当日ステージではトークショー登壇者の方々と交流を深めていました。

「"全国日本酒女子サミット"を立上げ、第1回を新潟で開催しよう」という話も持ち上がり、東京と新潟の垣根を越えて、日本酒好き女子の輪が広がっていきそうです。

蔵元がおすすめする、新潟観光スポット

日本酒から食まで"新潟"が詰まった「新潟meets FUTAKO日本酒女子会」。その魅力を知り、現地に足を運びたくなった方や、残念ながら今回のイベントに参加できなかった方に向けて、酒蔵の方に「新潟のオススメ観光スポット」を聞いてみました。

今代司酒造──醗酵の町

まず伺ったのは、今代司(いまよつかさ)酒造。新潟駅から徒歩15分の沼垂(ぬったり)地区に位置する今代司酒造の周辺は、かつて「発酵の町」として栄えた場所。

昔と比べるとだいぶ衰退してしまったそうですが、現在も残る「醤油蔵」やクラフトビールのお店などが同エリアに点在しており、酒蔵見学後の散歩コースにうってつけなのだとか。今代司酒造さんの酒蔵見学や、新潟駅内にあるお酒のミュージアム「ぽんしゅ館」と合わせて、存分に"発酵"を満喫したいですね。

宝山酒造──日本酒と温を楽しむ

先ほどのイベントに登壇した"美肌女将"が切り盛りする宝山酒造のあるJR岩室駅周辺には「岩室温泉」という温泉街が広がっており、"日本酒と温泉"の2つを癒し小旅行ができそうです。

朝日酒造──ホタルに会いに行く

「久保田」の銘柄で有名な朝日酒造では、ホタル生息地の保護活動を行っており、毎年6月頃には長岡市越路地域で「越路ホタルまつり」が開催され、多くの方々が幻想的なホタルの光を楽しまれるそうです。ホタル祭りの時期に合わせて、酒蔵見学に行ってみるのも楽しそうですね。

そのほか、有名な「長岡花火大会」や、大きな洗濯桶のような"たらい"に乗って川を下る「たらい舟」など、観光資源がたくさんある新潟県。日本酒好きとして、酒蔵巡りはマストですが、各地の観光名所を訪れるのも楽しそうですね。

大盛況のうちに閉会した「新潟meets FUTAKO日本酒女子会」。日本酒好きな方はもちろん、あまり馴染みのなかった"初心者"の方や、新潟をよく知らなかった方も新たな楽しみを見いだせたイベントだったのではないかと思います。さらなる新潟と日本酒の魅力を見つけに、今度は新潟まで足を伸ばしてみてはいかがですか。

(文/佐々木ののか)

sponsored by 新潟 meets FUTAKO日本酒女子会実行委員会

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