夏の暑さがだんだんと和らぎ、過ごしやすくなる秋は、屋外でレジャーを楽しむにはぴったりの季節です。特に、準備も手軽でおいしい食事も満喫できるのがバーベキュー(BBQ)。お好みの肉や野菜を焼いて、仲間同士ワイワイと過ごしながら、青空の下で飲むお酒はとびきりおいしく感じます。

BBQと一緒に楽しむお酒といったら、やっぱりビール!も、もちろん良いのですが、日本酒だってBBQとの相性は抜群。今回は、おしゃれなデザインと持ち運びやすさで、思わず外に連れ出したくなる純米酒で「BBQ×日本酒」の楽しみ方をご紹介します。

東京のまんなかでリゾート気分を満喫

今回訪れたのは、JR京浜東北線・東急大井町線「大井町」駅から徒歩約5分というアクセスしやすいロケーションにある「THE BBQ BEACH」。2018年8月にオープンしたばかりの複合スポーツエンターテイメント施設「スポル品川大井町」内にあるBBQ場です。

場内は「デイキャンプゾーン」、「ラグジュアリーゾーン」、「ビーチゾーン」の3つに分かれていて、都心にいながらそれぞれ異なる雰囲気でBBQを楽しむことができます。

都市型BBQ場「THE BBQ BEACH」の外観

注目は、海外リゾートのビーチハウスをテーマにしたというビーチエリア。アメリカンスタイルのBBQが楽しめるWeber(ウェーバー)のガスグリルをはじめ、キッチンツールや調味料などが使用可能で、食材や飲み物は各自が持ち込むスタイルです。

さらにビーチサンドを敷いた撮影ポイントもあり、若者を中心に連日お客さんが絶えないフォトジェニックな人気エリアになっています。

BBQを愛する男が語る、「BBQ×日本酒」のよい関係

お話をうかがったのは「THE BBQ BEACH」のプロデュースを手掛ける株式会社デジサーフの代表取締役 高橋佳伸さん。

高橋さんは"BBQをもっと身近に簡単に"をテーマに、全国に展開している都市型BBQ場「デジキュー」を運営するなど、BBQ人口の拡大に力を入れています。

「THE BBQ BEACH」のプロデュースを手掛ける株式会社デジサーフの代表取締役 高橋佳伸さん

屋外で食事を楽しみたいなら、レストランのテラス席やビアガーデンなど、BBQ以外の選択肢もあるはず。高橋さんの考えるBBQならではの魅力とはどんな点にあるのでしょうか?

「私たちが運営しているBBQ場の場合、施設ではなくアウトドアキッチンを提供しているという感覚です。決められたメニューの中から料理を選んで注文するなら、飲食店で食事をするのと同じこと。アウトドアキッチンを提供することで、持ち込んだ食材やお酒次第でさまざまな楽しみ方ができるのが魅力だと思います」

"アウトドアだから安く済ませよう"ではなく、"いいものを楽しみたい"という人が多いのも最近の傾向だと高橋さんは話します。

「こだわりの牛肉と日本酒を持ち込み、ペアリングを楽しむイベントを企画する人もいますよ。たくさんの人が集まって、BBQと日本酒を一緒に楽しんでいる姿が印象的でした」

アウトドアシーンにおすすめの純米酒「SHUSHU」

「BBQ×日本酒」が盛り上がっている様子を語ってくれた高橋さん。そんな高橋さんが「BBQにぴったり」と話すのが「SHUSHU(シュシュ)」。純米酒売上No.1(※)を誇る沢の鶴株式会社が手掛けた、さまざまなシーンでよりカジュアルに楽しめるお酒です。

(※)純米酒の売上No.1:インテージSRI調べ純米酒(特別純米酒含む)2017年7月~2018年6月累計販売金額(全国スーパーマーケット/CVS/酒DS計)

沢の鶴「SHUSHU」

アルコール度数は10.5度と低めに抑えながら、麹を通常の2倍以上使うことで、飲みやすさとふくらみのある旨味を両立させているといいます。鶴をモチーフにしたという赤・白・黒のポップでキュートなボトルデザインも印象的。180mlのボトルで300円(税別)という手に取りやすいサイズと価格もポイントです。

「種類が豊富な日本酒は、いろいろ飲み比べしたくなるお酒。そう考えると、180mlという量はちょうどいい。手に持ったときのサイズ感も、持ち運びやすくていいですね」

「SHUSHU」を試飲する高橋佳伸さん

「フルーツのような華やかな香りに、ほのかな酸味と甘み、コクが相まって、すいすい飲めておいしいんです。これなら女性にも好まれそうですね。一見、『ワインかな?』と思えるようなボトルデザインもおしゃれ。THE BBQ BEACHは白を基調としているんですが、そのテイストともぴったり合ってますね」

