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9人の若者が生み出した夏にぴったりな日本酒「 GOZENSHU 9(NINE) ブルーボトル」

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岡山県真庭市勝山にある辻本店

酒造りの好条件に恵まれ「うまさけの国」と言われた美作(みまさか)で、文化元年(1804年)の創業以来、美作勝山藩御用達の献上酒「御前酒」を醸していました。すっきりとした辛口が持ち味の「御膳酒」は、現在も全国的な人気を誇っています。

辻本店の酒造りの特徴は、蔵独自の「菩提酛(ぼだいもと)製法」と酒米「雄町」へのこだわりです。

46年間、辻本店で酒造りを続けた前杜氏・原田巧氏は、黄綬紋章を受章するほどの名工でした。毎年新しいことに挑戦する姿勢で確立した酒造りは、現在も受け継がれています。

今回ご紹介するのは、偉大な前杜氏の技術を引き継ぎいだ現杜氏を筆頭に、蔵の若手9人でつくり上げた新銘柄「GOZENSHU 9(NINE)」です。

蔵を盛り上げる若手9人で醸すお酒

辻本店で造られる「GOZENSHU 9(NINE)」は、一見すると日本酒らしくないお洒落なデザインで女性にも人気の商品。若い女性杜氏を中心に、蔵で働く9人の若者が、同世代に日本酒をもっと飲んでもらいたい、日本酒の親父臭いイメージを変えたいというコンセプトで開発されました。

通年商品とは別に、季節ごとに限定のボトルを出しており、こちらは夏季限定のブルーボトルです。

ブルーボトルは、しぼりたてのお酒を生のまますぐにビン詰めし、冷蔵保存しながら熟成させたとてもデリケートなお酒。岡山産の雄町米を使用し、日本でも数蔵しか取り組んでいない「菩提酛(ぼだいもと)」仕込みをおこなっています。

菩提酛仕込みとは、日本最古の仕込み方法であり、清酒製法の起源といわれています。その特徴は、米を入れた水に天然の乳酸菌を発生させてつくる「そやし水」を、酒母造りのはじめに加えることで、雑菌を抑えながらアルコール発酵をうながす方法をとることです。そのため、夏場でも安全にキレイなお酒が造れるとされています。

「GOZENSHU 9(NINE) ブルーボトル」は、雄町米の濃醇な旨みの中に辛口の風味を感じつつも、すっきりとした味わい。余韻に、バナナの甘みを感じるフルーティーな広がりもあります。夏場は、冷やしてロックで飲むのがオススメ。ボトルも涼しげで、夏の晩酌にぴったりの日本酒です。

(文/しおグル)

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しおグル / 矢野詩織

旅好き、日本酒好きの25歳。会社員のかたわらグルメライター・狩猟女子として情報発信中。狩猟免許・日本酒ナビゲーター資格を持ち、ジビエ料理などの食のイベントも開催。SAKETIMESでは『LOVE!恋する日本酒』と題し、女の子にむけた“日本酒のあるライフスタイル”を提案します!

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