こんにちは!SAKETIMESライターの梅山紗季です。暑さも落ち着き、少しずつ秋の気配が感じられるようになってきましたね。今回は、そんな秋においしさを増す果物・葡萄と、日本酒とを組み合わせたデザート・葡萄と日本酒のムースのレシピをご紹介します!

お好きな日本酒でどうぞ!手軽に買える材料だけで作れます!

葡萄と日本酒のムース、材料は以下の通りです。
【材料】
・お好きな日本酒 50cc
・100パーセントグレープジュース 150cc
・お砂糖 30g
・ヨーグルト 80g
・生クリーム 120g
・ゼラチン 5g

・お好きな葡萄 10~15粒ほど

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今回、ジュースはウェルチを、日本酒は群馬県永井酒造の「水芭蕉 純米吟醸」を使いましたが、果汁100%のものなら、ジュースはお好きなものをお使いください。

まずは、水芭蕉をそのまま飲んでみます。色はほぼ無色透明で澄んでいて、端正ながらも、フルーツのような爽やかな香りがします。

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口に入れると、飲み口は比較的軽く、後味もきりっとすっきりしているため、飲みやすさ・料理への合わせやすさが特徴的な味だな、というのが印象です。

今回はこの水芭蕉を使った葡萄のムースのレシピをご紹介します!

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作り方
1, まず、ムースに入れる葡萄を、あらかじめ小さめに切っておき、型に入れておきます。

2, 生クリームを固めに泡立てます。泡立て器ですくって、ピンとツノがしっかり立つくらいを目安にしてください。

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3, 次に、鍋に葡萄ジュースと日本酒、お砂糖を入れて火にかけます。お砂糖を溶かすのが目的なので、完全に溶けたらすぐに火からあげてしまって大丈夫です。お酒が苦手な方は、日本酒だけ少し先に火にかけてからジュースとお砂糖を入れると、アルコールが飛んで、お好みの味になるかと思います。
4, お砂糖が溶ける間に、ゼラチンを水でふやかしておきます。お使いのゼラチンによって溶かすお水の量が違うと思うので、適量で溶かすようにしてください。

5, 3に4のゼラチンを加えて、火からおろします。氷水を張ったボウルの上に鍋を重ね、あら熱をとりながらよく混ぜます。ゼラチンを溶かしきったら、ヨーグルトを加えてさらに混ぜます。画像左のような、淡い紫色になってダマがなくなるまで混ぜていきます。

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6, 熱がとれたら一度氷水を変えて、更に冷やします。よく冷えたら、1で泡立てた生クリームを少しずつ加え、ゴムべらで混ぜます。

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このとき、面倒でも一度氷水を新しいものに変えると、よく冷えてムースがなめらかになります。
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7, 型に流し込んで、冷蔵庫で2時間ほど冷やします。
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8, ムースが固まったら、完成です!

軽やかな食感と、日本酒の香りが印象的

 よく冷やしながら材料を混ぜたことで、舌触りがなめらかなムースに仕上がります。口に入れてみると、フワフワと軽やかな食感と、ほんのり香る日本酒の香りが印象的です。甘さも控えめなので、落ち着いた味わいになりました。甘いムースが好きな方は、お砂糖の量を増やしてみてもいいかもしれません。
お好みで余った葡萄を飾ったり、余ったゼラチンとグレープジュースを固めたゼリーを乗せるのもおすすめです。
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香りが比較的フルーティーな日本酒をお使いいただくと、よく合うかと思いますが、お好きな日本酒で作っていただけるのが、1番嬉しいです!
秋の果物・葡萄を沢山使ったこちらのレシピ、これからの季節にオススメです。そのままでも勿論、おいしい葡萄と日本酒ですが、ぜひ一手間加えて、おめかししたデザートを作ってみてくださいね。

今後も、みなさまのお酒を味わうときがおいしく、愉しいものになるような記事を提供していきます。

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