上善如水(じょうぜんみずのごとし)で知られる白瀧酒造が、10月1日に発売した新ブランド「my time(マイタイム)」。ゆるりと肩の力が抜けてくるような、ポップな6種類のイラストラベルには、「1日働いたご褒美として、リラックスした時間に寄り添えるお酒になるように」と願いが込められています。

今回はそんな「my time」を、白瀧酒造と縁の深い3名の方に飲んでもらいました。オンからオフへリラックスするとき、皆さんの"My time(自分の時間)"の中で、どのような印象を持たれるのでしょうか。

広告代理店で働く、中野英菜さんのMy time

広告代理店で働く中野英菜(なかのえな)さんの写真最初にお話を伺ったのは、広告代理店で働く中野英菜(なかのえな)さん。クライアントの1社として、白瀧酒造を担当しています。広告代理店と聞くと忙しそうなイメージですが、どのような"My time"を過ごしているのでしょうか。

―平日はやはり、仕事で忙しいんですか?

基本的にバリバリ働いていますね。出社は10時なので、朝起きるのは8時くらい。出社してデスクワークをしてからクライアント先に向かうことが多いです。出張もけっこうあるので、わりと忙しくしているかもしれません。でも、定時の18時で上がれるときはジムに行ったり、ご飯を食べに行ったり、どこかしらには出かけます。

―今まで行ってみて良かったところは、どんなところですか?

美容スポットがすごく好きで、岩盤浴とかスーパー銭湯とか、今まで行ったことのない場所に行って、お気に入りを開拓するのが好きですね。あとは、海外旅行も好きです。最近、友達に勧められてドバイに行ってきました。砂漠あり、モスクありの異国感満点の国で、行ってよかったなって。

中埜さんがドバイで撮った写真

旅行で行ったドバイのモスクの前で

―色々な所に行っていてアクティブなんですね!休日はご自宅で過ごすことも多いんですか?

そうですね。家にいるのも好きなので、家の中での楽しみ方も充実しています。NetflixもAmazon primeもどっちも登録していて、海外ドラマをよく観ていますね。あと、出し巻き卵を上手につくれるようになりたくて練習中です。

お酒はあまり強くないんですけど、飲むこと自体は好きなので、家ではハイボールみたいにアレンジしやすいお酒や、日本酒もたまに飲みます。

昔は、日本酒って"The お酒"みたいな香りが強いイメージで、ちょっと抵抗があったんですよね。でも、白瀧酒造さんの上善如水をいただいてからは「こんなにフルーティーで爽やかな日本酒ってあるんだ!」と日本酒に対するイメージが変わりました。

新しく出た「my time」は特に香りが華やかで、口触りも良くて、女性が絶対に好きな味だと思います。

Mytime を手に取る中埜さんの写真

―お酒を楽しむ理想のシチュエーションはありますか?

友達を家に呼ぶのが好きで、みんなで料理をして、つくったものを食べながら飲むのが好きですね。「my time」はラベルもかわいいし、飲みやすいし、そういう"おうちパーティー"のときに喜ばれそうですね。

ラベルの柄がいろいろあって、シーンや気分で選べるから楽しいですよね。みんなでワイワイするときには「flower」がいいかも。男性の友人が多いパーティーでは「space」かな。ひとりで飲むなら「cat」かも。

新潟の白瀧酒造の日本酒「my time」のボトルが並んでいる写真

ラベルデザインは6種類。左からflower, sea, music, space, bird, cat

―最後に、中野さんにとっての"My time"(自分の時間)とはどんなものでしょうか?

自分に戻ってこられる必要不可欠な時間、かな。仕事やプライベートでいろんな人と関わって刺激を受けるのはすごくいいんですけど、人に合わせすぎちゃうと、自分がいなくなるような感覚になることがたまにあって。そういうときに家でひとりで過ごしたり、のんびり好きなことをしていると、自分らしさを取り戻せる気がするんですよね。

モデル 高橋由真さんのMy time

上善如水のイメージキャラクターも務めるモデル高橋さんの写真次に話をお聞きするのは、モデルの高橋由真(たかはしゆま)さんです。上善如水のイメージキャラクターを務め、リニューアル時のポスターにも出演しています。

以前のインタビューでは日本酒を家で飲むのが好きと語ってくださった高橋さんですが、最近は趣味が増えてオフの時間をさらに充実させて過ごしているようです。

―高橋さんの1日のスケジュールを教えてもらえますか?

8時くらいに家を出て、早ければ17時くらいに帰宅する感じですね。

そのあとは、よほど疲れていなければ自炊をして、マンガを読んで、お風呂に入って眠ります。昔から母の影響でジャンプを読んでいたんですけど、最近読み始めた『ジョジョの奇妙な冒険』が面白くてハマっています。120巻以上出ているらしいんですけど、やっと37冊目に突入しました。

ジョジョを手に取る高橋さん

―少年マンガを読まれるなんて意外でした! ほかにも趣味はありますか?

怪談話を聞くことですね。最近は「怪談バー」によく行きます。

稲川淳二さんみたいな、話し手さんの実体験を聞きながらお酒を飲むんですけど、一番怖いところでお化け屋敷みたいに上から何かが降ってきたりするんですよ! 何度も行っているので「そろそろ来るかな…?」と思っているんですけど、いざ何かが降ってくると「キャー!」って叫んでしまって。ストレス解消になって楽しいので、月1回は行っていますね。ポイントカードもつくりました(笑)。

あとは日本酒。新潟出身だからなのか、今までは日本酒しか飲めなかったんですけど、最近はいろいろ飲めるようになりました。「my time」も発売直後に飲みましたよ。

―初めて「my time」を飲んだときの感想を教えてもらえますか?

