SAKETIMESライターのドリンクスタイリスト齋藤です。
今回は、クラウドファンディングのパトロンとして見返りで頂いた、オリジナルの日本酒「First Kiss」を飲んでみたいと思います。

「First Kiss」とは?

「あなた×お酒をもっと楽しく」をテーマに提供する日本酒の定期購入サービス、当時SAKELIFEを運営していた生駒さんが取り組んだオリジナルの日本酒作りプロジェクト。
2013年の11月にクラウドファンディングCAMPFIREにおいて資金集めをおこない、192人ものパトロンを集め200万円の目標金額をサクセスさせました。

製造元は清水屋酒造、ラベルのデザインは「ケイタマルヤマ」の丸山敬太さん。
まだまだ日本酒に対してネガティブなイメージを持っている方も多い中、初めての甘酸っぱい一度きりの特別な出会いをしてほしいという意味を込めて、「First Kiss」と名付けたそうです。

 

早速飲んでみた

それではまず外観から。
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丸山敬太さんのデザインがオシャレで、しかも750mlのワインボトルなので日本酒じゃないみたいです。

ラベルを正面から。
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裏側。
精米歩合55%の純米吟醸酒です。
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注ぎ口はワインと一緒でキャップシールですね。
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早速ソムリエナイフで開けてみました。
細部までこだわってます。
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ワイングラスで嗜んでみます。
ちなみに温度は常温にしておいたので13度くらい。
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色合いはかすかに緑がかった薄黄色。
透明度もクリアでいいです。
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香りは少し熟れてきたメロンや柿のような複雑な果実味。
味わいはトップに甘みがきてからゆっくり苦みと酸味が舌に残ります。
余韻は短めでさらりと鼻を抜けていきます。

 

どんなアテが合う?

アテとも合わせてみます。
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今回用意したのは定番とも言える酒盗クリームチーズ。
大抵の日本酒は合うと思いますが、こういった純米吟醸酒は特にやわらかい食感と相性がいいです。
酒盗の塩味とクリームチーズの酸味、この純米吟醸酒の甘味のバランスも◎。
そして一緒に口に含むとチーズのクリーミーさが余韻を長くしてくれるんです。

お酒は単体でももちろん美味しいですが、料理をきちんと合わせてみると新たな感動があると思います。
是非色んなパターンを試してみてください。

 

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