いよいよ始まった「ラグビーワールドカップ2019」。W杯が始まって以来初の日本開催ということもあり、例年以上に国内のラグビー熱が高まっています。日本大会の開催を機に、ラグビーに興味をもったという方も多いのではないでしょうか。

ラグビーの応援に欠かせないのがビール。特に海外のラグビーファンのビール好きは有名で、大会開催時期はビールの消費量が普段の何倍にも跳ね上がると言われています。海外のスタイルにならってビールを片手に応援するのも良いですが、せっかくの日本大会ですから、今年は日本酒を飲みながら観戦してみませんか。スリムなボトルで持ちやすく、すっきりと飲みやすい日本酒「SHUSHU」と楽しむラグビー観戦の魅力を取材しました。

ラグビーファンに送る特別なデザインボトルが登場

神戸・灘の酒造メーカー沢の鶴の「SHUSHU」は、スリムな飲み切りサイズのボトルに入った純米酒。すっきりとした飲み口ながら、米の旨味をしっかりと感じられる味わいが特徴です。アルコール度数は10.5度と、一般的な日本酒よりも控えめで、日本酒ビギナーや海外の方にもおすすめできる一本として人気を博しています。

沢の鶴「SHUSHU」のラグビー日本代表デザインボトルが登場!赤と白のボーダーが目印。

沢の鶴「SHUSHU」のラグビー日本代表デザインボトルが登場!赤と白のボーダーが目印

春は桜、夏は花火など、これまでも季節や行事にちなんだモチーフを使ってユニークなデザインボトルで発売されてきたSHUSHU。今回は日本ラグビーフットボール協会とライセンス契約を結び「ラグビー日本代表デザインボトル」を発売しました。

日本代表チームのユニフォームをイメージした赤と白のボーダー柄がインパクト抜群。選手の胸に掲げられている桜のエンブレムと、ラグビーボールを抱えて走る鶴のイラストがポイントで、応援ムードをさらに盛り上げてくれます。全国の酒類取扱店で販売されており、仕事帰りに購入して自宅のテレビで観戦しながらボトルを傾ける楽しみ方もできそうです。

こちらのデザインボトルをドリンクメニューとして提供しているのが、新宿にある「Asahi BeerFront(アサヒビアフロント) 歌舞伎町店」。アサヒスーパードライの樽生ビールをはじめ、クラフトビールやウイスキーなどさまざまな種類のお酒を楽しめるカジュアルなビアパブです。開放的なテラス席もあり、気軽なキャッシュオンスタイルで、日本人よりも外国人客が多いのも特徴になっています。

写真左下に写る看板には「Japanese Sake」の文字とSHUSHUのイラスト

写真左下に写る看板には「Japanese Sake」の文字とSHUSHUのイラスト

店内のモニターでは国内外のスポーツ中継を常時放映しており、お酒を飲みながらスポーツ観戦を楽しめます。野球やサッカーのほか、相撲も外国人客に人気。ラグビーW杯が始まってからは熱戦の様子が連日モニターに映し出され、観戦中のラグビーファンからドリンクの注文が後を絶ちません。

洋酒を主に取り扱うこちらの店で、日本酒であるSHUSHUはどのように楽しまれているのでしょうか。同店のホール長・足立貴規さんに話を伺いました。

Asahi BeerFront歌舞伎町店 ホール長 足立貴規さん。

「Asahi BeerFront 歌舞伎町店」ホール長 足立貴規さん

「当店は観光や出張などでの宿泊利用が多いビジネスホテルの1階に出店しており、歌舞伎町という場所柄もあって海外のお客様がとても多いです。アジアやヨーロッパなどさまざまな国の方がいらっしゃって、混み合う時間はいろんな国の言語が飛び交う賑やかな空間になりますね」

「訪日外国人の多くは日本独特のグルメやカルチャーへの関心が高く、日本酒もそのひとつに数えられます。当店でも、アルコール消費量の増加が見込めるラグビーW杯を前に"ザ・ジャパニーズ"なメニューとして日本酒の導入を検討し、デザインボトルのSHUSHUに出会いました。日本を代表するお酒でありながら、応援アイテムとしての存在感もあるデザインがラグビー観戦にぴったりで、店の外にも商品の看板を立て『SHUSHU×ラグビー』を積極的にアピールしています」

店頭に立てかけられたSHUSHUの看板。これを見てオーダーする人も多いのだそう。

「SHUSHUは海外の方や日本酒を飲んだことがないという方からのオーダーが多いです。ボトルを持って直接飲んでもいいですし、『せっかく日本に来ているから』とSHUSHU専用のお猪口を使う方、ワイングラスでスタイリッシュに飲む方もいらっしゃいます」

