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酒匠が選ぶ!秋の味覚を堪能できる富山の地酒!簡単レシピつき!

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SAKETIMESライターで日本酒学講師、酒匠の濱多雄太です。

富山県魚津市で「日本酒と料理のマリアージュがもたらす幸せな時間」をテーマに料理やを経営し、日々研鑽しています。富山の地酒、食材を使用し、楽しいマリアージュをお伝えさせていただきます。

日本酒はおいしく味わえるものであると同時に、みなさんの幸せな時間を醸すもの。

そんな「日本酒×料理×時間」をコンセプトにみなさんの日本酒ライフをより豊かにするハッピー情報を提供できればと思ってます。
今回は秋の食材にピッタリの富山の地酒を紹介します。

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旬の食材を楽しもう

この季節に出てくる食材は、香りよし、味良し、見た目良しで食に対しての意欲が高まりますよね??
日本酒も秋になると、ひと夏越えて熟成された「ひやおろし」が解禁されます。
「ひやおろし」とは、新酒(生酒)を一度火入れしたものを、暑い夏の間に熟成させて、肌寒くなった時期に出荷する日本酒、「冷や」を感じる時期に日本酒を「おろす」ということが「ひやおろし」の語源になったと言われております。他にも色々な説があるみたいですが。
紹介する食材として「秋刀魚」「秋鮭」「きのこ類」「栗」を用いて味がより一層乗ってくるマリアージュをご紹介したいと思います。

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秋刀魚の珍味のせ  秋の彩りホイル焼き

・秋刀魚の珍味のせ
【材料】
・秋刀魚  上身にしたモノ 半身で6等分
・珍味   ねりうに 莫久来 梅 つぶみそ いか塩辛
・白ごはん

【作り方】
1, 秋刀魚に珍味をのせましょう。
2, 秋刀魚に珍味をのせた片身分をあぶりましょう。
3, 秋刀魚を盛りましょう。
4, 白ごはんを一口サイズににぎり器に盛りましょう。
*白ごはんをのせることで何だかお寿司気分☆

・秋の彩りホイル焼き
材料
・生鮭       1切 塩、胡椒しておきましょう
・まいたけ
・しめじ
・玉ねぎ   スライス
・生栗    皮をむき、スライス
・バター   1片
・白みそ   5g
・酒粕    5g
・出汁    大さじ2(ない場合本だしでも可)

【作り方】
1, オーブンを200℃にセットしましょう。
2, ホイルに食材を並べましょう。
3, 白みそ、酒粕をまぜ食材にかけましょう。
4, 出汁をかけましょう。
5, ホイルを包みオーブンに20分いれましょう。

そして素敵な酒器は森知恵子氏の作品。
私もmyぐいのみで森さんの作品を使ってます。

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秋刀魚の珍味のせと一緒に。。

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紹介するのは皇国晴酒造(みくにはれしゅぞう)幻の瀧 ひやおろしです。
洋梨のような香り。。しかし華やかすぎず抑えめです。ひと夏越えた熟成から丸みがでたと思われます。
香りからは想像できないシャープな飲み口。
後半円熟された米の旨味が徐々にボリュームをあげながら口全体に余韻長く残ります。
秋刀魚、珍味の香り、味わいは複雑に展開されます。シャープな味わいがスタッカートに絡み、食材の楽しみをもりたててくれます。

 

秋の彩りホイル焼きと一緒に。。。

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紹介するのは高澤酒造  曙 ひやおろしです。
蒸したもち米と少しの黒糖の香り、味わいとして、もっちりとしたボリューミーな甘味を感じます。
後半は栗のような香ばしさを感じるふくみ香、ピリリとワサビのような刺激が口全体に広がります。
味噌、酒粕、きのこ、秋鮭。
味わい深いディープな調和をお楽しみ下さい。

まとめ

秋が深まるにつれ、これから数多くの食材が出てきます。
もちろん日本酒も「ひやおろし」を口にすることが多くあると思います。
私は日本酒を定着させたいです。
富山では9月9日に「ひやおろし」が解禁されました。
日本酒を愛飲されている方でなくても、この日は日本酒を飲みたい。
そう思わせるハッピーな日になってくれたら、ボジョレーヌーボー(ワイン)が認知されたように、日本酒ももっと身近な存在になる気がします。
「食欲の秋」。。
たくさんの秋に触れながら、日本酒、日本の四季を楽しみましょう。

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濱多 雄太

1984年生まれ。富山県魚津市にて日本酒の楽しみを発信する飲食店『浜多屋 魚津駅前店』(ミシュランガイド北陸版掲載店) 『hamadaya LABO』を経営。食にまつわる資格:酒匠/日本酒学講師/全日本ソムリエ連盟ソムリエ/東京都ふぐ調理師。色々な視点から日本酒の魅力を伝えます。