かつては「米を磨けば磨くほど、日本酒は高級になる」という価値観が主流でした。
一般的な日本酒が原料米の外側の20~30%程度を磨く(削る)のに対し、大吟醸酒などでは50%以上磨いた高精白米を使用することで、クリアですっきりとした味わいに仕上げています。
一方で、外側をあまり磨かない低精白米を使用した日本酒は、米本来の豊かな味わいを楽しめるのが特徴ですが、好ましくない香味も生じやすいという側面があります。しかし、最近ではサステナビリティの観点や食の多様化により、あえて米を磨きすぎないお酒の良さが見直されています。
あえて“磨きすぎない”贅沢を。月桂冠が精米歩合84%の日本酒「純米」を、3/23(月)より販売中

月桂冠株式会社は、精米歩合84%の低精白米を使用し、米のうまみを最大限に活かした日本酒「月桂冠 純米」を、2026年3月に発売しました、
この新商品は、低精白米から造られる日本酒の良さを最大限に活かし、「磨きすぎない、うまさ」を追求。月桂冠が長年培ってきた醸造技術とていねいな発酵管理により、米のエキスをしっかりと引き出して、うまみを活かすことに成功しました。
低精白米ならではの濃厚なコクとうまみがありながらも、料理の味を邪魔しない酒質設計が特徴です。米由来の甘味をしっかりと感じられるため、普段の食卓に並ぶおかずと好相性で、冷酒から燗まで幅広い温度帯で楽しめます。
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銘酒「作」との挑戦。100年後の未来を見据えた日本酒プロジェクト「SAKE for 2126」が、応援購入サービス「Makuake」にて、4/8(水)に開始

日本酒専門の酒販店・株式会社さくら酒店(岐阜県大垣市)は、「作(ざく)」を醸す三重県・清水清三郎商店と共創し、100年後の未来を見据えた日本酒プロジェクト「SAKE for 2126」を、応援購入サービス「Makuake」にて、2026年4月8日(水)に開始しました。
「SAKE for 2126」は、「100年先も、日本酒で乾杯できる未来を残せるのか?」という問いから生まれた、ただ環境にやさしいだけではなく、おいしさも犠牲にしないサステナブルな日本酒のプロジェクトです。
清水清三郎商店との共創で完成した「作 for 2126 純米大吟醸」は、純米大吟醸酒でありながらアルコール度数を13度に設計し、軽やかで飲み続けられる味わいと、「作」らしい華やかさを追求しました。メロンやライチを思わせる果実香と、みずみずしくフレッシュな味わいに加え、時間とともに変化する魅力も兼ね備えた、これまでの「作」にない新しい味わいを楽しめます。
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京丹波栗を麹の原料に使った醸造酒!株式会社Linnéが「800 栗 -2025-」を、3/19(木)より販売中

酒造りを起点に世界の食文化を拡げることを目指す株式会社Linné(京都府京都市/以下、LINNÉ)は、2025年収穫の京丹波栗を麹原料に用いた醸造酒「800 栗(ヤオ クリ)-2025-」を、2026年3月19日(木)より販売中です。
2024年創業のLINNÉは、「異を醸す酒」をコンセプトに、複数の植物由来原料を組み合わせたクロスボタニカルの醸造酒を展開。これまでに、米麹以外に、4種類の麹(大麦麹、蕎麦麹、薩摩芋麹、栗麹)からそれぞれ造られた個性豊かな味わいのお酒を発表してきました。
今回発売された「800 栗(ヤオ クリ)-2025-」は、京丹波栗を麹原料に用いた醸造酒です。米以外の原料による麹の醸造技術を追求してきたLINNÉは、京都発の醸造会社としてよりローカルな素材に注目。ブランド和栗「京丹波栗」と京品種の高級もち米「新羽二重糯」を使用し、試行錯誤を繰り返しながら開発を進めてきました。
京丹波栗をむき栗の状態から細かくカットして蒸した後、じっくり4日間かけて黄麹へと製麹。さらに、通常は廃棄されてしまう栗の鬼皮と渋皮もすべて取り寄せ、蒸した後に丹念に水出しして「栗皮水」を抽出し、仕込水として使用。栗の香り、色、余韻などを最大限に引き出しています。
人気漫画「もやしもん+」コラボを含む全4種類のデザイン!「ふくしまの酒オリジナルカップ酒」が、4月より販売中

