近年、日本酒の海外市場の拡大に伴い、世界各地で日本酒コンテストが開催されるようになりました。各コンテストの個性を知ることで、より好みの日本酒に出会えるきっかけになるかもしれません。

今回は「国外編」として、国外で開催されている以下の日本酒コンテストの特徴をまとめました。国内編はこちらです。

  • International Wine Challenge/インターナショナル・ワイン・チャレンジ(イギリス)
  • Kura Master/クラ・マスター(フランス)
  • 全米日本酒歓評会(アメリカ)
  • フェミナリーズ世界ワインコンクール(フランス)
  • CINVE/シンヴェ(スペイン)
  • MONACO SAKE AWARD/モナコ・サケ・アワード(モナコ)
  • Australian Sake Awards/オーストラリア・サケ・アワード(オーストラリア)
  • Catad'Or/カタドール(チリ)
  • Oriental Sake Awards/オリエンタル・サケ・アワード(香港)
  • Sake Challenges/酒チャレンジ(世界各地)
  • 世界酒蔵ランキング(日本)

※この記事は、2024年5月24日現在の情報をもとに作成しています。

International Wine Challenge/インターナショナル・ワイン・チャレンジ(イギリス)

1984年から続く「International Wine Challenge(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)」は毎年ロンドンで行われ、世界でもっとも影響力のあるワインコンテストともいわれています。日本酒部門は、2007年に新設されました。

IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2022

◎コンテスト概要

  • 名称:International Wine Challenge/インターナショナル・ワイン・チャレンジ
  • 審査部門:普通酒/純米酒/純米吟醸酒/純米大吟醸酒/本醸造酒/吟醸酒/大吟醸酒/スパークリング/古酒
  • 審査方法:ブラインドテイスティング
  • 審査員:世界各国の日本酒専門家
  • 各賞:
    ・チャンピオン・サケ:各部門のトロフィーを獲得した出品酒の中から選出された1点に与えられるSAKE部門の最高賞
    ・トロフィー:各部門のゴールドメダルを獲得した出品酒の中で特に優れた数点に与えられる各部門の最高賞
    ・ゴールドメダル
    ・シルバーメダル
    ・ブロンズメダル
    ・大会推奨酒
    ・グレートバリュー・アワード:グレートバリューを獲得した出品酒の中から選出された1点に与えられる賞
    ・グレートバリュー:日本での小売価格が1,200円(四合瓶換算/税抜)以下、かつ生産量が10万本以上(四合瓶換算)という優れたコストパフォーマンスを持った数点に与えられる賞
  • 開催時期:
    ・審査会:5月(2024年)
    ・審査結果の発表(メダル/トロフィー):5月(2024年)
    ・審査結果の発表(チャンピオン・サケ/グレートバリュー・アワード):7月(2024年)
  • 前回の出品点数:1,601点(2023年)
  • 第1回の開催年:1984年 ※SAKE部門は2007年に新設。
  • 公式サイト:https://www.internationalwinechallenge.com/
  • 日本事務局:日本酒造青年協議会

Kura Master/クラ・マスター(フランス)

Kura Master」は、フランス人を中心とした現地のプロフェッショナルが審査員を務める、フランス人によるフランス人のための日本酒コンテストです。2017年から開催されています。

