日本酒を知る

日本酒を楽しむ

日本酒を考える

特集

"100種類・時間無制限・飲み比べし放題"がいよいよ埼玉に!「KURAND SAKE MARKET大宮店」へ行ってきた

> > > "100種類・時間無制限・飲み比べし放題"がいよいよ埼玉に!「KURAND SAKE MARKET大宮店」へ行ってきた
このエントリーをはてなブックマークに追加

"日本酒100種類・時間無制限・飲み比べし放題"のお店として、池袋・新宿・渋谷・上野に展開している「KURAND SAKE MARKET(クランドサケマーケット)」。たくさんの種類の日本酒を気軽に楽しむことができるため、若者を中心に人気が広がっています。

今回は「KURAND SAKE MARKET」が、東京都以外に初めて出店した「大宮店」をご紹介します。

大宮駅から徒歩8分!埼玉県の蔵元をはじめ、100種の日本酒が並ぶ

JR大宮駅から徒歩8分、黄金色に輝くロケットビルに「KURAND SAKE MARKET大宮店」はあります。その名の通り、ロケットのような形が特徴のビルへ入り、エレベーターで8階へあがります。

3,240円の「時間無制限飲み比べし放題」プランは前払い制。500円で好きなお酒を1杯飲める「ワンコイン」プランはキャッシュオンという料金形態です。「ワンコイン」プランは、会社帰りにちょっと一杯という時に活用できそうですね。

冷蔵庫にずらりと日本酒が並んだ光景は圧巻。常に100種類ほどの銘柄を揃えている「KURAND SAKE MARKET」ならではの光景です。

レジの横にはさまざまな形の酒器があり、好きなものを選んで楽しめるようになっています。

他の店舗と同じく、大宮店も時間無制限。料理の持ち込みは自由となっています。店舗の外へつまみを買いに行くこともできるため、日本酒と肴の組み合わせをいろいろ考える楽しみが広がりますね。

レジカウンターには近くのお寿司屋さんのメニューが!出前を頼んで日本酒といっしょに楽しむ方も多いそうです。

店内には、酒燗器もあるため、温度帯も幅広く楽しむこともできます。

地元・埼玉のお酒に力を入れる大宮店

大宮店限定の銘柄だけでも10本以上あり、まさに「ここでしか飲めないお酒」の宝庫。そんなお店の特徴や魅力について、店頭でお話をうかがいました。

―どんな客層の方が訪れることが多いですか?
平日の夜はサラリーマンの方が多く、土日になると20代の若い方にもよくご来店いただきます。女性のお客さんもいらっしゃいますよ。

近くにお住まいの方が多いのですが、店内の掲示などを見て「埼玉県って日本酒生産量全国4位なんだ!」「こんなにたくさん蔵元があるんだ!」と、新しい発見をしていただけることもあります。

―大宮店の特色は、どういったところがありますか?
地元のお客さんが多いこともあり、蔵元の写真や紹介を店内に掲示し、埼玉のお酒を置くコーナーを設けています。イベントでなくても、県内の蔵元がふらっとお店に立ち寄ってくださることがあるのですが、これも大宮店だからこその特徴かもしれません。蔵元とお客さんがお酒を飲みながら気軽に話せる機会が多いですね。

店内には、手書きで「埼玉地酒」の一覧が貼ってありました。造り手と実際に話をしながら日本酒を楽しみ、なおかつ地元への愛も深められる工夫がされています。

大宮店ならではの3つの銘柄をご紹介!

大宮店で特に人気の高い、地元・埼玉の「KURAND SAKE MARKET」限定銘柄をご紹介します。

まずご紹介するのは、女性にダントツの人気を誇る滝澤酒造(深谷市)の「CRAFT SPARKLING SAKE」。

シャンパンと同じように、瓶の中で発酵させて造られたスパークリングのお酒です。後から炭酸を加えたものに比べて発泡がやわらかく、飲みやすいのが特徴。フルーティーな香りとほのかに米の旨味が感じられる後味を、絶妙なバランスで楽しめる一杯です。

次にいただいたのは「チョコに合う日本酒」として開発された、寒梅酒造(埼玉県久喜市)の「I LOVE CHOCO」

古酒のイメージを変えてくれる1本でしょう。クセが強く、独特の飲みにくさを感じる人もいる古酒ですが、こちらは古酒特有の香りや味わいを抑えつつも、甘味に合わせるための主張はしっかり残っている、バランスの良さが特徴でした。

最後にいただいたのは石井酒造(埼玉県幸手市)の「辛口ばっか飲んでんじゃねえよ 冬」

蔵元の「辛口ばかりが酒じゃない。淡麗ばかりが良酒じゃない。甘口でもうまい酒がある」という想いから、石井酒造と「KURAND SAKE MARKET」を運営するリカー・イノベーションの共同開発によって生まれました。

2月14日に冬バージョンのラベルを発表した後も、引き続き人気を博しているそうです。酸度を高くすることによって、甘口でもすっきりとした飲み口。「これを辛口と思われてしまう方もいらっしゃるんですよ」というお店の方の言葉通り、飲みやすさと芳醇な旨味が共存する美酒に仕上がっています。

また、番外編として兵庫県・富久錦株式会社の「Te-hajime」もご紹介します。

思わず「本当に日本酒!?」と声をあげてしまうほど、さらりとした飲み口で、「Rice Wine」と銘打っているのもうなずけます。食前・食後、どちらにも合う独特の軽さで、"日本酒は香りが強い" "アルコール感が強い"といったイメージのある方にこそ、おすすめしたい1本。「20代の若い方や、日本酒をまだ飲んだことがない方にこそ、気軽に足を運んでもらいたい」という想いから、ワンコイン500円で提供しています。

日本酒のイメージを変えてくれる一杯の出会いを、お店が叶えてくれるのはうれしいですね。

あなたの声が、蔵元に届く!

「KURAND SAKE MARKET」を運営するリカー・イノベーション株式会社は、さまざまな蔵元といっしょに日本酒の共同開発を進めています。店内には、共同開発によって生まれた"KURANDでしか飲めないお酒"も置かれています。

開発されたお酒のそばには、お客さんがその日本酒への感想を書き込めるアンケートも設置。蔵元と飲み手、双方の意見を取り入れた商品開発が実現しています。

このように「100種類飲み比べし放題」という楽しみ方だけでなく、日本酒を初めて飲むという方から、自分の好みをしっかりと持っている方まで幅広く楽しむことができる「KURAND SAKE MARKET」。大宮店では特に土地柄を反映し、蔵元の方とつながりを強めることにより、「ここでしか飲めない」日本酒をたくさん堪能できるようになっています。埼玉にお住まいの方はもちろん、お近くへ立ち寄った際はぜひ、訪れてみてください。

(文/鈴木紗雪)

関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加

ライター募集中!

鈴木紗雪

大学で日本文学を専攻。「お酒が飲みたくなる3冊」という日本酒と文学作品を絡めた記事をはじめ、映画、落語、音楽などの文化的な要素と日本酒とを扱った記事をご紹介しています。お菓子づくりも好きで、日本酒や酒粕を使ったスイーツのレシピも公開しています。