平成から令和に時代が移り変わった2019年。日本酒業界においても、酒造免許の新規発行に関する動きなど、新しい時代の幕開けを感じさせるニュースがたくさん報じられました。

SAKETIMESは今年6月、リリースから5周年を迎えました。景気後退への懸念か、いくつものWEBメディアが閉鎖を余儀なくされてしまったなかで、ひとつの節目を迎えられたことはとても光栄です。

また、今年5月に月間PV(閲覧数)/UU(読者数)の過去最高記録を更新するなど、WEBメディアとしてのさらなる進化を遂げた1年でもありました。本記事ではSAKETIMESの2019年を数字で振り返ります。

PV(閲覧数)/UU(読者数)の圧倒的成長!

2019年、SAKETIMESの年間PV(閲覧数)/UU(読者数)は以下でした。

年間PV:8,944,773 (前年比:37.83%増)
年間UU:3,714,859 (前年比:65.57%増)

年間PV/UUともに、リリース以降の5年間で最高値。年間UUについては、前年比65%増の成長を記録しました。

成長の要因には「良質な記事」への意識がこれまで以上に高まったことが挙げられます。

実は、年間の記事配信数をみてみると、2018年の【940本】と比べて2019年は【764本】と、およそ200本も少なくなっています。

目先の数字を追うのであれば、記事配信数を増やすのはとてもわかりやすい施策ですが、今年のSAKETIMESはあえて数字を目標にせず、記事のクオリティ向上に注力しました。

もっとも大きな改善として記事配信のスケジュールを大きく見直し、毎日の配信数を適切に調整したことによって、ひとつひとつの記事と向き合う時間をこれまでよりも長く確保しました。

結果的により良質な記事を制作することができ、記事配信数が約200本も少なくなりながらも、PV/UUのどちらもにおいて高い成長率を記録することができました。

取材した酒蔵数:128蔵
取り上げた銘柄:255本
インタビューした人数:197人

SAKETIMESらしい数字として、2019年に取材した酒蔵数は128蔵、取り上げた銘柄数は255本、そしてインタビューした人数は197人にも上りました。

私たちは、現地取材やインタビューなどで「1次情報」を獲得することに徹底的にこだわります。そのポリシーは今後も変わりません。

2019年もありがとうございました!

2019年、SAKETIMESにとっては、リリース5周年を迎えた節目の年になりました。私たちの日々の活動が、応援してくださる関係者や読者の方々によって支えられることを強く実感しました。

ひとつの節目を迎えたSAKETIMESですが、2019年12月にオープンした「SAKETIMESサロン」をはじめ、これからも日本酒産業に貢献する新しい挑戦に取り組んでいきます。

ひきつづき、SAKETIMESをご愛顧いただけましたら幸いです。2020年もどうぞよろしくお願いいたします。

※ 2019年1月1日から同年12月30日までの数値を計測。年度比については、2018年1月1日から同年12月31日までを集計した数値と比較しています。

(文/SAKETIMES編集長 小池)