Kura Masterコンクール

◎コンテスト概要

  • 名称:Kura Master/クラマスター
  • 審査部門:
    ・純米酒部門
    ・純米大吟醸酒部門
    ・サケ スパークリング部門
    ・クラシック酛部門
    ・古酒部門
  • 審査方法:ワイングラスを使用したブラインドテイスティング(100点満点/加点方式)
  • 審査員:フランス人を中心とした現地のプロフェッショナル(五ツ星ホテルのトップソムリエ、ミシュランで星を獲得しているレストランの関係者、ホテル・料理学校の関係者、ワインジャーナリストなど)
  • 各賞:
    ・プレジデント賞:審査委員長であるグザビエ・チュイザさんが各部門のプラチナ賞から選出した1点に与えられる賞
    ・審査員賞:審査委員会が各部門から選出した出品酒に与えられる賞
    ・プラチナ賞:93〜100点を獲得した出品酒に与えられる賞
    ・金賞:80〜92点を獲得した出品酒に与えられる賞
  • 開催時期:
    ・審査会:5月(2024年)
    ・審査結果の発表:6月(2024年)
    ・授賞式:10月(2024年)
  • 前回の出品点数:1,090点(2023年)
  • 第1回の開催年:2017年
  • 公式サイト:https://kuramaster.com/
  • 主催:Association de Kura Master

全米日本酒歓評会(アメリカ)

全米日本酒歓評会」は、2001年から開催されている、日本国外ではもっとも歴史のある日本酒コンテスト。

本コンテストの関連イベントとして、一般消費者も参加できる利き酒会「ジョイ・オブ・サケ(THE JOY OF SAKE)」がニューヨークやホノルルで開催され、参加者は全出品酒を試飲することができます。全米日本酒歓評会は、このイベントと併せて開催されることで、アメリカの日本酒市場の拡大に大きく寄与してきました。

「2020年度 全米日本酒歓評会」の審査風景

◎コンテスト概要

  • 名称:全米日本酒歓評会
  • 審査部門:
    ・大吟醸酒部門A(純米大吟醸酒も含む):精米歩合40%以下
    ・大吟醸酒部門B(純米大吟醸酒も含む):精米歩合50%以下
    ・吟醸酒部門(純米吟醸酒も含む):精米歩合60%以下
    ・純米酒部門A:精米歩合60%以下
    ・純米酒部門B:精米歩合60%を超える
  • 審査方法:ブラインドテイスティング。一審の上位約50%が二審に進み、二審で上位の得点を獲得した出品酒に「金賞」が、それ以外の出品酒に「銀賞」が与えられる。その中で高い得点を獲得した出品酒には「グランプリ」「準グランプリ」が与えられる。
  • 審査員:独立行政法人 酒類総合研究所をはじめ、日本酒造組合中央会や日本醸造協会などの協力機関から推薦された専門家
  • 各賞:グランプリ/準グランプリ/金賞/銀賞
  • 開催時期:
    ・審査会:10月(2024年)
    ・審査結果の発表:10月(2024年)
  • 前回の出品点数:198社から578点(2023年)
  • 第1回の開催年:2001年
  • 公式サイト:https://sakeappraisal.org/
  • 主催:国際酒会

フェミナリーズ世界ワインコンクール(フランス)

フェミナリーズ世界ワインコンクール」は、2007年から開催され、フランスで高い知名度を誇る国際的なコンテスト。もっとも大きな特徴は、審査員が女性のみで構成されていることです。日本酒部門は、2020年に新設されました。

第18回フェミナリーズ世界酒類コンクール2024@フランス

◎コンテスト概要

  • 名称:フェミナリーズ世界ワインコンクール
  • 審査部門:スパークリング/純米大吟醸酒/純米吟醸酒/純米酒/熟成酒(3年以上熟成したもの)
  • 審査方法:ブラインドテイスティング(20点満点)
  • 審査員:女性のワイン専門家(ソムリエ、醸造家、ワインジャーナリストなど)
  • 各賞:
    ・TOP OF THE BEST:各部門で最高点を獲得した出品酒に与えられる賞。
    ・COUP DE COEUR(クー・ド・クール審査員特別賞):金賞の中で、複数の審査員が高い得点を与え、非常に好ましい品質と評価した出品酒に与えられる賞。
    ・金賞
  • 開催時期:
    ・審査会:4月(2024年)
    ・審査結果の発表:4月(2024年)
  • 前回の出品点数:132点(2024年)
  • 第1回の開催年:2007年 ※日本酒部門は2020年に新設。
  • 公式サイト:https://feminalise-japon.com/
  • 日本事務局:フェミナリーズ・ジャポン

