大阪大学日本酒サークルは、さまざまな活動を通して日本酒の魅力を発信してる学生団体。昨年は、北庄司酒造店とコラボレーションをして「hajime」という日本酒をプロデュースしたことでも話題となりました。
学生の意見を取り入れたオリジナル日本酒「hajime」
大阪大学日本酒サークルは、「日本酒へ触れることにつながる機会の提供」「日本酒を理解することにつながる機会の提供」「日本酒を通じて、様々な人とかかわる」の3つをミッションに掲げ、イベントの運営や勉強会・酒蔵訪問ツアーなどを行っています
昨年プロデュースした「hajime」は「『はじめと始まる。はじめで始まる。』~初めて飲む人に美味しい日本酒を~」をコンセプトに造られました。日本酒初心者・特に女性が気軽に飲めるように、桃のような爽やかな香りと甘味が口いっぱいに広がる低アルコールタイプの日本酒です。
大学祭のメインステージで鏡開き!
5月1日に開催された大阪大学の大学祭「いちょう祭」では、この日のために準備したオリジナル酒樽で「hajime」が振る舞われました! 大学祭で鏡開きは、なかなか見られるものではありません。大学祭を盛り上げるため、ここまでする日本酒サークルのみなさん。素晴らしい!
新入生・新学年の前途を祝って、掛け声とともに、一斉に鏡開き!会場は大盛り上がりでした。
先着順に「hajime」が振る舞われましたが、昼間から無料で日本酒を飲めるということもあり、多くの方が集まりました。
「hajime」は学生に向けたアンケートから統計を取り、「甘くて低アルコールの日本酒が人気がある」という結果のもと造られました。そのため、参加した学生たちにも好評でした。今後はプロデュース第2弾も予定されているようです。どのようなお酒が造られるのか、楽しみですね。
今回の大学祭でも、免許証などの20歳以上とわかるものを確認してからお酒を提供し、さらに、一気飲みなどの危険なお酒の飲み方に対する注意も積極的に行っていました。間違ったお酒の飲み方をしてしまう大学生が多いなか、正しく楽しくお酒を飲む方法を発信する大学生がいることで、本当の意味でお酒を好きになる人たちが増えることを期待しています。
大阪大学日本酒サークルの最新情報は、FacebookページやTwitter(@HandaiSake)をチェックしてください。
(文/栗本和紀)
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