北海道の玄関口、新千歳空港。ターミナルビル内では、さまざまな北海道土産が販売されています。その中で、今回は新千歳空港で人気の日本酒を調査しました。
「北海道本舗」の販売員がおすすめする北海道の地酒
今回、調査の舞台となるのは「北海道本舗」。新千歳空港の中でも、北海道の地酒の品揃えがかなり豊富なお店です。また、ご協力いただいたスタッフの徳原さんは生まれも育ちも千歳で、日本酒にもかなり精通していらっしゃいます。
そんな徳原さんに「北海道本舗」でおすすめの日本酒を聞いてみました。
「どれも美味しいのではっきりとは答えづらいのですが・・・私たちのお店では道内にある蔵元の日本酒をかなりの数、取り揃えています。その中でもおすすめは道産米を使用した日本酒です」
「特に人気のお酒でいうと、まずは『耕人』」
「北海道夕張郡栗山町の小林酒造が、空港限定で造っている日本酒です。米の甘みが楽しめ、酸味は少ないです。米、麹、水すべてが道産のものを使ってますね。飲み方は、10~15度位の温度で少し冷やして飲むと美味しいですよ」
「次に『国士無双』です。北海道旭川市の高砂酒造が造っている日本酒です。辛口で、旨味がありスッキリと飲めます」
持ち運びやすい小瓶や女性に人気のワンカップも!
「あと、おすすめは小瓶タイプですね。銘柄は『千歳鶴』や『国稀』など有名銘柄が人気です」
「これは『北海道地酒のみくらべ』のセットなんですが、おちょこがついているんですよ」
「ワンカップタイプも人気です。価格が500円以下で買いやすく、パッケージも可愛らしいですよ。そのため、女性のお客様にも好評です」
今回の調査を通じて感じたことは、北海道地酒の人気の高さです。私が取材している最中にも、一升瓶を何本もまとめ買いしている方がチラホラといました。
徳原さんによると、旅先で北海道の地酒を知って、そのまま「北海道本舗」で購入する方が多いそうです。北海道の地酒の特徴は、淡麗でキレがある味。これは北海道の食材とよく合います。北海道には魅力的なお土産が数多くありますが、それらといっしょに北海道の地酒を楽しむのもいいですね。
(取材・文/ミトモナオ)