2026年6月10日(水)に、世界一おいしい市販酒を決める日本酒の品評会「SAKE COMPETITION(サケ・コンペティション)」の審査結果が発表されました。速報でお伝えします。
「SAKE COMPETITION」とは?
「SAKE COMPETITION」は、「ブランドや銘柄に左右されることなく、消費者が本当においしい日本酒に巡り会えるような新しい基準を示したい」という理念のもと、2012年から開催されている、世界一おいしい市販酒を決める日本酒の品評会です。
開催のたびに規模を拡大し、2019年には、総出品数が1,919点という世界最大の日本酒コンペティションとなりました。コロナ禍の影響で、2020〜2022年は中止されましたが、2023年から再開しています。

審査は市販されている日本酒のみが対象。銘柄などの情報を隠したブラインドテイスティングで行われ、おいしさ(酒質)のみを審査することを徹底しています。知名度や人気度に関係なく、どんな日本酒でも1位をとるチャンスがあります。
2026年の審査部門は、「純米酒」「純米吟醸」「純米大吟醸」「Super Premium」「モダンナチュラル」の全5部門。総出品数は約1,000点を目安に制限が設けられています。今年は計1,139点のエントリーがあり、5月上旬に審査が行われました。
審査基準は、米でできた日本酒らしい香りや味わいから逸脱していないかを問う「清酒としての品格」と、飲んで楽しむ日本酒として優れているかを問う「飲用酒としての適性」の2点。各部門の上位10点には「GOLD」が授与され(※)、順位も発表されます。「GOLD」以下の上位10%には「SILVER」が授与されます。
※Super Premium部門は上位3点にGOLDを授与。
※モダンナチュラル部門は上位5点にGOLDを授与。
「SAKE COMPETITION 2026」受賞酒
純米酒部門(出品数:294点/予選通過:143点)
特定名称「純米酒」の表示がある清酒。「特別純米酒」「山廃純米酒」「生酛純米酒」も出品可能。
- 1位:「みむろ杉 ろまんシリーズ Dio Abita(ディオアビータ)」今西酒造株式会社(奈良県)
- 2位:「ささまさむね 特別純米」笹正宗酒造株式会社(福島県)
- 3位:「あさまやま 夏純」浅間酒造株式会社(群馬県)
- 4位:「楽器正宗 純醸」合名会社大木代吉本店(福島県)
- 5位:「松の司 生酛純米酒」松瀬酒造株式会社(滋賀県)
- 6位:「みむろ杉 ろまんシリーズ 特別純米辛口 露葉風」今西酒造株式会社(奈良県)
- 7位:「清嘹 舞風 純米酒」株式会社町田酒造店(群馬県)
- 8位:「あたごのまつ 特別純米」株式会社新澤醸造店(宮城県)
- 9位:「雨後の月 純米酒 呉未希米八反錦」相原酒造株式会社(広島県)
- 10位:「陣屋 特別純米」有賀醸造合資会社(福島県)
純米吟醸部門(出品数:328点/予選通過:165点)
特定名称「純米吟醸」表示がされている清酒。「山廃純米吟醸」「生酛純米吟醸」「吟醸純米」など、「純米吟醸酒」と判断できる表示でも出品可能。
- 1位:「みむろ杉 ろまんシリーズ 純米吟醸 山田錦」今西酒造株式会社(奈良県)
- 2位:「勝山 KIRAKIRA(キラキラ)」仙台伊澤家(宮城県)
- 3位:「三諸杉 純米吟醸」今西酒造株式会社(奈良県)
- 4位:「楽器正宗 愛山中取り」合名会社大木代吉本店(福島県)
- 5位:「天賦 純米吟醸」西酒造株式会社(鹿児島県)
- 6位:「会津娘 純米吟醸「穣」松原8」株式会社髙橋庄作酒造店(福島県)
- 7位:「楽器正宗 雄町中取り」合名会社大木代吉本店(福島県)
- 8位:「紀土 純米吟醸」平和酒造株式会社(和歌山県)
- 9位:「松の司 純米吟醸 楽」松瀬酒造株式会社(滋賀県)
- 10位:「天美 純米吟醸 蛍天」長州酒造株式会社(山口県)
純米大吟醸部門(出品数:339点/予選通過:172点)
特定名称「純米大吟醸」表示がされている清酒。「山廃純米大吟醸」「生酛純米大吟醸」「大吟醸純米」など、「純米大吟醸酒」と判断できる表示でも出品可能。
- 1位:「雨後の月 純米大吟醸」相原酒造株式会社(広島県)
- 2位:「山和 純米大吟醸」株式会社山和酒造店(宮城県)
- 3位:「太平山 純米大吟醸 天巧」小玉醸造株式会社(秋田県)
- 4位:「愛友 純米大吟醸 備前雄町」愛友酒造株式会社(茨城県)
- 5位:「后 50 Black」吉乃友酒造有限会社(富山県)
- 6位:「紅花屋重兵衛 雪女神」古澤酒造株式会社(山形県)
- 7位:「東洋美人 壱番纏」株式会社澄川酒造場(山口県)
- 8位:「松の司 純米大吟醸 黒」松瀬酒造株式会社(滋賀県)
- 9位:「天鷹 有機純米大吟醸 槽搾り原酒」天鷹酒造株式会社(栃木県)
- 10位:「来福 純米大吟醸 愛山」来福酒造株式会社(茨城県)
Super Premium部門(出品数:83点)
特定名称酒に限らず、720mLで小売価格が10,000円(税別)以上、1,800mLで15,000円(税別)以上の清酒。
- 1位:「而今 特等雄町」木屋正酒造株式会社(三重県)
- 2位:「東洋美人 志荘」株式会社澄川酒造場(山口県)
- 3位:「くどき上手 命 斗瓶囲大吟醸」亀の井酒造株式会社(山形県)
モダンナチュラル部門(出品数:95点)
純米酒かつ「生酛/山廃/菩提酛」の清酒。2025年7月1日~2026年6月30日(2025BY)の期間に醸造された清酒のみ出品可能。
- 1位:「たちばなや 純米吟醸」合名会社川敬商店(宮城県)
- 2位:「萩原 山廃純米」萩原酒造株式会社(茨城県)
- 3位:「試験醸造2025 Type-Kimoto」城陽酒造株式会社(京都府)
- 4位:「神開 純米原酒 水酛」藤本酒造株式会社(滋賀県)
- 5位:「久比岐 和希水 生酛」頚城酒造株式会社(新潟県)
受賞された酒蔵のみなさん、本当におめでとうございます。
「SAKE COMPETITION 2026」の上位入賞酒の一覧は、公式サイトをご覧くだい。
(文:SAKETIMES編集部)
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