日本酒はおいしい飲み物ですが、飲み過ぎには注意が必要です。そこで二日酔いを防ぎ、飲酒で健康を害さないための3つのコツをまとめました。
1.お酒だけで飲まないこと
何も食べずにお酒だけを飲んでいると、アルコールを急激に吸収してしまうので身体によくありません。お酒を飲む時は、一緒に食事やおつまみなどを食べることでアルコール吸収のスピードを穏やかにすることができます。また、食材によっては、肝臓のアルコール分解の機能を助けるものもあります。
食事やおつまみと一緒にお酒を飲めば、お腹がほどよく満たされるので相対的に飲める量も減り、歯止めがかかりますね。
2. 飲む量を事前に決めておくこと
「今日は好きなだけ飲むぞ!」と気合を入れるのではなく、飲む前にあらかじめ量を決めておきましょう。
一度酔っ払ってしまうと自分がどれだけ飲んだのか把握できず、「まだ飲める」と際限なく飲んでしまいがちです。このような状況を避けるためには、飲む前に「今日はこれだけしか飲まない」と決めて、その分だけお酒を用意するようにしておけば飲み過ぎることはありません。
そのためには、自分が心地よく飲めるお酒の量を把握しておくことが大切です。
3. ひとり酒はほどほどにすること
前述の「飲む量を事前に決めておくこと」とも関連しますが、ひとりでお酒を飲んでいると自分がどれだけ飲んでいるのかわからなくなりがちです。また、飲みすぎたとしても誰も注意してくれません。
それを防ぐためには誰かと一緒に飲むことが有効です。誰かと一緒に飲むことで食事や会話を楽しむ時間も増え、相対的にお酒を飲む量を減らすことができます。
いずれにしてもお酒を飲むときの心構えとして大事なのは、量より質。「ただ酔えばいい」ではなく「楽しく酔う」を意識することが大切です。適量を守って、楽しい日本酒ライフを送りましょう。
(文/SAKETIMES編集部)