「百済寺樽」プロジェクト(滋賀県近江市)は、444年前に途絶えた幻の銘酒「百済寺樽(ひゃくさいじたる)」を復活させ、2月13日(水)に販売開始します。

織田信長も魅了したという銘酒「百済寺樽(ひゃくさいじたる)」

幻の銘酒「百済寺樽」

紅葉の名所として知られる滋賀県東近江市の「釈迦山 百済寺」。かつては「東洋一の寺院」「地上の天国」と称された、知る人ぞ知る名刹です。

そこで造られていたのが、室町時代に隆盛を極めた幻の銘酒「百済寺樽」。幕府や朝廷に献上、愛飲された「百済寺樽」は、清酒の起源「僧坊酒」発祥の一つとなり、戦国の覇者、織田信長をも魅了しました。しかし、天正元年(1573)、敵対勢力とも縁のあった百済寺は信長の手により焼き討ちにあい、人々に愛された「百済寺樽」の歴史は幕を閉じます。

そんな歴史を持つ「百済寺樽」を復活させようと始まったのが「百済寺樽」プロジェクト。京の都で愛されていた僧坊酒「百済寺樽」の歴史を受け継ぐ二代目「百済寺樽」は、釈迦山百済寺、百済寺酒米生産組合、喜多酒造の共同開発でできあがりました。歴史に想いを馳せながら、味わってみてはいかがでしょうか。

◎商品情報

  • 商品名:幻の銘酒 百済寺樽 特別純米酒
  • 原料米:滋賀県産玉栄100%使用
  • 原料名:米・米麹
  • 精米歩合:60%
  • アルコール度数:17度
  • 容量:720ml
  • 価格:1,350円(税込)
  • ※2月13日(水)より地元酒販店約20店へ蔵出し出荷。協力酒販店については蔵元である喜多酒造(0748-22-2505)へお問い合わせください。

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