日本酒は原則として、
・米
・米こうじ
・水
のたった三要素から出来ています。
(すごいですよね!)
その中でも酒造りに使われる水を
「仕込み水(しこみみず)」と呼んでいます。
今回はその仕込み水についての説明をしますね!
1. 仕込み水とは
日本酒は三要素から出来ていると
先ほど説明をしましたが、水は日本酒の
八割以上を占める重要な成分です。
日本酒作りには大量の水を使用しますが、
仕込み水はその中でも実際にみなさんが口にするお酒に
入れる大切な水なのです。
2. 軟水と硬水とは
仕込水、と一言で言っても
その味わいや成分は様々です。
一般的には水は「硬水」と「軟水」で大別されますが、
その硬度によって、日本酒の味わいも大きく変わります。
硬水はミネラルを豊富に含んでいるため、
どっしりとした辛口のお酒になる傾向があり、
軟水は逆に口当たりがやわらかく甘口のお酒になる傾向があります。
(ただ日本酒にはこの他にも味を決める要素が多いので一概には言えません、そこがまた日本酒の面白いところですね)
3. 仕込水を飲むこともできる
酒造りに使われる仕込水ですが、
最近ではお酒と一緒にその酒を作った仕込水を
出してくれる居酒屋などもあります。
興味のある方はぜひ、
仕込水を出してくれる居酒屋を調べて来店してみてくださいね!
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