突然ですが、皆さんは日本酒生産量の都道府県ランキングってご存知ですか?
平成25年度の統計データによると…

1位 兵庫県 (119,491kL)
2位 京都府 (88,727kL)
3位 新潟県 (37,732kL)

大手の酒造が集まる兵庫県、京都府がそれぞれ1位と2位。昔から酒処といえば”灘・伏見”と言われますが、データからもその事実が伺えます。3位は新潟県、こちらも言わずと知れた酒処ですね。

ここまでのランキングは納得。
では、第4位はどこでしょうか?

実は、埼玉県なんです!平成25年度の生産量は18,735kL。

これ以外じゃないですか?秋田や宮城といった有名酒蔵が多くある東北勢よりも上位なんですよ!

しかし、残念ながら埼玉清酒の認知度はあまり高くありません。
そればかりか、県内消費は生産量の2割未満という現実・・・。

そんな現状を憂いた埼玉県の”新鋭蔵元”が、
埼玉清酒を盛り上げるべく、前代未聞のプロジェクトを立ち上げたのです!

ふたつの酒蔵が”まったく同じ条件”で日本酒造り対決!

発起蔵は、埼玉県幸手市の石井酒造(幸手市)
社長の石井誠さんは現在28歳、杜氏の和久田健吾和さんも29歳と、お二人とも20代の”業界最年少コンビ”です。

pr_ishiisyuzou_kanbaisyuzou01※写真右:代表・石井誠さん/左:杜氏・和久田健吾さん

そんな石井酒造が、お隣・久喜市の寒梅酒造に声をかけて立ち上げたのが今回のプロジェクト。

水、米、麹、酵母、精米歩合まで”すべて同じ条件”で両蔵が日本酒を造り
その味を競い合うという趣旨。つまり、”杜氏の腕”のみが試されるという訳なんです!

共通の銘柄名は「彩の原石」。石井酒造のものは幸手市の”幸”をとり「彩の原石 幸(さいのげんせき さち)」、寒梅酒造のものは久喜市の”喜”をとり「彩の原石 喜(さいのげんせき よころび)」とそれぞれ名付けられ、いずれも埼玉から生まれる原石として未来へ輝くようにという想いが込められています。

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プロジェクトのPVがこちら!まるでプロレスのようなユニークな映像に仕上がっています!

クラウドファンディング「Makuake」にてプロジェクトへの支援を募ったところ、瞬く間に目標金額50万円を突破!様々なメディアにも取り上げられるなど、その注目度の高さが伺えます。

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なお、「Makuake」での支援は明日12/15(水)いっぱい募集中 ですよ!プロジェクトを支援して、ぜひ両蔵の命運を見届けてください!

「Makuake」プロジェクトページはこちら

 

雌雄を決する”決選投票イベント”は、いよいよ今週末から!

嗜好品である日本酒は、本来”蔵ごと個性を楽しむもの”であって、どちらが良い・悪いと優劣をつけることはあまりありません。
しかし、今回だけは別モノ! なんと一般のお客様に両蔵の「彩の原石」を飲み比べてもらい、その場で”どちらが美味しいと感じたか”を投票してもらうガチンコ勝負を行います!

決戦の地は、大人気の日本酒専門店「KURAND SAKE MARKET」の浅草店/池袋店/渋谷店。各店1回ずつ、計3回の投票イベントが行われます。2つの「彩の原石」をその場で試して、どちらが美味しいと感じたかを投票します。つまり、勝負の行方は「あなたの一票」に委ねられというわけです!
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イベントのスケジュールは以下の通り。
当日券よりも500円おトクな前売りチケット(5,500円/税込み)も絶賛発売中ですよ!

初戦   :12月19日(土) 12:30〜 @浅草店 前売りチケットはコチラから
2回戦:12月20日(日) 12:30〜 @池袋店 前売りチケットはコチラから
3回戦:12月23日(水) 12:30〜 @渋谷店 前売りチケットはコチラから

イベント当日は、「KURAND SAKE MARKET」が提供する100種類以上の日本酒も飲み放題に!KURANDにまだ行ったことがない方は、これを機に足を運んでみてはいかがでしょうか?ぜひ、決選投票イベントに参加して両蔵の戦いを見届けてください!!

