みなさまこんにちは。SAKETIMES鯨飲系ライタースギオカです♪

日本酒って美容・美肌効果のある有効成分が、なんと100種類以上もあるとされているんですって♪
米麹を作る際に必要な麹菌さんだけでも

・細胞の老化を防ぐ作用

・肌細胞活性化作用

・肌の保湿作用

・メラニン色素の生成を抑える働き

が期待出来るとか。

日本酒を造る蔵人さんの御手が白くて綺麗だと言うのも頷ける所ですね~。さぁ今日から皆で日本酒呑んで美白ゲットだぜ!!

さて。突然ですがスギオカ、母方の田舎が新潟の津川の方なんですね。
津川と言えば、伝統の淡麗辛口『麒麟山酒造』の酒蔵が在る所。そのせいか親類の集まりとなると、今も昔も必ず麒麟山が登場します笑

その流れがあるのか、スギオカは腰を据えて呑むとき、新潟の銘酒を選んでしまう癖があるようです。
(新潟の地酒を選び始めたら宴が長くなる合図って感じです笑)

そんなこんなで、お酒を買いにちょいちょい車飛ばして新潟まで行くことも有ったり無かったりするのですが、今回は酒蔵の見学もしたいなぁと思い立ち。

新潟県内に96軒ある酒蔵さんの中でも日本屈指の豪雪地帯、魚沼市に在り、全国で唯一、雪中貯蔵庫の内部を見られるという『玉川酒造』さんに行って見よう!!

と美酒を目指し、ちょいとひとっ走り行ってみることにしました。

関越道小出インターを下り、車を走らせること20分。

玉川酒造『越後ゆきくら館』に到着します。

玉川酒造さんは寛文13年(1673年)第四代将軍徳川家綱の時代より酒造りを続けている、創業なんと340年!!の歴史のある酒蔵さんです。

越後の豪農・目黒家の6代目目黒五郎助が長年の夢でもあった清酒製造のお墨付きを藩主より頂いたのち懸命に一途に始めた酒造り。

それを引き継ぎ、守り継ぎ。

前身となる玉川屋を創設し、のちに現在の玉川酒造になっています。

そう、

創始者目黒五郎助の名前は同名の日本酒として今では玉川酒造の代表銘柄になっているそうです。

凄いなぁ~かっこいいなぁ~。と

その重み在る歴史の流れを感じつついよいよ酒蔵見学!!酒蔵は朝9時から午後4時まで無料で見学をさせてもらえます。

しかもお1人様から案内をして頂けるので、ふらっと訪れても大丈夫!!

酒造見学は、雪中貯蔵庫⇒つくり蔵⇒土蔵からの~売店での試飲♪♪が工程になっています。
(土蔵までは15分~20分くらい、売店からの滞在時間は貴方次第♪)

雪中貯蔵庫

早速、天然の雪を大切に保存した、ゆきくら(雪中(せっちゅう)貯蔵庫)へ。

sake_g_tamagawasyuzou5 (1)

入り口から地下へ通じる階段を下りると、日本酒の貯蔵庫が!!
貯蔵庫内は温度が2~3度に保たれていてひんやりとしつつ柔らかい心地よさ。

sake_g_tamagawasyuzou6 (1)

温度が一定、湿度が高い、振動が少ない

この3つが日本酒をおいしく熟成させる秘密だそうです。

こちらには『越後ゆきくら』という雪中貯蔵大吟醸酒が貯蔵されていました。

 

貯蔵庫の中に桜の木の枝が数本活けて有りましたが、その開花時季の長いことといったら!!

sake_g_tamagawasyuzou4 (1)

 

それだけ温度が低く一定に保たれているという事ですね。

初夏の桜、可憐でした♪

 

貯蔵庫の次は『つくり蔵』の見学

つくり蔵の入り口横に綺麗な湧き水が、当たり前ですが湧いていました。

sake_g_tamagawasyuzou3 (1)

裏山の中腹より湧き出ている大清水で、お酒の製造に使う仕込み水だそう。

まろやかでまあるい美水でした。

ペットボトルなどを持ってくれば、無料で持ち帰りができるそうなのでご来訪の際はご準備されても良いかもですね♪

つくり蔵と土蔵には大きなタンクがいくつも並び、

日本酒、梅酒、日本酒のリキュールなど様々な種類のお酒が貯蔵されています。

sake_g_tamagawasyuzou2 (1)

タンクに入るお酒の量は、なんと7185リットル!!!!

とにかく凄い量だって言うのは理解できました笑

鯨飲スギオカでも呑み切るまでにはかなりの年数を要しそうです笑

雪中貯蔵~土蔵を経て、待ってましたの試飲♪(スギオカは車なので涙を呑んで耐えしのぎました笑)

玉川酒造の代表銘柄が10種前後並び、納得の行く1本やみんなに贈りたい1本など、納得いくまで、味わうことが出来そうで。。羨ましかったです笑

呑めない寂しさを大量購入で紛らわせたスギオカ笑

帰宅後、越後の風景を思い出しながら、玉川酒造さんの美酒を心行くまで味わいました。

『越後ゆきくら』も勿論納得の美酒でしたが、今回、1番のお気に入りはこちらの『純米吟醸 越乃雪蔵』

sake_g_tamagawasyuzou1 (1)

適度な酸味があり、食前から食後まで楽しめる、水の良さが伝わる、越後の淡麗旨口な銘酒で御座いました。

百聞は一見にしかず。とは正にこのこと。

代々守り継がれてきた伝統と歴史の越後の美酒、まずはご賞味してみませんか?

玉川酒造株式会社(越後ゆきくら館)

〒946-0216 新潟県魚沼市須原1643

TEL:025-797-2017 (代表)

TEL:025-797-2777 (お買い物専用)

定休日:1月1日のみ

営業時間:9:00~16:00

見学料:無料

※無料試飲は常時10種類以上ご用意

※お1人様からでもご案内します。

【関連】 山口県の酒井酒造を見学してきました!
【関連】 【伏見の清酒】月桂冠へ行ってきました!!

 

日本酒の魅力を、すべての人へ – SAKETIMES