日本酒を造るときには、専用のお米を使っていることをご存知ですか?私たちが普段食べているお米とは違うお米で造られています。

今回は酒造好適米について、ご紹介したいと思います!

 

1. 酒造好適米とは

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日本酒造りをするときに使用するお米を「酒米(さかまい)」といいます。その中でも特に日本酒造りに適した特別な酒米を「酒造好適米」といいます。

酒米と酒造好適米の違いは心白(しんぱく)が、小さいか大きいかの違いです。
心白とは、お米の中心にある白い不透明な部分です。
心白についてはこちらをご参照ください。

酒造好適米は酒米に比べて、この心白が特に大きいのが特徴です。

 

2. 酒造好適米と呼ばれるものにはなにがあるのか

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酒造好適米はたくさんありますが、その中でも特に有名なものを挙げますね。

・山田錦

酒米の王様とも言われ、作付面積は全国第1位です。東北から九州まで広く栽培されていますが、品質はさまざまです。中でも兵庫県の吉川町・東条町・杜町東部で栽培されたものが最高とされています。
山田錦は、とても大粒で心白が約80%を占めています。また、お米をたくさん削っても割れにくいので、高級酒を造ることにも向いています。個性を主張するのではなく、造り手のいうことをよく聞く優等生のような品種です。造り手にとって酒造りのしやすいお米なのです。

 

・五百万石

五百万石は蒸しあがったときに適度に硬くて弾力があるため、機械での扱いに適していると言われています。このように扱いやすいお米であることから、原料として最も使用されている酒造好適米です。
たくさん削ってしまうとお米が割れてしまうので、精米歩合の低いお酒にはあまり向きません。淡麗できれいな味わいになると言われています。新潟県や福井県、富山県など、北陸地方が一大産地です。

 

・美山錦

長野県で生み出された美山錦は、美しい山の頂の雪のような心白がある酒造好適米という意味にちなんで命名されました。耐冷性がつよいため、中山間地での栽培に適しています。長野県では、標高700m以下の場所で栽培されます。
なめらかでさっぱりとしたキレのある味わいになると言われています。

 

3. まとめ

日本酒造りの原料となる「酒造好適米」は、できあがる味わいにとても影響します。
ですので、今度日本酒を飲むときはどんなお米を使っているのかチェックしてみてください!自分の意外な好みが発見できるかもしれませんよ。

 

以上です。
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