日本酒を造るときに使われるお米は、大きく分けて2種類。酒造りの適した「酒造好適米(しゅぞうこうてきまい)」と、ご飯として食べられている「食用米」があります。
日本酒を買うときにラベルに書かれているお米の特徴を知っておくと、ある程度は味わいの予想ができるようになり、お目当ての銘柄を選びやすくなります。
この記事では、日本酒を購入する際にぜひ覚えておきたい酒造好適米の特徴をご紹介します。
酒米と食用米の違いは?
日本酒造りに適したお米のことを「酒造好適米」と呼びます。食用米との大きな違いは、次の3つです。
・粒が大きく砕けにくいこと
・タンパク質や脂質が少ないこと
・お米の中心部に「心白(しんぱく)」があること
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「山田錦」は、酒米の王様!
“酒米の王様”と呼ばれる「山田錦」。酒質としては香味に優れ、まろやかさのある酒になると言われます。甘・辛・酸、すべてのバランスが良く、うまみが同心円状に広がっていく印象です。全国新酒鑑評会などの出品酒をみると、「山田錦」で造られた大吟醸酒が数多く出品されています。
- 記事の続きはこちら >味よし!香りよし!「山田錦」は酒米の王様【専門用語を知って日本酒をもっと楽しく!】
「五百万石」は、新潟生まれ!
新潟県生まれの「五百万石」で造られる日本酒は、スッキリとしたキレの良い味わい。新潟の淡麗辛口の酒を醸すにはもってこいの酒米です。
- 記事の続きはこちら >スッキリとした淡麗辛口を醸す「五百万石」【専門用語を知って日本酒をもっと楽しく!】
熱烈ファン多数の「雄町」
「雄町」は非常に溶けやすく、濃醇でしっかりした、ジューシーでインパクトがある酒になりやすいお米です。「オマチスト」と呼ばれる熱烈なファンも多数。
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(編集:SAKETIMES)