対決の主役、両蔵の杜氏に意気込みを伺いました!

対決の鍵を握る両蔵の杜氏、寒梅酒造の鈴木隆広さんと石井酒造の和久田健吾さんとは、なんと東京農業大学醸造科学科の先輩・後輩という間柄!
そんなおふたりに、いよいよ1週間を切った決選投票に向けての意気込みを伺いました。

寒梅酒造 杜氏・鈴木隆広さんpr_ishiisyuzou_kanbaisyuzou05

「今回、同じスペックでお酒を造りましたが、造り方がかなり違うので味のタイプも異なったものに仕上がっていると思います。人によって好みは分かれるんじゃないかな?どちらの『彩の原石』も飲み比べていただいて、味の違いを感じていただくのも楽しみです。」

「僕としては、味はおおよそ狙い通りにできました。香りもバランスが良く、上品な仕上がりです。ただ”味の勝負”というのはもちろん初めてなので、正直プレッシャーはありますね。ましてや後輩との対決なので・・・。」

ややプレッシャーを感じている様子の鈴木杜氏。しかし、最後にはこんな言葉も聞けました!

「勝負には、やっぱり勝ちたいです。石井酒造のお酒はかなり個性的なのでインパクトはありますよね。でも…ちょっと変化球に頼りすぎなんじゃないかな?笑 やっぱりストレートありきの変化球ですよね。そういう意味で、こちらのストレートな日本酒が勝ってほしい、という想いはあります。」

後輩には負けられない、というプライドが垣間見れました!

石井酒造 杜氏・和久田健吾さん
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去年も、今回と同じ地元産の「さけ武蔵」を使った仕込みをしたのですが、その経験が活きました。自分で言うのもなんですが、結構いい感じです(笑)。 石井酒造らしい、ほどよい甘み・重みのあるお酒に仕上がっています。勝負はお客さんの好みによると思いますが、その甘さを気に入っていただけると嬉しいです。」

先輩である鈴木杜氏との対決については、こうも話してくれました。

「鈴木さんはストレートでキレイな日本酒を造ります。その技術はすごいですし、僕も見習いたいと思っています。ただ・・・ストレートすぎてちょっと退屈かな、とも思ったり(笑)。 こんなこと言ったら怒られますが、日本酒としての魅力度は負けてないと思っています。」

おおっと、こちらも先輩相手とは思えない強気な発言!

両者の対決がいったいどんな結末を迎えるのか・・・今から楽しみでなりません!!

埼玉清酒に新たな風を!若手酒蔵の想い

両蔵の杜氏にお話を伺っていて印象的だったのは、どちらも”埼玉清酒を盛り上げたい”という熱い想いを持っていること。石井酒造の石井誠さんは「今回のプロジェクトが、埼玉の日本酒に注目されるきっかけになればいい」と語ります。

もともと、お互いの技術研鑽が目的だった共同醸造。
しかし、せっかくやるなら世間の注目を集めて埼玉清酒の魅力を届けたい!と考え、今回のような”対決型”のプロジェクトに。
「20代の大吟醸プロジェクト」で話題になった石井酒造らしい、常識にとらわれないユニークな取り組みですよね!

実は石井酒造は2016年にも新しいプロジェクトを準備中だとか…!?
日本酒業界に話題を起こし続ける”業界最年少コンビ”にますます目が離せません!

前代未聞の”酒造り対決”。その結果を決めるのは他ならぬ皆さんです。

決選投票イベントは「KURNAD SAKE MARKET」でいよいよ今週末からスタート!
ぜひイベントに参加し、歴史の証人となってください!!

 

初戦   :12月19日(土) 12:30〜 @浅草店 前売りチケットはコチラから
2回戦:12月20日(日) 12:30〜 @池袋店 前売りチケットはコチラから
3回戦:12月23日(水) 12:30〜 @渋谷店 前売りチケットはコチラから
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■本プロジェクトに関するお問い合わせ先

石井酒造株式会社 代表・石井誠

〒340-0156 埼玉県幸手市南2-6-11
TEL:0480-42-1120(代表)
FAX:0480-43-4300

sponsored by 石井酒造株式会社

 

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