日本酒を知る

日本酒を楽しむ

日本酒を考える

特集

夏バテに効く!酒粕で作る甘酒レシピ!

> > > 夏バテに効く!酒粕で作る甘酒レシピ!
このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは!SAKETIMESライター永木三月です。

普段は、『永木三月のテイスティングログ』というブログを拠点に、お酒の試飲会などの食べ物が集うイベント、美味しいお店の紹介をしています。また、定期的に「おいしいもの味覚鑑賞会」という食べ比べの会を開催しています。

さて、今回のテーマは、実は夏の風物詩でもある「甘酒」です。

はじめに——甘酒とは?

今でこそあまり飲まれませんが、日本に古くからある甘味飲料の1つです。

栄養価が高いこともあり、庶民に親しまれてきたお酒です。

江戸時代では価格統制が行われており、ある種の生活必需品に近い扱いだったと言えるかもしれません。

製法としては、を使う方法と酒粕を使う方法の2つがあります。清酒を作る際の残りかすである酒粕を使った甘酒は、奈良時代の『貧窮問答歌(ひんきゅうもんどうか)』にそれらしき記述があるそうです。酒粕が、生活に根ざした食品であったことがわかるエピソードと言えるでしょう。

甘酒の作り方

【材料(約一合弱)】

・水(日本酒でも可)150cc

・酒粕 30g

・砂糖 大さじ1弱

・塩ひとつまみ

今回使った酒粕は、酒粕レシピの記事でも登場したものです。秋田の酒造『齋彌酒造店』「雪の茅舎」から取られた酒粕を使いました。有楽町のアンテナショップ『秋田ふるさと館』で購入できます。

sake_g_sakekasuamazake1 (1)

さっそく作り方を紹介します!

手順1. 小鍋に水、酒粕、砂糖を入れ、酒粕の固まりが残らないように、よく溶きます。ハンドミキサーを使うとスムーズです。

板粕を使う場合は、事前に水と酒粕を合わせておき、柔らかくしておくと良いでしょう。

手順2. 火にかけます。ライトな仕上がりにしたい場合は、時間をかけてアルコール分を飛ばしましょう。燗酒のように、温かいお酒として楽しみたい場合は、飲み頃の温度になった時点で止めましょう。

sake_g_sakekasuamazake2 (1)

今回はあまりアルコールを飛ばしませんでした。使用した酒粕の色が出ているため、見た目は味噌汁のようです。

sake_g_sakekasuamazake3 (1)

香りは、ほんのりミルキーで、キャラメルのような艶もあります。口に含むと、香りがぶわっと広がり、甘みの中にほんのりパイナップルのような酸味を感じます。コクは非常に強く、食後酒としても楽しめそうな味わいです。

終わりに

いかがでしたでしょうか?

甘酒は食中酒には向きませんが、食後の1杯や、落ち着きたいひと時にお勧めできるお酒です。風邪を引いたときには、生姜汁を入れて、養生用の飲み物として飲むのも良いでしょう。(もちろんその場合は、アルコールはきちんと飛ばしましょう)

また、酒粕は、良質なものでも安価で手に入れることができます。栄養価が高くおいしい飲み物を、安く作ることができるのも、甘酒の魅力の1つでしょう。

暑さの厳しい季節にぴったりのお酒、1度作ってみてはいかがでしょうか?

みなさんの、さらに豊かな日本酒ライフに貢献できれば幸いです!

【関連】きゅうりと大根を日本酒で漬けてみた
【関連】日本酒デザートを作ってみました!

日本酒の魅力を、すべての人へ – SAKETIMES

このエントリーをはてなブックマークに追加

ライター募集中!

永木 三月

テイスティング専門家として活動中。ライターとしての活動の他、「おいしいもの味覚鑑賞会」という食べ比べの会を開催しています。 日本酒はもちろん、日常を支える家庭料理の楽しみから高級レストランの味わい深さまで、あらゆる食の楽しみを伝えるべく日々活動しています。

ウェブサイト