日本酒専門WEBメディア「SAKETIMES(サケタイムズ)」を運営する株式会社Clear(東京都渋谷区)は、新規事業としてEコマースサービス「SAKE100(サケハンドレッド)」を開始しました。「SAKE100」で販売する商品はすべて、Clearと酒蔵で共同開発するオリジナル日本酒。高い付加価値を有し、品質にも優れた"高価格オリジナル日本酒"に特化したEコマースです。

「SAKE100」について

「SAKE100」は『100年誇れる1本を。』をテーマに掲げる日本酒のEコマースです。すべての商品をClearと酒蔵で共同開発し、高品質・高価格な"プレミアム日本酒"だけを、インターネットを通じて販売していきます。

SAKETIMESの運営を通じて培った全国各地の酒造メーカーとのネットワークとマーケットへの深い知見を活かし、唯一無二のオリジナルな価値をもつ商品を、少数精鋭でラインアップします。

「SAKE100」立ち上げの背景

日本酒市場は、今まさに時代の転換期にあります。日本酒の課税移出数量が1973年をピークに減退しする一方で、純米酒や吟醸酒といった「特定名称酒」と呼ばれる高価格カテゴリについては7年連続で伸長しています。また海外輸出も8年連続で拡大。海外輸出に関しては「輸出量」以上に「輸出金額」の伸び率が大きいことから、国内同様に嗜好性の高い商品への需要が高まっていることが窺えます。

また近年、国内でも1本数万円の高価格商品も出始めており、「安価な日本酒を大量に消費するスタイル」から「高品質なお酒を少しずつ嗜むスタイル」へと、日本酒のニーズが時代と共に変わってきています。

農林水産省「日本酒をめぐる状況」を示した折れ線グラフ

※出典:農林水産省「日本酒をめぐる状況」

一方で、変化していく消費者ニーズに日本酒業界が対応しきれていないのも現状です。日本酒を評価する価値軸が画一化され、商品価格の幅が広がらず、結果として「高価格市場」が形成されていません。

「SAKE100」が挑むのは、日本酒の"価値軸"を見直し、国内・海外において高価格市場を形成すること。

全国各地から選りすぐったパートナー酒蔵とともに、日常ではなく非日常のシーンで味わう、嗜好品としての日本酒の魅力を多様な価値軸をもって打ち出していきます。

「SAKE100」のロゴマーク

「SAKE100」ロゴマーク

商品紹介

第1弾商品 :『百光 -byakko-』"上質"を極めた、至高の1本 

最高峰の酒造技術をもつ楯の川酒造(山形県酒田市)と共同開発し、日本酒における「上質な味わいとは何か」を追求した1本。原料米を18%まで磨き上げ、いっさいの雑味がない、なめらかでクリアな味わいを実現しました。

SAKE100『百光 -byakko-』のボトル画像

SAKE100『百光 -byakko-』

  • 商品名:百光 -byakko-
  • 製造元:楯の川酒造(山形県)
  • 内容量:720ml
  • 価格:16,800円(税込・送料別)

第2弾商品 :『深豊 -shinho-』豊かな大地を、未来へとつなぐ純米酒

耕作放棄地となっていた田んぼを開墾し、その土地で育てた酒米で醸した純米酒。米の旨味を最大限に引き出す伝統製法「生酛造り」で醸造し、搾りたてのフレッシュさが楽しめる直汲みの無濾過生原酒に仕上げました。

SAKE100『深豊 -shinho-』のボトル画像

SAKE100『深豊 -shinho-』

  • 商品名:深豊 -shinho-
  • 製造元:数馬酒造(石川県)
  • 内容量:720ml
  • 価格:6,800円(税込・送料別)

さらに「SAKE100」では、第3弾・第4弾商品の開発も進めており、順次発表していく予定です。

 Clearについて

株式会社Clearは『未来視点のサービスで、SAKEの市場・文化を発展させる』をミッションに、日本酒に特化した事業を展開する2013年創業のベンチャー企業です。2014年より運営する「SAKETIMES」は国内最大規模の日本酒専門メディアで、2018年6月現在の月間読者数は約25万人となっています。

新事業「SAKE100」では、高品質なオリジナル日本酒を国内外に展開することで、日本酒市場における「プレステージ・マーケット(高価格市場)」の形成を目指します。


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