女の子ウケが良さそうだなって思いました。日本酒自体の香りも良くて、飲みやすいですしね。ラベルだったら、「Cat」が好きかな。実家で猫を2匹飼っていることもあって親しみやすいです。

お酒を飲むときはじっくり楽しみたい派なので、「my time」は家でおちついて飲みたいですね。早い時間や次の日がお休みの日に飲めたら理想的です。

―最後に、高橋さんにとっての"My time"(自分の時間)とは、どんなものでしょうか?

完全にスイッチを切っている時間ですね。仕事モードになると気を遣いますし、外で飲むときもそれなりに気を張っているので、そういう意味でも家飲みが好きなんじゃないかなと思います。部屋で自分ひとりの時間を過ごしているときは唯一気を抜ける大事な時間です。

蔵を支える大黒柱、松本宣機杜氏のMy time

白瀧酒造の大黒柱とも言うべき、蔵の最高責任者・杜氏を務める、松本宣機(まつもとたかき)さん。2017年9月より27歳という若さで杜氏を引き継いだ松本さんの1日と、リラックス法について話をお聞きしました。

―松本杜氏の1日のスケジュールを教えていただけますか?

朝7時半くらいに出社をするので、朝5時には起きて1日のスケジュールを組み立てますね。

出社をしたら蔵の中の見回りと確認をして、その後に会議があれば出席しますし、仕込みの様子や麹造りなど、その都度確認しなければいけないポイントを見に行きます。基本的には造りに関する計画と確認が主な仕事になりますね。17時半には会社を出て、18時くらいには家にいることが多いかもしれません。

白瀧酒造株式会社 松本杜氏

―朝5時起きは早いですね!帰宅後はどんな風に過ごしているんですか?

もうすぐ1歳になる子どもをお風呂に入れて、ご飯を食べて、その日の仕事の振り返りや仕込みの計画を組み立てています。

お酒を飲むこともあるんですが、晩酌の量は抑えていますね。平日の夜は、仕事を円滑に進めるための準備をしている感じです。

―休日はどんなことをして過ごしていますか?

家族との時間を楽しんでいます。子どもがまだ小さいので、家で過ごすことが多くなりましたね。仕込みをしていない6月から8月の間には、遠出の旅行も楽しんだりしています。

それと、会社の人とゴルフや野球もしますし、身体を動かすのはけっこう好きですね。前任の山口杜氏の影響でロードバイクを始めて、大会に出たこともあります。行く先々の休憩スポットでおいしいものを食べながら走る楽しい大会なんです。

―仕込みの時期はずっと仕事のことを考えているようですが、どうやって息抜きしているんですか?

料理を作りながらお酒を飲むことですかね。日本酒はもちろん、ビールや焼酎など何でも飲むので、その日の飲みたいお酒に合わせて料理を作るのが、すごく楽しいです。

「my time」は、料理と合わせてももちろん美味しいんですけど、飲みやすいながらも味と香りがしっかりしているので、個人的にはゆっくりした時間の中でお酒だけを味わうのが良いかなと思っています。読書をしたり、何も考えずにぼーっとしたり、自分の好きなことをしているときに飲みたいお酒ですね。

―最後に、松本杜氏にとっての"My time"(自分の時間)とはどのようなものでしょう?

何をするわけでなくても自分自身に戻れる時間、ですね。たとえば自転車に乗っているときはつらいので余計なことを考えませんし、何気なくぼーっとしている時間が私にとってはリフレッシュできる良い時間だなと思っています。

あなたの時間に寄り添う「my time」に。

リラックスをコンセプトに、日本酒初心者のための入門酒として開発された「my time」。20~30代の方に"自分の時間"の過ごし方について話を聞いてみると、三者三様な"自分の時間"に自然と寄り添う「my time」の姿が見えてきました。

日本酒をあまり飲まない方にとっても、とりわけ爽やかで香り高く、飲みやすいと好評な「my time」。リラックスタイムに寄り添うお酒として、多くの働き盛りの若者たちに愛される日もそう遠くないかもしれません。

今回、話を聞かせてくれたモデルの高橋由真さんが、「my time」の写真をインスタグラムにあげてくれました。柿との相性もとても良さそうです。ぜひ、あなたの"My time"の中で、「純米吟醸 my time」を楽しんでみてください。

 

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ぎゃーん!美味しい〜 上善特有のスッキリした飲み口に加えて、瑞々しいフルーティーな香りと味わい。 ぐいぐいいけちゃう。 これはどんなつまみでも合います。 私は今回柿をチョイスしてみました。 フルーティーな酒にフルーツを合わせるのが私流。 飲む度思うけど、どうしてこんなにクセのない瑞々しい日本酒が作れるの? やっぱり新潟の清らかな水のせいかな? #mytime は300mlの小さなボトルなので小一時間ほどで完飲。 御馳走さまでした! 2本目開けたいところですが、明日も撮影なので我慢我慢。 今宵じゃっかんほろ酔いながらの更新です。 #jozen#sake#niigata#上善如水#日本酒#日本酒大好き#日本酒女子#純米吟醸#マイタイム#新商品#ほろ酔い#ぐいぐいいけちゃう#ぐいぐいいこう#瑞々しさ#?

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(文/佐々木ののか)

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