稲とアガベ株式会社(秋田県男鹿市)は、株式会社マガザン(京都市上京区)が運営するコミュニティ型農業を起点に文化と風土を育む「心拍(しんぱく)」プロジェクトとともに、「交酒 花風(こうしゅ はなかぜ)心拍ver.」の販売を開始しました。

「心拍」オンラインストアでは、2025年2月25日(火)より予約開始。「稲とアガベ」提携酒販店では、2月26日(水)より順次販売されます。

「花風」の風味と山田錦の味わいが調和

交酒 花風 心拍ver.

秋田県男鹿市に醸造所を構える稲とアガベは、日本酒の醸造技術をベースに、副原料を加えることで新たな味わいを目指したお酒「クラフトサケ」を醸しています。

そんな稲とアガベの定番商品「交酒 花風」は、副原料としてホップを使用したクラフトサケ。みずみずしい香りと鮮やかなホップの風味、そしてしっかりとした酸味が感じられる、ライチやマスカットのような味わいが特徴です。

今回発売された「交酒 花風 心拍ver.」は、兵庫県三木市産の山田錦を使用。この山田錦は、兵庫県三木市を拠点に活動する「心拍」プロジェクトが休耕田を復活させて栽培した新米です。

「心拍」プロジェクトは、「農にムーヴメントを。世界中の人とともに米をつくり、乾杯をしたい。」という想いのもと、農業と酒、風土を次世代につなげる「共農共杯」の実現を目指しています。2024年にはクラウドファンディングを実施し、総額1,000万円以上の支援を集めました。

「交酒 花風 心拍ver.」は、山田錦の良さを活かすため、使用するホップの構成などを通常版と変えており、食中酒としてぴったりな仕上がりとなりました。山田錦ならではの透き通った味わいと、「交酒 花風」のライチやマスカットのような風味が融合し、唯一無二の味わいを実現させています。

※この記事における「クラフトサケ」は、クラフトサケブリュワリー協会の定義をもとにした、「日本酒の製造技術をベースにしながら、従来の日本酒にはない味や香りが楽しめる醸造酒」という意味です。フルーツやハーブなどの副原料を発酵過程で取り入れた「ボタニカルSAKE」や、もろみを搾る工程を経ない「どぶろく」の一部などが、それにあたります。酒税法上では「清酒」ではなく、「その他の醸造酒」や「雑酒」などに区分されます。

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