SAKETIMESライターでドリンクスタイリストの齋藤です。今回は日本酒とハーブの相性と効果について検証してみようと思います。
というのも、日本酒について色々リサーチしていたところ、一ノ蔵の「ひめぜん」のページに面白いテーマが!!
ひめぜん×ハーブ
わたくし実は薬膳ハーブ酒ソムリエジュニアという資格も持っていまして、通常は蒸留酒にハーブなどを漬け込むいわゆるチンキを作る資格なんですが、醸造酒である日本酒に漬け込むのは興味深かったので今回試してみることにしました。
(まぁサングリアなどありますが)
本来であれば日本酒そのものの良さを壊す可能性もあるので通常は勧めないですが、この「ひめぜん」においては独特の甘酸っぱさと低アルコールによる親しみやすさを活かす提案なので、初心者の方やアルコールが苦手な方にも楽しみ方のバリエーションが増えると思います。
それでは早速漬け込んでみます。
用意したハーブは2種類。
ローズとレモングラス。
レシピにあるレモンバーベナは近所で売ってなかったので割愛しました。
それぞれティーバッグに詰めて浸します。
約3時間後・・・まずはひめぜんをそのままテイスティング。
これは本当に「甘酸っぱい」という表現が一番しっくりきます。ワインでいうとドイツのシュペトレーゼという甘口に近いイメージです。
ローズをテイスティング。
ほんの少しだけピンクがかっています。香りも味も完全に薔薇です。
これはかなりおいしい!!
この低アルコールと甘酸っぱさがうまくカクテルのように飲みやすくなっています。
ただし、「日本酒だから」というよりは「ひめぜんだから」相性が良いとも言えるかもしれません。
レモングラスをテイスティング。
芝や稲っぽい香りと味わいで落ち着いた印象。悪くはないですがおそらくレモンバーベナやスペアミントなどとブレンドした方が力を発揮しそうです。
最後に。
ハーブの良いところは様々な効能があり、身体の中から作用するというところです。例えばローズは鎮静、肝臓や胃腸の疲れ、便秘などに作用するといわれ、またレモングラスは殺菌や消化促進などの作用が挙げられます。
日本酒を飲む時にこういった飲み合わせというのもいつもと違う趣向として面白いかもしれません。
興味を持っていただいた方は是非試してみてください♩
※ レシピの詳細は一ノ蔵のホームページの「ひめぜん&ハーブ」紹介ページへ!
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