こんにちは、SAKETIMES編集部、酒匠の山口奈緒子です。

みなさんは「甘酒(あまざけ)」を飲んだことはありますか?

甘酒については、これまでいくつかお伝えしてきました。

参考:
夏の栄養ドリンクは甘酒にきまり!
七夕と日本酒の意外な関係とは?
日本の文化「五節句」と日本酒の関係

上に挙げた記事にもありますが、江戸時代には栄養ドリンクとしても飲まれていたくらいにビタミンやその他の栄養素がたくさん含まれている飲み物です。しかし、現代では甘酒を飲む習慣は定着しているとは言えず、飲んだことがない人までいるのではないでしょうか?

そんな甘酒ですが、今若い世代を中心に甘酒が流行っているってご存知でしたか?
どうやらAmazake Morningという名の甘酒が、ひそかにブームになっているということなのです。

なぜ、今甘酒が流行っているのでしょうか?

 

1. Amazake Morning とは?

Amazake Morningは、ライフスタイルプロデューサーとしてオリジナルやセレクト商品を扱うウェブマガジンNEXTWEEKENDを主宰している、村上萌さんがプロデュースする甘酒です。
甘酒をつくっているのは、富山県魚津市にある「宮本みそ店」。

村上さんと宮本みそ店さんは、2012年の3月の土曜日の朝、東京青山にて毎週末開催されているファーマーズマーケットで出会ったそうです。そのとき飲んだ甘酒のおいしさから、「もっともっと多くの女の子にカジュアルに飲んでほしい!!」とスタートさせました。

また、Amazake Morningという名前の由来については、『甘酒を毎朝飲みたくなるほど身近な生活に取り入れてもらえたら… という想いから“Amazake Morning”としました♪』とwebサイトにあります。

 

2. ノンシュガー・ノンアルコール!ピンク色の甘酒

村上さんが、Amazake Morningを始めたきっかけの1つに、甘酒がまだまだお酒だと思われているとの理由もあると書いてありました。たしかにアルコール分を含む甘酒もあるのです。

甘酒には2つ種類があります。
酒粕を使ってつくられるものと、麹からつくるものです。

実は酒粕には8%ほどのアルコール度数が含まれています。それを使用してつくる甘酒には必然的にアルコールが含まれているということになるのです。(つくる際に完全にアルコール分を飛ばせば大丈夫だと思いますが。)また、酒粕からつくる純粋な甘酒は甘さもありませんので、甘くするには砂糖をいれる必要があります。

そして、もう1つが麹からつくるものなのです。
こちらは発酵の段階で甘さが出てくるため、麹からつくる甘酒の甘味は自然の甘味ということになります。

Amazake Morningの甘酒は、後者の「麹からつくる甘酒」です。
ですので、ノンシュガー・ノンアルコールというわけです。

また、Amazake Morningはかわいい「ピンク色」の甘酒であるということも特徴の1つです。
これもなにか添加物を使っているわけではありません。原料に黒米を加えることで自然なピンク色を付けているのですね。

ノンシュガー・ノンアルコール、そして天然のピンク色の甘酒。
これを聞いただけでもなんだか飲みたくなりますよね。

 

3. モデルやスポーツ選手も愛飲

さらには、モデルやスポーツ選手も愛飲しているとのこと。
モデルの大桑マイミさんスタイリストの亀恭子さんは、ホームパーティの手土産に。
そしてプロサッカー選手の大久保嘉人さん、都倉賢さんも試合に向けて、お腹の調子を整えるのに毎朝飲んでいるとのことです。

栄養満点で麹の酵素を摂取できることから、一部の若者の間では健康維持には欠かせないアイテムとなりつつあるようですね。
以上です!

体にいいとは聞きつつも、ちょっと手が出しにくい甘酒ですが、Amazake Morningのように若者に親しまれやすい形にリメイクされると「ちょっと飲んでみようかな」と思えますよね。
みなさんもぜひ1度このピンクの甘酒を飲んでみては?

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