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青森県八戸の屋台村みろく横丁で海の幸と日本酒がおいしいお店をご紹介!

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こんにちは!SAKETIMESライターの梅山紗季です。梅雨も明け、夏休みに旅行に出かける方も多いのではないでしょうか。今回はライター梅山が、一足早くに夏休みをいただき、青森県・八戸で出会った日本酒のおいしいお店をご紹介します。

1人のみにもオススメ!屋台村・みろく横丁

まず最初にオススメするのが、JR八戸駅から出ている「八戸市街地行き」のバスに乗ってすぐのところにある、「八戸屋台村・みろく横丁」。赤ちょうちんの並ぶ門が出迎えてくれた先には、沢山の屋台のお店が並んでいました。

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今回お邪魔したのは「海の幸 美味」。みろく横丁の入り口から少し進んだ先、おんで市というエリアにあるお店です。

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お通しで出て来たのは、ヒラメのフライともやしと人参の炒め物。にんにくの効いた炒め物やジューシーなフライにも、魚介にも合う青森のお酒を、とお願いして提供していただいたのは、「菊駒 純米酒」。青森県三戸の菊駒酒造さんの、有名な日本酒です。グラスになみなみ注いでもらい、いただきます。

香りは、広がりのある甘い匂いです。フルーツでも、メロンやバナナほど芳醇な甘みではなく、柑橘系の果実ように爽やかな味わいです。主張が強いお酒ではないので、どんな料理とも相性がよさそう。

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お通しに揚げ物があったので、注文はタコ刺しにしました。ぷりぷりの身と歯ごたえ、他のお刺身に比べ油っぽさのないお刺身ですが、この「菊駒」は、控えめな味の料理にも合い、お酒が進みました。

カウンターのみのお店なので、待ち合わせの前や1人で飲み歩きたいときにおススメです。

日本酒を海の幸と味わえるバー

次にオススメするバー・オールドシューズは、先ほどのみろく横丁を抜けた路地の先にあります。少し歩くと、モダンなつくりのお店が見えてきます。

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こちらのオールドシューズには、青森県産だけではなく、マスターこだわりのさまざまな日本酒がおいてあります。カウンターに座ると、優しいマスターが応対してくれます。どんなものが飲みたいのか、知識を押しつけることは決してせず、ごく自然に会話をしながら、お客さんの好みを把握して選んでくださいます。今回私も、マスターとの会話を少し楽しんだのちに、せっかくなので、お酒をお任せでお願いしてみました。

最初にいただいたのは、三重県・木屋正酒造「而今」「純米吟醸 八反錦 九号酵母 無濾過生原酒」と徳島県・那賀酒造「旭若松」「純米無濾過生原酒」。旭若松の方は、緑の瓶のバージョンです。どちらもワイングラスに入れてくださいました。

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而今は、濃厚な甘みが、フルーツともお米とも表現しがたい味を作っています。例えるなら、ビターチョコレートのような苦みのある甘い味わいです。端正な香りとのギャップに、揺さぶられてしまいます。

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一方の「旭若松」は、ゆっくり傾けるとフルーツのような華やかな甘い香りが感じられ、飲むと、炊きたてのお米のような香りが鼻に抜ける、バランスのいいお酒です。味に振れ幅が少ないため、中盤に飲んでほっとするのにぴったり。

1杯飲んで来たあとだということや、日本酒が好きだということをお伝えした上でのこのチョイス、嬉しい!

お通しにはマグロの酒盗がけとマスカルポーネチーズを合わせたものが出て来たり、その後ウニの塩漬けをいただいたりと、地元のおいしい海の幸を活かして、お酒に合うように作られていることが伝わってきました。

最後にいただいたのは、香川県丸尾本店の「悦 凱陣」「純米酒 無濾過生 神力65」。この丸尾本店は、古くは勤皇の志士達が出入りし、桂小五郎・高杉晋作などが潜伏していたとされている、長い歴史を持つ蔵元さんだそうです。ふくらみがあり、米を炊いたような香りがする一方で、口にするとすっとキレがあります。 その後ゆっくり舌で味わうと、甘みが最後に追いかけてくる、何とも贅沢な味わいです。

「幕末の志士達も、同じようにお酒を飲んでいたかもしれませんね」なんて会話をしながら、その場で調理してくださったウニを、温かなご飯の上にたっぷりと乗せた、ウニ丼と、ウニの醤油づけとをいただきます。

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少しお醤油を落としていただくと、塩気が絡んで全体が引き締まり、ご飯との相性も抜群です。そして、このウニ丼とお酒の合うことといったら……。〆というよりは新しい1杯の始まりでした。

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店内はカウンターとテーブル席の構えですが、マスターお1人で切り盛りなさっています。お客さんは地元の常連さんから、旅行でいらっしゃった方までさまざまでしたが、マスターはその1人ひとりに向き合い、お酒を出していらっしゃいました。

他のお客さんとお話をするのも楽しいですし、マスターがこだわって集められている日本酒のラベルを眺めて過ごすのも楽しい。日本酒以外のお酒も豊富なので、日本酒が苦手な方でも安心して誘うことが出来ます。

 

旅行にも出張にも、八戸で飲むのはオススメ!!

これからの季節、特に、東北3大祭り秋田県の「竿燈(かんとう)祭り」、宮城県の「七夕祭り」青森県の「ねぶた祭り」の3つを見に、青森県を訪れる方も多いかと思います。こういった旅行や出張の際には、ぜひ八戸に立ち寄ってみてくださいね。

海の幸 美味

住所:青森県八戸市三日町 八戸屋台村みろく横丁 おんで市
営業時間:17:30~5:00
定休日 :日曜日(月2回)

オールドシューズ

住所:青森県八戸市鷹匠小路4-7
営業時間・定休日等は日にちにより異なる。

 

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鈴木紗雪

大学で日本文学を専攻。「お酒が飲みたくなる3冊」という日本酒と文学作品を絡めた記事をはじめ、映画、落語、音楽などの文化的な要素と日本酒とを扱った記事をご紹介しています。お菓子づくりも好きで、日本酒や酒粕を使ったスイーツのレシピも公開しています。