こんにちは、SAKETIMES編集部です!
日本酒ファンならチェック必須のイベントAOYAMA SAKE FLEA(アオヤマサケフリー)が11月7日(土)、8日(日)に開催されました!今回はその様子をレポートいたします!
AOYAMA SAKE FLEAって?
農家の方を中心としたコミュニティであるFarmer’s Market @ UNU5周年を機にファーマーズマーケットの中でAOYAMA FOOD FLEAというイベントをスタートさせました。AOYAMA FOOD FLEAでは“食の多様性”をテーマに、さまざまな職人の方や料理人の方にスポットを当てたイベントを開催しており、その中でも、日本酒をテーマに開催しているのがAOYAMA SAKE FLEAです。
場所は青山通りの国連大学前!
AOYAMASAKEFLEAの開催場所は、青山のど真ん中!青山通りの国連大学前!渋谷、表参道、外苑前からも歩けて、アクセスもスムーズです!
あいにくの雨にも関わらず、多くの方が来場!
実は、SAKETIMES編集部が訪れた11月8日(日)は、あいにくの雨模様・・・。
ですが、ご覧ください!この大勢の人!AOYAMASAKEFLEAファンの多さに感動しました!
ファン興奮必至!かわいい!SAKE FLEAグッズ!
エントランスで、まずはチケットとお猪口を購入。
なんと、AOYAMA SAKE FLEAオリジナルてぬぐいの姿が!SAKETIMES編集部は、もちろん購入!
持っているだけでテンション5割増なかわいいお猪口をいただいて、さあ、AOYAMA SAKE FLEAスタートです!
まずはお燗であったまっていきましょう!
雨で冷えた身体にうれしい心配り!お燗のブースがありました!季節もきっちり意識しているんですね。
今回、SAKETIMES編集部は、すっきりとした後味の吉乃友酒造「純米 旨辛」を皮切りに、
今西酒造「菩提酛 三諸杉」もお燗でいただきました!「菩提酛 三諸杉」のお燗はまろやかな酸と旨味がたまりませんでした!
お燗でスタートもなかなかオツな楽しみ方だと改めて実感。季節にあったイベントの楽しみ方を模索するのもまた一興ですね!
日本酒と相性抜群なフードも大充実!
こちらは、カツオとブリのタタキ。レモンをかけていただきます!粗塩のみでいただけるのは旨味が凝縮されているから。旨口、辛口の日本酒できゅきゅっといきたいところですね。
そしてこちらもレモンをかけてさっぱりといただくサーモン!とろけるような食感がたまりません!酸の効いた造りの仙禽との相性が抜群でした!
そして!ムール貝!まさかここでいただけるとは!こちらはすっきりとしていて、ミネラル感を楽しめる味わいの山の井純米吟醸と好相性!
そして!お漬物も!らっきょうに、千枚漬けに奈良漬!ちょっとつまみたいときに最適なラインナップですね!
お漬物を提供してくださったのは、神戸市北区にあるお漬物やさんの「まつだ」さん。今回のイベントのテーマともなっている「発酵」にちなんだおつまみが食べられるのも魅力ですよね。
おふたりとも、いい笑顔です!
DJブースにはなんと高嶋酒造杜氏高嶋一孝さんが登壇!
なんと!楽曲担当は、高嶋酒造社長兼杜氏でありDJの高嶋一孝さん!高嶋さんは学生時代から渋谷・表参道近辺のクラブ、野外フェスなどでDJとして活動されていました。現在では蔵入りする秋から春までは杜氏として酒造りに携わり、夏場はDJとして活動されています。
高嶋さん:「いくつか日本酒イベントに参加させていただいているんですが、はじめのうちは、本当にBGM程度だったんですよ。でも、平和酒造の山本さんと一緒になったイベントで、もっと踊れるくらいのかけちゃっていいんじゃないのって言われて。やってみたらけっこうはまったんです。それからは、こんな感じで場所に合わせて自由にやってます。日本酒を好きな若手の層がクラブ全盛期の方が多かったりするので、共感を得やすいのかなと思います。」
高嶋さんはCDもリリースされているとのこと!気になったそこのあなたは要チェック!購入後はもちろん日本酒でパーリナイですよ!
酒蔵の方々にお話をお伺いしました!
