日本酒を知る

日本酒を楽しむ

日本酒を考える

特集

フレッシュな自家醸造どぶろくが味わえる!神田「にほんしゅ ほたる」

> > > フレッシュな自家醸造どぶろくが味わえる!神田「にほんしゅ ほたる」
このエントリーをはてなブックマークに追加

外食業界で新しい変化が起こっている。店内で醸したお酒をその場で提供する「自家醸造スタイル」の広がりだ。

「ブリューパブ」と呼ばれる醸造したビールをそのまま飲める工房併設型の専門店や、
ワインを自家醸造し、料理といっしょに楽しめるワインバルが近年増加している。そして日本酒の世界でも「どぶろく」を自家醸造しその場で楽しめるバルが神田にある。

JR神田駅から徒歩5分!シンプルで温かみのある店内

sake_g_nihonsyuhotaru_01

JR神田駅から西口商店街をまっすぐ5分ほど進む。ビジネスマンや古くから住む住民、多様な人々が行き交う、にぎわいと活気のある通りだ。さらに外堀通りを渡って少し先に、大きく開放されたガラス扉と飾樽。右手に「にほんしゅ ほたる」が見えてくる。

sake_g_nihonsyuhotaru_02

モルタルむき出しのインダストリアルな雰囲気に、カウンターやテーブルは明るめの木材。シンプルなデザインで温もりが感じられる。

夜になると、ガラス張りの大きな入り口が、店内のにぎやかな雰囲気と活気をダイレクトに映し出す。ふらっと立ち寄りたくなるランプの鈍い光には呑み屋の色気も満載だ。

店内で醸される、自家醸造の「どぶろく」

sake_g_nihonsyuhotaru_03

店内入って左奥、およそ1.5坪のスペースで自家醸造のどぶろくが醸されている。2つの200Lタンクで交互に仕込まれるどぶろくは、現在は店内販売のみ。

sake_g_nihonsyuhotaru_04

このお店の創業者であり、実際にどぶろくを仕込む宮井氏はヤッホーブルーイングの創業メンバーのひとり。醸造という分野で数々のチャレンジを行ってきた経験を元に、都内初の試みに挑戦した。

sake_g_nihonsyuhotaru_05

できたてのフレッシュなどぶろくをグラス360円(60ml)から楽しめるのが、ほたる最大の魅力だ。濃厚で甘酸っぱく、シュワシュワと舌の上を広がる炭酸が心地よい。驚くほどスッと飲めてしまうので、最初の一杯にもぜひおすすめしたい。

50種類均一価格の日本酒とこだわりの酒肴

sake_g_nihonsyuhotaru_06

「栄光冨士」「新政」「貴」「達磨正宗」など、食前から食中・食後と楽しめるバリエーション豊かなラインナップが並ぶ。

60ml(360円)、120ml(650円)、180ml(900円)と、グラスのサイズは3種類で、どれを飲んでもそれぞれ均一価格というのもうれしい限り。「今日はちょっと違うの試してみようか」と気軽に挑戦できるメニュー構成だ。

sake_g_nihonsyuhotaru_07

料理長が腕を振るう料理は、和食の技術に裏打ちされ、日本酒との相性を考え抜いた献立。

定番の「大吟醸ハムカツ」(480円)「おつまみ5種盛り」(1480円)のほか、筆者おすすめの「鶏白レバーの山椒煮」(380円)もお店の大人気メニュー。ネットリした食感とコク、鼻を抜ける山椒の爽やかな香りがクセになる。

日本酒の持ち味は料理との相性の良さでもある。自分好みの日本酒と酒肴のペアリングをぜひ見つけてみてほしい。

コンセプトは「楽しく、気軽に、かっこよく」

お店のコンセプトは「日本酒をもっと楽しく、気軽に、かっこよく」。50種類の日本酒が均一価格で飲めたり、目の前で醸されるどぶろくが味わえたり、お客さんが気軽に楽しめるアイデアがちりばめられている。日本酒に興味を持ち始めた人や飲み始めたばかりの初心者なら、ぜひ足を運んで欲しい。

創業者・宮井氏と日本酒の出会いは、20年ほど前。訪問した蔵元で飲んだしぼりたての味と酒造りの深さに衝撃を受け、いつか日本酒を扱う仕事がしたいと考えるようになったという。「歴史・文化も含めて日本酒をもっと広めていきたい」と語る宮井氏の挑戦はまだまだ続きそうだ。

◎にほんしゅ ほたる
住所:東京都千代田区内神田1-17-1 MⅢビル1階
電話:03-5577-6556
営業時間:平日 17:00-23:30(LO22:30)・土曜日 17:00-23:00(LO22:00)
日曜・祝日定休

(文/sake_shin)

【関連】意外と知らない!「にごり酒」と「どぶろく」の違いとは?
【関連】大人の空間でゆったり日本酒と向き合う。浜松町の隠れ家「Qrif」


日本酒の魅力を、すべての人へ – SAKETIMES

このエントリーをはてなブックマークに追加

ライター募集中!

sake_shin

「お手本になる、日本酒生活」をテーマに、 ウェブサイト・ブログにて、伝わりやすい日本酒・グルメ情報を発信。 また日本酒を媒介に自身の感性を磨くイベント【ITADAKI sake&sense】など各種イベントを開催。 第3回・4回世界唎酒師コンクールセミファイナリスト。日本酒学講師・唎酒師。

ウェブサイト