CINVE/シンヴェ(スペイン)

2007年から続く、スペイン政府公認の国際酒類コンクール「CINVE」。近年、スペインでは、日本酒をはじめとする日本産酒類の存在感が高まってきているそうで、2019年に日本酒部門が新設されました。

◎コンテスト概要

  • 名称:CINVE(シンヴェ)
  • 審査部門:清酒部門/焼酎部門/古酒部門
  • 審査員:スペイン内外に影響力のある食のエキスパートや輸入関係者など
  • 各賞:
    ・CINVE大賞(最高金賞の中でもっとも高い得点を獲得した出品酒に授与)
    ・最高金賞/金賞/銀賞
  • 開催時期:
    ・審査会:9月(2023年)
    ・審査結果の発表:9月(2023年)
  • 前回の出品点数:約200点(2023年) ※焼酎やリキュールなどを含める。
  • 第1回の開催年:2007年 ※清酒部門は2019年に、古酒部門は2023年に新設。
  • 公式サイト:https://cinve-japan.com/
  • 日本事務局:株式会社SAKEマーケティングハウス/合同会社Glue Japan

MONACO SAKE AWARD/モナコ・サケ・アワード(モナコ)

モナコSAKEアワード」は、モナコと日本の文化交流のために開催されている日本酒コンテストです。世界各地から名士が集まるモナコで、世界中の人々が楽しめる日本酒を選出します。

◎コンテスト概要

  • 名称:MONACO SAKE AWARD/モナコSAKEアワード
  • 審査方法:加点方式のテイスティング
  • 審査員:モナコ公国の国家元首・駐日大使、現地の宮殿料理長や一流ホテルのソムリエなど
  • 各賞:
    ・グランプリ賞:もっとも高得点に輝いた出品酒に与えられる賞。
    ・マリアージュ賞:毎年異なるテーマにもっとも合うと思われる出品酒に与えられる賞。2024年のテーマは「生ハム」。
    ・純米大吟醸/大吟醸部門  ゴールド賞:純米大吟醸酒/大吟醸酒の優れた出品酒に与えられる賞。
    ・純米吟醸/吟醸部門 ゴールド賞:純米吟醸酒/吟醸酒の優れた出品酒に与えられる賞。
    ・純米/本醸造部門 ゴールド賞:純米酒/本醸造酒の優れた出品酒に与えられる賞。
    ・普通酒部門 ゴールド賞:普通酒の優れた出品酒に与えられる賞。
  • 開催時期:
    ・審査会:10月(2023年)
    ・審査結果の発表:11月(2023年)
  • 前回の入賞点数:22点
  • 第1回の開催年:2021年
  • 公式サイト:https://monacosake.com/
  • 主催:Association Monaco Friends of Japan

Australian Sake Awards/オーストラリア・サケ・アワード(オーストラリア)

Australian Sake Awards」は、オーストラリアの日本酒市場の発展を目的としたコンテスト。

本コンテストの後には、一般消費者を対象にした試飲即売イベント「Australian Sake Festival」がシドニーとメルボルンで開催され、参加者はプロフェッショナルが評価した受賞酒を楽しむことができます。