足立さん自身も数年前から日本酒を飲み始め、現在はプライベートでもさまざまな日本酒を飲み比べて楽しんでいるとのこと。「産地や造り手によってお酒の印象がまったく異なるので、いろんなお酒を飲んで自分の好みを見つけたいですね。まだまだ勉強中です」と話します。SHUSHUについては「すっきりとしていて飲みやすいので、魚料理などの和食はもちろん、うちの店で提供しているような揚げ物や濃い味付けのものとも相性が良さそう」と好印象を抱いているそうです。

ラグビー観戦のお供の定番だという「ミートパイ」

ラグビー観戦の定番「ミートパイ」

ラグビーW杯の観戦目的でアサヒビアフロントに来店する人は増えると期待できます。初めて店を利用する方やいつもビールを注文している常連の方に対し、どのようなアプローチを考えているのでしょうか。

「スポーツ観戦というシチュエーションはもちろん、たまたま来店したという方にもSHUSHUを試してみてほしい。ビールや白ワインを飲まれているお客様に『こちらのお酒もいかがですか?』とおすすめしたいです。店の雰囲気からすると、まさか日本酒が置いてあるようには思えませんよね。そういう意外性もおもしろいんじゃないかなと思っています」

いよいよキックオフ! SHUSHUを片手にラグビー観戦を楽しもう

開幕初日となる9月20日の夕方、アサヒビアフロントを訪ねると、モニターを見つめながら試合開始を今か今かと待ちわびるラグビーファンで賑わい始めていました。開幕戦の対戦カードは日本vsロシア。果たして日本は大事な初戦を勝利で飾ることができたのでしょうか。

SHSHUで乾杯

開会式も滞りなく終わり、午後7時45分、ついにキックオフ! 店内には両チームの選手を鼓舞するような大きな拍手が鳴り響きました。試合開始前にお決まりのビールで乾杯していたテーブルも、次々と日本代表カラーのSHUSHUをオーダー。勝利を期待し、ボトルでお猪口で、改めて「乾杯!」の声が上がります。

試合開始早々、どちらのチームも積極的にボールを奪い合う白熱の展開に。屈強な体躯がぶつかり合い、その体からは想像もつかないスピードでコートを走り抜ける姿は迫力満点!選手がスクラムを組むたび、トライを決めるたびに、大歓声と割れんばかりの拍手が送られます。気づけばさまざまな国のラグビーファンでごった返し、むせかえるような熱気に包まれている店内。試合が進むにつれてドリンクのオーダーもひっきりなしに飛び交い、ビールのジョッキと共にSHUSHUのボトルもどんどんテーブルに並べられていきました。

観光客も一緒になって大盛り上がり

SHUSHUで乾杯をしていた外国人客は、日本酒初体験ながら「Good Tasting!」「Very Smooth!」と、おいしさと飲みやすさに感銘を受けている様子。日本人のラグビーファンとも笑顔で杯を交わし、ラグビーと日本酒を通した国際交流が店のあちこちで生まれています。

試合の結果は、30-10で見事日本が勝利!試合終了とともに、選手の健闘を称えるこの日一番の拍手が送られました。ラグビーは紳士のスポーツと呼ばれ、敵チームであっても良いプレーには拍手を送るのがマナー。また、試合が終われば敵も味方もないという「ノーサイドの精神」が根付いています。

紳士のスポーツであるラグビーで大事なノーサイド精神

中継が終わった後も、お酒を飲みながら興奮冷めやらぬ様子でプレーを振り返る人、日本の勝利を祝してふたたび乾杯をする人などで店の中は大賑わい。ラグビーファンにとって、まだまだ夜は長いようです。初対面の人同士も、まるで旧知の仲だったかのように笑顔で会話を交わし、その手にはビールのジョッキやSHUSHUのボトルが握られていました。

SHUSHUを片手に異文化交流を楽しんでいる様子

取材に同席した沢の鶴の方々やSAKETIMES編集長の小池も異文化交流を楽しんでいる様子でした!

頂点を目指す男たちの熱い大会は、秋も深まる11月2日まで続きます。国際色豊かな熱気あふれるビアパブで、仲間を集めて自宅のリビングで、SHUSHUと楽しむラグビー観戦にトライ!してみてはいかがでしょうか。

(取材・文/芳賀直美)

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◎店舗概要

  • Asahi BeerFront 歌舞伎町店
  • 住所:東京都新宿区歌舞伎町1-20-2 アパ新宿歌舞伎町タワー1F
  • TEL:03-6233-7121
  • 営業時間:12:00~23:00 (L.O.22:00 ドリンクL.O.22:30)
  • 定休日:無

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