福島県酒造協同組合(福島県福島市)は、国内最大級の観光キャンペーン「ふくしまデスティネーションキャンペーン(ふくしまDC)」に合わせて、2026年4月より「ふくしまの酒オリジナルカップ酒」全4種類の販売を開始しました。
今回発売されたのは、「ふくしまDC」と「福島県政150周年」のロゴをあしらった「ふくしま きらめきゆめカップ」「ふくしま ゆめふくカップ」と、人気漫画「もやしもん+」とコラボした「ふくしま べこカップ」「ふくしま 走り駒カップ」の全4種類です。酒米と酵母は、福島県オリジナルのものを使用。仕込み水は、福島県内の44の酒蔵がそれぞれの仕込み水を持ち寄り、ブレンドしたものを使用しました。
兵庫県但馬地域を盛り上げる地域共創の酒!「香住鶴 生酛 吟醸純米 舞翔」が、4/17(金)に発売

香住鶴株式会社(兵庫県香美町)は、「香住鶴 生酛 吟醸純米 舞翔(まいしょう)」を、2026年4月17日(金)に発売しました。
2023年3月、但馬の地域資源を活かした活性化に貢献すべく、日本航空・JAたじま・農協観光がパートナーシップを締結。ここに地元の酒蔵である香住鶴も加わってプロジェクトが本格始動し、これまでに多くの観光客を地域に呼び込んできました。「香住鶴 生酛 吟醸純米 舞翔」は、この4者が、兵庫県但馬(たじま)地域の活性化を目的に、田植えから仕込みまでを一貫して共同で手がけた地域共創の日本酒です。
原料米には、兵庫県豊岡市産の「五百万石」を使用。このお米は、カエルやドジョウなど、コウノトリの餌となる生き物が育つ環境づくりに取り組み、但馬地域のシンボルであるコウノトリの野生復帰を支える「コウノトリ育む農法」で栽培・収穫されたものです。
ついにシリーズ完結!山形・楯の川酒造が「楯野川 純米大吟醸 たてにゃん 杜氏への道 第六弾『しぼりの極意』」を、4/7(火)に数量限定で発売

楯の川酒造株式会社(山形県酒田市)は、猫のオリジナルキャラクター「たてにゃん」杜氏への道シリーズの最新作「楯野川 純米大吟醸 たてにゃん 杜氏への道 第六弾『しぼりの極意』」を、2026年4月7日(火)に数量限定で発売しました。
「たてにゃん」杜氏への道シリーズは、酒蔵に迷い込んだ猫をモチーフとした楯の川酒造を代表するオリジナルキャラクターのたてにゃんが立派な杜氏になるための修行に励む、壮大な物語を描いた日本酒です。第1弾の「精米」から始まり、「洗米・蒸米」「製麹」「酒母」「もろみ」を経て、ついに最終章へと到達しました。
第6弾となる「しぼりの極意」は、酒造りのクライマックスである「上槽(しぼり)」に挑む一本です。やさしい甘みと鮮烈な酸が織りなす、フルーティーで奥行きのある味わいに仕上がっています。
ボトルのまま飲める爽やかさ!アルコール度数6.5度・250mLサイズの日本酒「ZUPPA うすにごりスパークリング」が、3/23(月)より販売中

株式会社モトックス(大阪府東大阪市)は、「ボトルから直接飲める、すっきり爽やかテイスト」がコンセプトの低アルコール日本酒「ZUPPA うすにごりスパークリング」を、2026年3月23日(月)より販売中です。
「ZUPPA うすにごりスパークリング」は、「ちょっとだけ日本酒を飲みたい」「気楽に日本酒を楽しみたい」というニーズを叶える、低アルコール・小容量の日本酒。アルコール度数は、一般的な日本酒の半分以下となる6.5度。爽やかですっきりとした味わいと、発泡感のある口あたり、そして250mLの小容量も相まって、“とことん気楽に”楽しめる一本に仕上がっています。
醸造を担当するのは、新潟県・越つかの酒造(代表銘柄:越乃あじわい)。口径の小さなグラスに注いで飲むか、ボトルから直接飲むことで、「ZUPPA」の爽やかさを存分に味わえます。ピクニックやバーベキューなど、アウトドアシーンのお供にもおすすめです。
(編集:SAKETIMES)


