日本酒を知る

日本酒を楽しむ

日本酒を考える

特集

プロ直伝!おしゃれなホームパーティのポイント

> > > プロ直伝!おしゃれなホームパーティのポイント
このエントリーをはてなブックマークに追加

みなさまこんにちは(^.^)

SAKETIMESライター、日本酒学講師のsake_shinです。「お手本になる、日本酒生活。」をテーマに、ブログやさまざまな記事を書いています。

本業は飲食店のプロデュース業です。
さて、本日のテーマは「ホームパーティ」です。

日本酒が好きなみなさまは、友人や家族とホームパーティを開催することも多いかもしれません。私も日本酒が大好きなので、「家飲み」というホームパーティを友人数名と開くんです。

さらに私は本業が飲食業ですし、さらに結構凝り性なので、そのうちどんどん「家飲みのクオリティを高めたい!!」という欲求が強くなってきまして・・・・考えました。

家飲みを飲食店レベルのクオリティに近くする方法はないだろうか。しかも簡単に(笑)

「日本酒・料理代金込みで一人3000円以内」

「料理はめっちゃおいしくて日本酒が進む」

「雰囲気がいい」「ある意味個室(家ですから)」「時間無制限(帰らなくていい)」

こんな条件だったら嬉しいですよね。

そのためには、何が必要なのか?本日はそれを簡単なポイントに分けて、お伝えできればと思います!

前説明長くなりましたが・・・・

早速これを実現するポイントを整理します、

特に大事なのは「食卓空間の演出」。本日はここに絞ってお話していきます。

ではそのポイントですが、

①器や盛り付けのポイントを知っておく。 

②簡単にできる料理を少量多種。

③コースっぽく順番にだす

この3つです。

もちろん「日本酒に合う料理」であることも大切なのですが、今日のテーマからは少し外しておきます。

日本酒は飲みたいモノをみんなで1本づつ持ち寄ってもいいですし、自由に楽しみましょう(^^)/
では早速いってみましょう。

器の種類や盛り付けのポイントをおさえておく

器は家にあるものを使うのですが、見てみると色んな器が存在しますよね(^^♪

このバリエーションは豊富であればあるほど使いやすいです。

例えば、買ってきたお刺身を盛り付けよう!と思った場合に、以下の写真❶と❷では雰囲気変わりますよね?

❶長方形の長細い器です。

❷丸の器に盛りました。

フレンチのフルコースのような場合は白い器で統一されているほうが雰囲気が出ますが、さすがに、そこまで家ではできません。ハードルが高い(笑)

ということで色んな形状・色味のものを用意して「小粋な日本酒BAL」くらいをイメージするとやりやすいかもしれません。日本人なので、和の器はどこの家庭にもあるはずです。また、ちょっと探せば、安くていい焼き物にも出会えます。

1枚数百円のものでも良いものはたくさんあります(^^)/色んなものを用意してみてください。

そして、もう1つは盛り付けの方法。またまた次の❶と❷をご覧ください。


① 器に料理を盛りすぎてバランスが悪い。色味が少ない。

② 器の余白と料理のバランスがいい。アクセントとなる色味がある。

まず一般的の人は、器に対してある程度満タンにせねばと思いがちです。しかし、プロが料理を撮影するときなどは、逆に1つの器に対してその余白のバランスを重視します。「決して盛りすぎず、少ない」と思うくらいでちょうどいいのです。

そしてもう1つは、色のバランス。

ここもプロとの大きな差ですが、「1つのお皿ごとに、バランスよく色味を配置する」のが秘訣です。

よく間違うのが、サラダだけ緑、から揚げのお皿は茶色一色、みたいなパターン。

そうではなくて、ちゃんと1つずつの料理に対して緑や、赤色などを配置してあげましょう。そこで使える簡単なものは「薬味」です。ネギは緑、生姜は黄色、七味は赤など、アクセントが付けられますよ。

パーティ=大量に作る はNG

これがみなさまの間違いやすいポイントの1つでもあり、大切なことの2番目です。

まず前提となるのは「日本酒パーティ」であること。

パーティでも色々とあります。例えば家族ぐるみで集まるパターンもあれば、友人ばかりのことも。シーンによっては大量に作る場合もあると思いますが、今回はお酒をおいしく飲めるパーティなので「適度な量」が必須なのです。

ちなみによくあるパターンが、大量にお皿に盛られた料理がいくつもずらっとテーブルの上に並んでいる状態。

 

