みなさん、2024年はどんな日本酒に出会いましたか。

SAKETIMESは、年末の恒例として、読者の方々にその年に出会った最高の日本酒をX(旧Twitter)で紹介していただく企画を行っています。

今年も、みなさんの「#2024年最高の日本酒」を見ていきましょう。

長野県の日本酒が人気上昇中!

編集部のコメント

イギリスのロンドンで毎年開催されている世界的なワインコンテスト「International Wine Challenge(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)」のSAKE部門にて、2021年と2023年に長野県の日本酒が最高賞「チャンピオン・サケ」に輝くなど、長野県の日本酒に対する評価が高まってきています。

安定した人気の新潟清酒!

編集部のコメント

SAKETIMESの2024年の人気記事ランキングに、新潟市内で毎年開催されている日本酒イベント「にいがた酒の陣」の記事が複数入るなど、新潟清酒の人気は健在。今回のアンケートでも、新潟県の日本酒を挙げる投稿が多くありました。

能登半島地震からの復興を“飲んで応援”

編集部のコメント

2024年1月1日に発生した能登半島地震。酒蔵も被災しましたが、約1年が経過した現在でも、復興は思うように進んでいません。そんな状況のなか、被災した酒蔵は再建を目指して少しずつ進んでいます。日本酒ファンにできる支援のひとつが「飲んで応援」です。

生活に寄り添うパック酒

編集部のコメント

リーズナブルなパック酒には、日々の生活に寄り添ってくれる安心感があります。特別な瞬間ではなく、何気ない日常にも、“最高の日本酒”はありました。

大手酒蔵の新たな挑戦

編集部のコメント

業界大手の酒蔵といえば、全国流通の商品が思い浮かびますが、近年は新たな酒造りに挑戦する酒蔵も。2025年も、小〜中規模の酒蔵だけでなく、業界大手の酒蔵の動向にも注目しましょう。

新ジャンルとして注目の「クラフトサケ」

編集部のコメント

2022年に「クラフトサケブリュワリー協会」が設立されるなど、近年注目されている新ジャンル「クラフトサケ」。そのなかでも、稲とアガベ醸造所(秋田県)と平六醸造(岩手県)には、複数の投稿がありました。

固定の酒蔵を持たないファントムブリュワリーとして創業したぷくぷく醸造(福島県)の自社酒蔵の新設をはじめ、2025年も新たな動きが見られそうです。

※この記事における「クラフトサケ」は、クラフトサケブリュワリー協会の定義をもとにした、「日本酒の製造技術をベースにしながら、従来の日本酒にはない味や香りが楽しめる醸造酒」という意味です。フルーツやハーブなどの副原料を発酵過程で取り入れた「ボタニカルSAKE」や、もろみを搾る工程を経ない「どぶろく」の一部などが、それにあたります。酒税法上では「清酒」ではなく、「その他の醸造酒」や「雑酒」などに区分されます。

海外で醸造された「SAKE」も!

編集部のコメント

人気銘柄「獺祭」の旭酒造は、2023年5月から、アメリカのニューヨーク州でも酒造りをしています。2024年4月には、現地醸造の商品が日本国内でも限定販売され、話題になりました。

日本の酒蔵が海外に進出するだけでなく、日本酒に魅力を感じた現地の方々が醸造に挑戦する事例も増えています。海外輸出とともに、現地醸造の潮流からも目が離せません。

専門家や有識者の“最高の日本酒”は?

編集部のコメント

例年以上に、食や酒の専門家・有識者の投稿も見られました。プロフェッショナルの視点で厳選された“最高の日本酒”に出会う機会があれば、ぜひ試してみてください。

その他にも、たくさんの投稿が集まりました!

編集部のコメント

人気銘柄はもちろんのこと、にごり酒やスパークリング酒、熟成酒など、さまざまな種類の日本酒がピックアップされていました。日本酒の製法や香味の多様性を感じますね。

旅先の日本酒は格別!

編集部のコメント

「地酒」という言葉もあるように、日本酒には地域の魅力が詰まっています。旅先で風土を感じながら味わう日本酒は素晴らしいものですね。

歴史的な瞬間を彩る一杯!

編集部のコメント

2024年のもっとも大きな日本酒ニュースのひとつが、「伝統的酒造り」のユネスコ無形文化遺産への登録。正式に発表された瞬間の乾杯は、登録に尽力した関係者にとって特別なものだったに違いありません。

ご協力、ありがとうございました!

アンケートにご協力いただいたみなさん、本当にありがとうございました。紹介しきれなかった投稿は、X(旧Twitterのハッシュタグ「#2024年最高の日本酒」をチェックしてみてください。

(文:SAKETIMES編集部)

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