こんにちは、酒匠の山口奈緒子です。
どんな日本酒が飲みたいかと聞かれれば、私はおいしい日本酒が飲みたいと答えます。
それではみなさんは、どんな日本酒がおいしいと思いますか?また、そのおいしい日本酒ってどこにあると思いますか?
私にはそれらの答えのみつからない問題に対して、1つの解をもっています。
お酒を飲むシチュエーションがお酒の味を変える。
お酒の味わいには、飲むシチュエーションが大きく影響します。そのお酒のスペックだけじゃありません。お酒そのものの味わいよりも、お酒を取り巻く環境の方が味わいに大きく影響します。
安く買うことのできるパック酒でも、気の置けない仲間と飲めば最高においしく、そして楽しく飲めます。
逆に、1本ウン万円の日本酒でも、だれかに叱られながら飲んだら、それはまったく味のないただ酔える液体と化すでしょう。…ただ酔える液体でもよいかもしれませんが、そのお酒がおいしいかといったらパック酒の方が100倍くらいおいしいはずです。
少なくとも私はそうです。
多くの人にとって、「お酒をどんな人とどんな場所で飲むか」それがおいしいお酒を飲むために1番重要なことなのです。
この夏は奥能登で「地のもの」を堪能
だから、私はこの夏、奥能登に行きます。
8月29(土)〜30日(日)に、お酒好きのみなさんと奥能登の酒蔵を回りながら日本酒とおいしいものを食べるツアーを企画しました。今回はその参加者を募集します!
お酒は地域の食文化の中で生まれたため、地の食べ物とおのずと合うようにできています。また、食文化だけでなくその土地の空気、自然、人、全てが、言葉では表現できないほどの地酒との相性を見せてくれます。
ある意味、酒好きが日本酒を語り合いながら地元で飲む「地酒」が1番おいしいと言えるでしょう。
ツアーではそれが堪能できるのです。酒好き同士が奥能登で奥能登の酒を飲むなんて、必ず忘れられない日本酒体験になるはずです。
奥能登の食文化を五感で体験する
奥能登と言われてもあまりピンと来ないかもしれません。
奥能登とは、石川県の能登半島の先端部分の地域のことをいいます。
全国有数の米どころとしても知られ、酒造りが盛んな場所です。そして、海に囲まれてるので海産資源も豊富。また、独自の発酵文化も栄えており、食文化に富んだ地域なのです。
この地の日本酒を含めた食文化をみなさんは味わったことがありますか?なかなか東京に住んでいると、それらの食文化を五感で体験することが難しいのではないでしょうか。
「こんなに素晴らしい文化を知らないなんてもったいない」
「1人でも多くの方に奥能登のお酒・食を体験してほしい」
こういった思いから、地元6蔵の酒蔵のみなさまにご協力いただき、ツアーの企画を立ち上げるに至ったわけです。
6蔵とは、「数馬酒造」「桜田酒造」「中島酒造店」「白藤酒造店」「日吉酒造店」「松波酒造」。
同じ地域でつくられているので、味わいの傾向が似ている部分もありますが、それぞれの個性を持って共存しあっています。
蔵見学を通して、各蔵の「似て非なる個性」を発見するのも楽しいでしょう。
日本酒好きなら、1度は味わってみませんか?
日本酒好きのみなさん、ぜひ一緒に奥能登に行きませんか?そして、一緒に日本酒を語り合いませんか?
多くの方とこの素晴らしい体験ができたら嬉しいです!
詳しくはこちら
【奥能登ツアーのお問い合わせ】
担当:山口奈緒子
メール:naoko.yama0121@gmail.com
電話:080-1342-9783
(お申込みは原則、メールにてお願いいたします。)
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