・宮坂醸造株式会社
言わずと知れた、有名銘柄の真澄を醸す宮坂醸造。今回のおすすめは、アルコール度数が低めに造られた「YAWARAKA TYPE-1」。すっきりとした味わいで、食中酒としてもおいしい日本酒です。
「すごくフリーで、気軽で、いい空間だと思うんです。他の日本酒イベントは、蔵元のぼくらからしても少し閉鎖的なのかな?という印象があるんですが、ここにはそれがない。自由にきて、自由に楽しめる。それでいて、ふらっと発酵文化にも触れられる。とてもいい試みだと思う。」と宮坂さん。
・八戸酒造株式会社
主力銘柄の「陸奥八仙」、「陸奥男山」が魅力の八戸酒造株式会社。特におすすめの「陸奥男山CLASSIC」は初しぼりをご用意いただきました。昔ながらの製法で丁寧に造られた男山は、しっかりと米の甘みを感じられる味わいでありながら、きれいな後味が魅力です。「新しい試みのイベントに参加できて光栄です!」と駒井さん。
・吉田酒造店
吉田酒造店のおすすすめは,まだ未発表の11月中にリリース予定の27BY!すっきりとした飲み口ながらも、ほどよい米の甘みも感じられる味わいでした。近日リリース予定とのことで要チェックですよ!
「こういう空間はなかなかないですよね。
親しみのある楽曲が流れているから、すっと入ってこれて、さらに日本酒と発酵文化を知ることができる。僕ら世代はみんなとても居心地がよい空間だと思うんです。」
・今西酒造株式会社
今西酒造さんの醸す日本酒はひらがな表記の「みむろ杉」が新しい製法、SAKETIMES編集部が記事冒頭で楽しんでいた漢字表記の「三諸杉」は菩提酛仕込みという製法で造られています。お水は神山から湧き出るやや軟水を使用。素材のやわらさと造りの力強さを併せ持つ日本酒を醸す老舗蔵。「今回初参加です!都会の真ん中で開催されていてびっくりです!いろんな方が訪れる場所なので、とても面白いと思います!」
新米に!物販も!お土産も大充実です!
イベント会場真ん中の物販スペースでは、新米や玄米、お味噌も購入可能!三重県から「国津農園」さんがいらしていました!
そして、なんと今回Farmer’s初出店!さらに、こちらのお米は、「あなたが選ぶ日本一おいしいお米コンテスト」にて優良金賞を獲得しています!
SAKETIMES編集部もこちらで新米とお味噌を購入しました。お味噌は黒大豆を使った香ばしさとやわらかな発酵の甘みが味わいの魅力。ここでちょっとレシピをご紹介。炊いた新米と混ぜて、さらにそこに大葉をプラスし、焼きおにぎりにしたら最高でした!もちろん、日本酒と相性抜群です!
そしてもちろん、お土産として日本酒も購入可能!お気に入りを見つけておうちでも楽しめるのが嬉しいですね。今日のイベントに参加できなかった方にお猪口とともにプレゼントしても喜ばれそう!
はじめての方をキャッチ!お客さまの声
写真左側女性「日本酒好きの友人に連れられてきました!日本酒っておもしろいですね。ここはとてもアクセスしやすいですし、いろんな種類を楽しめるのが魅力だと思います!日本酒おいしいです!」
多くの人が訪れる場所だからこその工夫、そして魅せ方がAOYAMA SAKE FLEAには溢れています。都会の真ん中で、日本酒のルーツをテーマにしたイベントを行う、そういった一見ミスマッチとも思えるような試みこそが人の心を惹きつけ、興味をそそるのかもしれません。場所の魅力とそのものの魅力が合わさったときに大きな発信力として機能するその一端を、このイベントで垣間みることが出来ました。
「日本酒がここにもある」そんな場所がこの都会のあちらこちらに増えてくれること、みなさんと日本酒との出会いがこれからさらに増えていってくれること、それをSAKETIMES編集部は応援し、そして、私たち自身もまた、それを発信していく一員でありたい。そう、このイベントを通して改めて感じました。
今までになかったスタイルで、多くの日本酒ファン、そして日本酒ビギナーの方々の心も鷲掴みにするコンテンツが溢れるAOYAMA SAKE FLEA。
今後もさらなる魅力的なコンテンツが増えてくことでしょう!
次回は来春開催!!
なんと次回開催も決定しています!
来年の春が今から待ち遠しいですね。
SAKETIMES編集部はこれからもAOYAMA SAKE FLEAを応援し続けます♪
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