これが目の前にあると、
ついつい「一気に食べすぎてしまう」ことになってしまう・・・・(笑)
もちろん自分もみんなと一緒に飲みたい、食べたいから、全部用意しちゃうという気持ちはわかります。

でも全部一度に出さなくてもいいような、そして自分が簡単に料理できるようなものを事前にチョイスしておけばいいのです。

日本酒と料理を最後まで楽しむためには、「適度な空腹感」と「食欲」が必要。
だからこそ、「大量につくって一度に並べない」

6人パーティなら、私なら1つの料理につき、3人分くらいしかつくりません。飲食店の料理って盛りあわせでも、2~3人前でしょう?それはお酒を飲んでほしいからですよね。

そのくらいの量だと食べることに急がされず、じっくり話もできて、日本酒も楽しめると思います。そして、材料も少なくて済んで安上がり。それでも残った材料は明日のご飯に使えばいいのですから(笑)

コース仕立ての魅力

さて最後ですが、実は「最も強烈にゲストを心地よくさせるワザ」です。

①、②でお話してきたように、

器には「盛りすぎない」「色味を出す」「器の種類を変える」、そして「大量につくらない」「人数の半分程度の量」などの法則を守っていきながら、最後はコースっぽく順番に提供していきます。

例えば1例ですが、以前私はこんな献立にしてみました。これ、全部簡単です。

① ごま豆腐 (買ってきて薬味のせる)

② 刺身3種 (それぞれ別々のお皿にもって出すだけ)

③ ぶりのしゃぶしゃぶ (水菜とぶりだけ、出汁だけ用意のみ)

⑤ 出汁まき (別に玉子焼きでもいい。いつもつくるやつ)

⑥ 黒毛和牛モモのステーキ (ここだけ奮発、でも塩コショウで焼くのみ。)

⑦ はちみつとチーズ盛り合わせ(買ってきて切るだけ)

⑧ ざるそば(ゆがくのみ、薬味だけ用意)

⑨ シャーベット・アイス(容器から器に入れ替えるだけ)

全部で9品ありますが全部調理行程は少なくて、飲みながら作れるものばかり。

そしてこれらの料理が

「程よい量」で、

「見た目美しく」、

「最高の時間配分」

で出てきたら嬉しくないですか?

きっと、周りの人から喜んでもらえるはずです。

しかも「時間制限なし」の家飲みですし、自分は満員電車に揺られて帰る必要もありません(笑)
特に、コース仕立てにするときのコツは「淡い味⇒濃い味の順番でつくる」です。上記の献立もそのあたりを意識してつくりました。

日本酒も、そこに合わせて、軽めのもの⇒濃い味のものに流していくのが理想的だと思います。

淡い料理で胃の活性を促すことで、食欲が増し、

次第にじっくりとした濃い味の料理に移って〆る・・・・。

これが日本酒と料理の相性も踏まえた最高の流れです。

お酒を飲むと、話も盛り上がってきます。そして1つの料理がなくなりかけたら「じゃぁ、次のいこうか」といって、さっと用意する。そのためにできるだけ簡単なもので用意しておきましょう。

調理に時間をかけるのではなく「魅せ方や素材、コーディネイト」にこだわっていく。これが大切だと思います。

そしてお酒を飲みながら料理するなんて不謹慎だと言われるかもしれませんが、私は大好きです。

深い酔っ払いはキケンですが(笑)

以上、長くなりましたが読んでいただきありがとうございます。

気にいっていただいた方は是非、家で楽しめる「日本酒ホームパーティ」を開催してみてくださいね。

最後にもう1度おさらい

①器や盛り付けのポイントを知っておく。

②簡単にできる料理を少量多種。

③コース仕立てで順番にだす。

おいしい日本酒で、心地よい生活を

 

【関連】 日本酒に合う超簡単おつまみ第二弾!
【関連】 アジの干物の作り方

 

日本酒の魅力を、すべての人へ-SAKETIMES

このエントリーをはてなブックマークに追加

ライター募集中!

sake_shin

「お手本になる、日本酒生活」をテーマに、 ウェブサイト・ブログにて、伝わりやすい日本酒・グルメ情報を発信。 また日本酒を媒介に自身の感性を磨くイベント【ITADAKI sake&sense】など各種イベントを開催。 第3回・4回世界唎酒師コンクールセミファイナリスト。日本酒学講師・唎酒師。

ウェブサイト