高橋さんが絶賛する「SHUSHU」と本格BBQ、どれぐらい相性がいいのか、早速確かめてみましょう。

「SHUSHU」を片手に、夏の終わりのBBQパーティー

屋根の隙間から日差しが零れ落ちる中、SHUSHUと一緒にBBQパーティーがスタート!早速、持ち込んだ食材をガスコンロの上に乗せていきます。お肉や野菜がジューっと焼ける音、食欲をそそる香ばしい香りがあたりに広がります。

軽快に肉を焼く高橋佳伸さん

今回は、高橋さんおすすめのBBQ料理にもチャレンジしました。「BBQはやっぱり肉が食べたい!」という思いに応えつつ、事前に"漬け込む"というひと手間を加えるだけで、ワンランク上の味になる絶品メニューです。

「ローズマリーチキンのBBQグリル りんごソース添え」

「ローズマリーチキンのBBQグリル りんごソース添え」の材料

【材料】(3~4人分)

  • 鶏もも肉......1枚(約300g)

<漬け込み材料>

  • ローズマリー......1枝(乾燥タイプでもよい)
  • りんご......1/4個
  • マスタード......小さじ2
  • にんにく......1かけ
  • 塩......小さじ1/2
  • 黒こしょう......適量

<りんごソース>

  • りんご......1/2個
  • オリーブオイル......小さじ2
  • 酒......小さじ4
  • 米酢......小さじ2

【下ごしらえ】

  • りんごとにんにくはすりおろし、ローズマリーは枝から葉をしごき取る。鶏もも肉は余分な皮や脂を取り除く。
  • 鶏もも肉と漬け込み材料を密閉ビニール袋に入れ、軽く揉み込み、冷蔵庫で一晩置く。

ローズマリーとリンゴ、マスタードに漬け込んだ鶏もも肉

【作り方】

  1. ソース用のりんごは、小さめの一口大に切る。
  2. アルミ皿に、りんご、オリーブオイルを入れ、グリルの上で6~7分ほど焼く。りんごがしんなりしたら、酒と米酢を加え4~5分煮る。
  3. 漬け込んだ鶏肉を、グリルで皮目から焼く。こんがり焼き色がついたら上下を返し、完全に火が通るまで3~4分ほど焼く。

「THE BBQ BEACH」でのバーベキューの様子

下ごしらえをしておけば、あとは焼くだけ! 焼き目がつくまでしっかり焼くことで、表面はパリッ、中はジューシーな仕上がりに。ローズマリーのさわやかな香り、マスタードの粒感とほのかな刺激がアクセントになった、ちょっと大人のお手軽BBQメニューです。

ベビーリーフやローズマリーを添えて、BBQをお洒落に演出するひと皿が完成!りんごソースと、お好みでマスタードをどうぞ。

沢の鶴「SHUSHU」とバーベキュー

下味とソースにたっぷり使ったりんごが、このメニューのポイント。「SHUSHU」の持つフルーティーな酸味と、りんごソースのさわやかな甘みと酸味は相性抜群です。料理とお酒の味が心地よくなじみ、口の中いっぱいに広がっていきます。この至福の瞬間を満喫できるのも、BBQならではの醍醐味ではないでしょうか。

沢の鶴「SHUSHU」とバーベキュー

手軽に持ち運べる「SHUSHU」は、キンキンに冷やしてボトルからそのまま飲んだり、あるいはグラスに注いてオンザロックで楽しんだりするのもおすすめ。クセのない味わいなので合わせる料理を選びません。さらに、フォトジェニックなボトルは会話のきっかけにもなりますね。おいしさも、ボトルデザインも、アウトドアやレジャーにとてもフレンドリーなお酒です。

これから秋に向けての行楽シーズン、「SHUSHU」は、BBQをはじめとしたアウトドアシーンに華を添えてくれるに違いないフォトジェニックな純米酒です。キュートでおいしい「SHUSHU」を、ぜひ屋外で楽しんでみませんか。

(取材・文/芳賀直美)

◎商品情報

◎撮影協力

  • THE BBQ BEACH スポル品川大井町店
  • 住所:東京都品川区広町2丁目1-19 スポル品川大井町 内
  • 利用時間:(平日)12:00~16:00、18:00~22:00、(土曜・祝日・祝前日の日曜日)11:00~14:00、15:00~18:00、19:00~22:00、(日曜)11:00~14:00、15:00~18:00

sponsored by 沢の鶴株式会社

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