※IWC2022「SAKE部門」の受賞結果は以下から。
2019年7月9日(日本時間)に「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ) 2019」SAKE部門のチャンピオン・サケとグレートバリュー・アワードがロンドンで発表されました。速報でお伝えします。
世界的なワイン品評会「IWC」とは?
世界最大規模のワイン品評会「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)」は、毎年ロンドンで行われる"世界でもっとも大きな影響力をもつ"といわれるワインのコンテストです。
そんなIWCに「SAKE部門」が誕生したのは2007年。以来、SAKE部門の受賞酒は、"外国人の口にも合う日本酒"として国内外で注目され、IWCは日本酒の海外進出における重要なイベントとして、その価値を高めています。
2019年のSAKE部門は「普通酒」「純米酒」「純米吟醸酒」「純米大吟醸酒」「本醸造酒」「吟醸酒」「大吟醸酒」「スパークリング」「古酒」の9カテゴリーに分けられ、それぞれの部でブラインドテイスティングによる審査が行われました。
審査結果に応じて与えられる評価は「ゴールドメダル」「シルバーメダル」「ブロンズメダル」「大会推奨酒」の4つ。さらに、ゴールドメダルを獲得した出品酒のなかで特に優れたものに対して「トロフィー」の栄誉が与えられ、その「トロフィー」を獲得したなかからたったひとつの銘柄に、SAKE部門の最高賞として「チャンピオン・サケ」の称号が授けられます。
また、ゴールド・シルバーメダル受賞酒のなかで、日本での小売価格が1,000円以下、かつ生産量が四合瓶換算で10万本以上という優れたコストパフォーマンスを発揮した酒に与えられるのが「グレートバリュー」。こちらも、さらにそのなかからひとつの銘柄が「グレートバリュー・アワード」に選出されます。
さらに、SAKE部門の中で、エントリーした複数の日本酒すべてで高評価を得た酒蔵には「サケ・ブリュワリー・オブ・ザ・イヤー」が与えられます。
◎「チャンピオン・サケ」受賞酒
- 「勝山 純米吟醸 献」(仙台伊澤家勝山酒造株式会社/宮城県)
◎「グレートバリュー・アワード」受賞酒
- 「菊正宗 しぼりたてギンパック」(菊正宗酒造株式会社/兵庫県)
◎「サケ・ブリュワリー・オブ・ザ・イヤー」受賞蔵
- 平和酒造株式会社/和歌山県
受賞蔵のみなさま、本当におめでとうございます!
「IWC 2019」SAKE部門のゴールドメダル受賞酒一覧はこちら。
「IWC 2019」SAKE部門のトロフィー受賞酒一覧はこちら。
(文/SAKETIMES編集部)