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専用特急列車で行く、千葉県香取郡「こうざき酒蔵まつり2016」に行ってきた!

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2~3月は酒蔵開きや日本酒のイベントが多くて目移りしますよね。その中でも、3月13日(日)に千葉県香取郡神崎町で開催された発酵の里こうざき酒蔵まつり2016をレポートします!

この「発酵の里こうざき酒蔵まつり2016」では、寺田本家鍋店(なべだな)の酒蔵イベントが同時に楽しめます。

自然米・手作業・自然発酵にこだわる寺田本家は「お蔵フェスタ」、新しい技法を取り入れて吟醸を醸す鍋店は「仁勇蔵まつり」を開催。試飲も蔵見学もあるので、造りの違いを学びながら日本酒の美味しさを再発見できます。ふたつも蔵がありますから試飲できる本数も大変な量。朝から晩まで美味しいお酒に溺れてすごすことができるという、まさに夢のようなお祭りなのです!

専用特急で1本!都内からのアクセスもバッチリ!

当日は新宿駅から天ぷら油を燃料に走るバスが出るほか、なんとJRの専用特急も運行されます。新宿駅~佐原駅間の「こうざき酒蔵まつり号」がそれ。仲間たちと下地づくりにビールを一杯!という方も多く、車内はとってもにぎやかでした。

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下総神崎駅に到着!ここからはバスで会場まで

この日はあいにくの天気。さらに今にも雪が降り出しそうな寒さでした。でも、寒さはお酒さえ入れば問題ない!(はず)ということで、専用のバスで会場を目指します。15~20分間隔でピストン輸送してくれるので大変便利です。

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バスを降りて歩き出すとすぐに「仁勇蔵祭り」の会場で、あでやかな花魁道中が始まっていました。

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(花魁を演じているのは神崎町観光大使の門戸竜二さん。そう、男性なんです!)

どぶろくを思い思いのマイカップで乾杯!

「お蔵フェスタ」の会場は超満員! 入口で専用のカップを受け取ると、蔵人が無料試飲をさせてくれます。

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自然発酵の蔵だけあって、印象的な味わいで体に沁みるようなお酒が多いのが特徴。試飲の列をかき分けて、会場中央の「どぶろく100円」の看板を目指します。

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さて、私たち一行で話題になったのが、このどぶろくを飲む酒器「マイカップ」。

おちょこだけでなく、マグカップ、湯のみ、枡などを持参したのですが、会場で思いのほか多かったのがタンブラー。なかにはワインのデキャンターに注いでもらう人も。

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まずは乾杯!「ううう、うまい!」と思わず声が出る美味しさ!

ヨーグルトのような濃厚さとプチプチはじける酸、自然な旨味がわーっと押し寄せてきます。今までに体験したお酒の楽しみとはまったく別物で、一同大感動!自然発酵の蔵だけあって、印象的な味わいで体に沁みるようなお酒でした。

蔵見学で、雄町と美山錦を試食

今度は「仁勇蔵祭り」の蔵見学です。蒸した酒米の「雄町」と「美山錦」を試食することができました。

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「雄町」と「美山錦」。正直、酒米って普通に食べると美味しくないんでしょ、と思っていたんですが、美味しい! 日本酒は美味しいお米からできているんだと改めて実感しました。

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機械絞りと袋絞りのお酒を飲みくらべゲーム。お酒を注いでくれるおふたりの肌がキレイでした。

ここからは帽子と白衣をつけての造り見学です。蔵人さんから解説してもらえるので、蔵ならではの用語が聞けたり、酒造りにへの想いを知ることができて貴重な時間でした。

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人気銘柄が勢揃い!鍋店の無料試飲会場

そして、鍋店さんのお酒を思う存分味わう無料試飲会場へ。「不動」「仁勇」「神崎蔵」などの人気銘柄がずらーっと並んで待っています。

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全員が「うまい!」と声をあげたのが、吊るしの純米吟醸原酒。米の旨味がぎゅーっと溢れ出るような極上の一杯でした。「滓がらみ純米吟醸生原酒」を自分のお土産用に購入しました。これで花見は思いっきり楽しめそう! 酒粕を使ったプリンや酒まんじゅうなど、お酒を使ったスイーツの販売もあり、女性やお子さんに大人気でした。

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今回思ったのは、見どころが多すぎて時間が足りないということでした。前日に前乗りしている方がいるというのも納得です。

発酵や自然食などに興味がある人は「お蔵フェスタ」を中心に、ゆったり座って蔵開きを楽しみたい人は会場の広い「仁勇蔵祭り」を中心に、回ってみると良いかもしれませんね。

「こうざき酒蔵まつり」の人気の高さに納得した1日でした。来年はぜひみなさんも足を運んでみてくださいね!

(文/菊森久美)

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菊森 久美

利き酒師。広告会社の代表兼ライター。1977年。兵庫県東灘区生まれ。出張先で出会った日本酒やお店など、気になった情報を記事にしていきます。