おもちゃメーカー・バンダイの「ガシャポン」と日本酒専門WEBメディア「SAKETIMES」がコラボしたコレクションフィギュア「日本の銘酒 SAKE COLLECTION」の第3弾が、2022年10月19日から順次、全国で販売されています。

SAKETIMESが厳選した全国の銘酒の一升瓶をミニチュア化し、ガシャポンとして、全国のおもちゃ売場・量販店・家電店などに設置されたカプセル自販機にて販売するこの企画。第3弾として選ばれたのは、以下の6銘柄です。各地を代表する地酒銘柄を選定しました。

  • 「浦霞 純米酒」佐浦(宮城県)
  • 「越乃寒梅 純米吟醸 灑」石本酒造(新潟県)
  • 「澤乃井 純米大吟醸」小澤酒造(東京都)
  • 「白鶴 上撰」白鶴酒造(兵庫県)
  • 「開運 祝酒 特別本醸造」土井酒造場(静岡県)
  • 「加賀鳶 純米大吟醸 藍」福光屋(石川県)

おもちゃメーカー・バンダイの「ガシャポン」と日本酒専門WEBメディア「SAKETIMES」がコラボしたコレクションフィギュア「日本の銘酒 SAKE COLLECTION」の第3弾

参加酒蔵からのコメントを紹介!

『日本の銘酒 SAKE COLLECTION』の第3弾としてSAKETIMESが厳選した日本酒について、参加酒蔵の担当者さんからコメントをいただきました。

「浦霞 純米酒」佐浦(宮城県)

宮城県塩竈市に蔵を構える佐浦の創業は1724年(享保9年)。1800年代になってからは、鹽竈(しおがま)神社の御神酒酒屋を務めるなど、地元で長く愛されている酒蔵です。

飲み飽きしない酒質の「浦霞」の中でも、「浦霞 純米酒」は日々の食卓に寄り添うすっきりとした味わいの一本。魚の煮付けや焼き鳥と相性が良く、燗にしても美味しい、バランスの良い純米酒です。

浦霞 純米酒

佐浦 齋藤正行さんのコメント

フィギュアを手に取った方々が、実際に「浦霞」を飲んでみたいと思っていただけたらうれしいです。裏ラベルの文字など、細かいところまで再現性が高く、驚きました。本物の「浦霞」と並べて、比べてみてください。

「越乃寒梅 純米吟醸 灑」石本酒造(新潟県)

石本酒造は1904年(明治40年)に新潟県の中蒲原郡大江山村(現在の新潟市)で創業しました。大吟醸酒でも普通酒でも変わらず、香りと味わいのバランスが良い上品な日本酒造りを目指しています。きれいですっきりとした飲み口が特徴の銘柄です。

「越乃寒梅 純米吟醸 灑」は2016年に発売された、「越乃寒梅」ブランドの中では新しい商品です。「越乃寒梅」の特徴であるきれいですっきりとした酒質をベースに、ふくらみのある味わいの純米吟醸酒に挑戦しています。

越乃寒梅 純米吟醸 灑

石本酒造 竹内佑介さんのコメント

私たちが大事にしているのは、日本酒を通じて地域の発展に貢献すること。今回の取り組みは、日本酒の裾野を広げ、必ず未来につながると確信しました。非常に精巧な仕上がりで、特にラベルの「灑」の箔押しが再現されているのは素晴らしいと思いました。お客様にどんなふうに楽しんでいただけるのか、SNSでの反応が楽しみです。

「澤乃井 純米大吟醸」小澤酒造(東京都)

小澤酒造の創業は1702年(元禄15年)。当時、酒造業を営んでいたことが過去の文献に記されています。東京都青梅市にある小澤酒造は、都内にある9蔵の中でもっとも西側にあり、自然が豊かな国立公園の中に立地。昔ながらの飲みごたえのある日本酒だけでなく、さまざまなバリエーションの商品を展開しています。

「澤乃井 純米大吟醸」は、2021年、フランスで開催された日本酒コンテスト「Kura Master」にて最高位のプレジデント賞を獲得。フランスのトップソムリエらに認められた一本です。現在は完売していますが、来年2月に再販を予定しています。

澤乃井 純米大吟醸

小澤酒造 福岡睦月さんのコメント

このガシャポンが、日本酒が幅広い世代に楽しまれるきっかけになってくれたらうれしいです。特に、東京都の日本酒は都内やその周辺の方々にしか知られていないので、他の地域の方々にも知っていただきたいですね。酒蔵見学もお待ちしています。

「白鶴 上撰」白鶴酒造(兵庫県)

白鶴酒造の創業は1743年(寛保3年)。日本三大銘醸地のひとつとされる、兵庫県の灘で酒造りを続けてきました。兵庫県と言えば、"酒米の王様"とも呼ばれる山田錦の生産量が全国トップということでも知られています。

「白鶴 上撰」は白鶴酒造のメイン商品。食事を邪魔しないきれいな味わいの普通酒で、たくさんの日本酒ファンに親しまれてきました。冷やしても常温でも温めても美味しく飲める、懐の深い酒質です。

