7月4日、「仙台日本酒サミット2018」が仙台市内のホテルで開かれました。
仙台日本酒サミットには、醸造と販売それぞれのプロフェッショナルが集います。まさに"サミット"と呼ぶにふさわしい、本格的な品評会です。
今年は、全国からおよそ80軒の酒蔵の代表者(蔵元や杜氏)と約100店の地酒酒販店の代表が参加し、酒蔵が提供した市販酒86点をきき酒しました。そして、それぞれの代表者たちが、すべてのお酒を1~5点で評価します。その後、得点が集計され、順位の発表と今後に向けてのフィードバックが行われるのです。
それでは、今回の成績上位酒を紹介していきます。
- 1位:「荷札酒 生詰 純米大吟醸」(加茂錦酒造/新潟県)
- 2位:「山形正宗 雄町」(水戸部酒造/山形県)
- 3位:「来福 特別純米」(来福酒造/茨城県)
以下、4位から10位までを一挙に発表します。
- 4位:
「雨後の月 十三夜」(相原酒造/広島県)
「渡舟 純米吟醸五十五」(府中誉/茨城県)
「みむろ杉 純米大吟醸」(今西酒造/奈良県) - 7位:「澤の花 純米吟醸」(伴野酒造/長野県)
- 8位:「ゆきの美人 純米吟醸」(秋田醸造/秋田県)
- 9位:
「自然郷 BIO」(大木代吉本店/福島県)
「鶴齢 特別純米」(青木酒造/新潟県)
年に一度、全国各地から名のある酒蔵や酒販店が集まるこの「仙台日本酒サミット」。毎年、参加している酒蔵が酒造りのレベルアップを目指す熱い姿勢をひしひしと感じることができます。このような取り組みの成果か、現在の日本酒がかってないほどハイレベルな水準に達していることを痛感しました。
日本酒好きにとっては素晴らしい時代が到来しているのかもしれません。仙台日本酒サミットで上位にランクインした日本酒をチェックして、ぜひ楽しんでみてくださいね。
(文/空太郎)