白鶴 上撰

白鶴酒造 赤澤立夫さんのコメント

ラベルの色、瓶の色、キャップの色、すべてを忠実に再現していただき、非常にクオリティが高い仕上がりでびっくりしました。日本酒に馴染みのない方々に、"飲む"以外の接点をつくれる取り組みなのではないかと思います。そこからさらに、「日本酒を飲んでみたい」「酒蔵に行ってみたい」と思っていただけたらうれしいですね。

「開運 祝酒 特別本醸造」土井酒造場(静岡県)

静岡県の西部・掛川市で酒造りをしている土井酒造場。創業は1872年(明治5年)で、今年150周年を迎えました。静岡県を代表する酵母「HD-1」はこの蔵から抽出されました。県が開発した酵母を中心に、香りが穏やかでふだん使いしやすい食中酒を目指しています。

「開運 祝酒 特別本醸造」のコンセプトは日常酒。麹米には山田錦を使用し、精米歩合は60%と吟醸酒を名乗れるスペックですが、土井酒造場の蔵人たちも日々の晩酌でこの日本酒を楽しんでいるようです。

開運 祝酒 特別本醸造

土井酒造場 土井弥市さんのコメント

子どもが3人いて、みんなガシャポンが好きなんです。第1弾・第2弾を見て、うちも参加したいと思っていました。巻紙は何度も作り直してもらい、細かい注文に応えていただきました。海外に営業に行く時の販促品としても使えそうです。日本酒ファンの方々だけでなく、飲食店や酒販店の方々にも、お店に飾ってほしいですね。

「加賀鳶 純米大吟醸 藍」福光屋(石川県)

石川県金沢市に蔵を構える福光屋は1625年(寛永2年)の創業。2001年に全量純米酒を宣言し、現在は契約栽培米を中心に酒造りをしています。加賀鳶は、1992年にリリースされた、福光屋の主要銘柄のひとつ。東京市場への挑戦をテーマに、大名火消し「加賀鳶」の粋な姿をコンセプトに開発され、旨味がありつつも余韻のキレが良い味わいです。

その中でも、「加賀鳶 純米大吟醸 藍」は華やかな香りとリッチな旨味が特徴で、素材を生かした繊細な料理と好相性。契約栽培した兵庫県産の山田錦を100%使用した、こだわりの一本です。

加賀鳶 純米大吟醸 藍

福光屋 岡本亜矢乃さんのコメント

特に色味の再現に感動しました。「加賀鳶 純米大吟醸 藍」のボトルは艶っぽい瑠璃色ですが、限りなく実物に近い色味になっています。薄くベージュがかかっているラベルとロゴのコントラストなど、細かい点まで精密に再現していただきました。

加賀鳶はブランドとして今年で30周年を迎えます。ぜひ、本物の日本酒を飲みながら鑑賞していただきたいです。キャラクターやジオラマといっしょに撮影された写真を見るのが楽しみですね。

全国のおもちゃ売場・量販店・家電店などで順次販売!

本企画を担当したバンダイの山本麻柚子さんは、「第1弾も第2弾も、InstagramやTwitterで、お気に入りのフィギュアといっしょに撮影された写真がたくさん投稿されていました」と、これまでの反響を振り返ります。

さらに、「どの酒蔵も自社の銘柄をとても大事にしているので、その想いを損なわないクオリティを目指しました。みなさん、非常に協力的で、改めて感謝したいと思います。日本酒が大好きで立ち上げた企画なので、若年層やインバウンドのお客様にとって、日本酒に触れるきっかけになったらうれしいです」と話してくれました。

おもちゃメーカー・バンダイの「ガシャポン」と日本酒専門WEBメディア「SAKETIMES」がコラボしたコレクションフィギュア「日本の銘酒 SAKE COLLECTION」の第3弾

『日本の銘酒 SAKE COLLECTION 3』は、全国のおもちゃ売場・量販店・家電店などで、順次販売されていく予定です。日本酒好きの方も、ガシャポン好きの方も、ぜひお買い求めください。

(文:SAKETIMES)

◎ 商品情報

  • 商品名:日本の銘酒 SAKE COLLECTION 3
  • 発売日:2022年11月19日より順次発売
  • 販売価格:1回300円(税込)
  • 対象年齢:20歳以上
  • 素材:フィギュア本体・お猪口ともにMABS
  • ラインナップ(全6種):
    ・「浦霞 純米酒」佐浦(宮城県)
    ・「越乃寒梅 純米吟醸 灑」石本酒造(新潟県)
    ・「澤乃井 純米大吟醸」小澤酒造(東京都)
    ・「白鶴 上撰」白鶴酒造(兵庫県)
    ・「開運 祝酒 特別本醸造」土井酒造場(静岡県)
    ・「加賀鳶 純米大吟醸 藍」福光屋(石川県)
  • 主な販売場所:全国のおもちゃ売場・量販店・家電店などに設置されたカプセル自販機

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