Australian Sake Awards

◎コンテスト概要

  • 名称:Australian sake awards
  • 審査部門:
    ・Fruity/Floral(フルーティ・フローラル)部門
    ・Elegant/Clean(エレガント・クリーン)部門
    ・Savoury/Full bodied(セイボリー・フルボディ)部門
    ・Mature/Complex(マチュア・コンプレックス)部門
    ・Sparkling(スパークリング)部門
  • 審査方法:ワイングラスを使用したブラインドテイスティング(10点満点/加点方式)。2024年から、香味の特徴ごとに部門を分けた「カテゴリー別基本審査」に加え、ペアリングの相性に特化した「フードマッチング審査」も実施。
    ※カテゴリー別基本審査に出品する1点ずつに対し、以下の5種類のフードカテゴリーから、もっとも良く合うと思う1〜2種類を選択してエントリーする。
    ・Cooked prawns(ボイルされた赤エビ)
    ・Charcuterie board: cheddar, brie, salami, olives, crackers(チーズ、サラミ、オリーブなど前菜の盛り合わせ)
    ・Pizza margherita(ピザ・マルゲリータ)
    ・BBQ aussie beef steak with salt and pepper(オージービーフステーキBBQ 塩胡椒味)
    ・Grilled salmon butter and lemon(サーモングリルレモンバター味 )
  • 審査員:オーストラリア出身の酒類関係者(ソムリエ、酒販店・飲食店のスタッフ、日本酒資格の保持者、輸入・卸業の日本酒担当者など)
  • 各賞:
    【カテゴリー別基本審査】
    ・Platinum賞: カテゴリー別の最上位1点
    ・Gold賞: カテゴリー別の全出品酒の上位20%
    ・Sessionable賞: 全出品酒の上位10%
    【フードマッチング審査】
    ・Food Matching特別賞:フードカテゴリー別の最上位1点
    ・Recommended Food Matching賞:フードカテゴリー別の全出品酒の上位20%
  • 開催時期:
    ・審査会:5月(2024年)
    ・審査結果の発表:6月(2024年)
    ・授賞式:9月(2024年)
  • 前回の出品点数:104点(2023年)
  • 第1回の開催年:2022年
  • 公式サイト:https://australiansakeawards.org.au/
  • 主催:一般社団法人 Australian Sake Awards協会

Catad'Or/カタドール(チリ)

2023年で28回目の開催を迎えた「Catad'Or(カタドール)」は、世界的なワインの生産国として知られるチリで開催される、南米でもっとも影響力のあるコンテストです。日本酒部門は、2021年に新設されました。

カタドール2023

◎コンテスト概要

  • 名称:Catad’Or World Wine Awards/Catad’Or World Spirits Awards
  • 審査方法:ブラインドテイスティング(100点満点)
  • 審査員:世界各国のソムリエやジャーナリストなど
  • 各賞:
    ・Major Sake(日本酒部門の最高金賞)
    ・Gran Oro(特別金賞/93点以上)
    ・Oro(金賞/89点以上93点未満)
    ・Plata(銀賞/85点以上89点未満)
  • 開催時期:
    ・審査会:11月(2023年)
    ・審査結果の発表:11月(2023年)
  • 前回の入賞点数:12社から25点(2023年) ※スピリッツやリキュールも含める。
  • 第1回の開催年:1995年 ※日本酒部門は2021年に進出。
  • 公式サイト:https://catador.cl/
  • 主催:Catad’Or

Oriental Sake Awards/オリエンタル・サケ・アワード(香港)

Oriental Sake Awards」は、香港で開催されている日本酒コンテスト。アジアの酒類専門家によって審査され、日本からアジアへの輸出の一助となることを目指しています。

Oriental Sake Awards 2023

◎コンテスト概要

  • 名称:Oriental Sake Awards(亞州清酒大賞)
  • 審査部門:
    ・純米大吟醸/純米吟醸(淡麗):精米步合が 60%以下の純米酒。評価のポイントは「香り」「味わいの透明感」「酒質の上品さ」「後味のキレ」。
    ・純米大吟醸/純米吟醸(芳醇):精米步合が 60%以下の純米酒。評価のポイントは「香り」「味わいの強さと複雑さ」「酒質のまろやかさ」。
    ・大吟醸/吟醸(淡麗):精米步合が60%以下、かつ添加されている醸造アルコールが白米総量の10%以内の吟醸酒。評価のポイントは「香り」「味わいの透明感」「酒質の上品さ」「後味のキレ」。
    ・大吟醸/吟醸(芳醇):精米步合が60%以下、かつ添加されている醸造アルコールが白米総量の10%以内の吟醸酒。評価のポイントは「香り」「味わいの強さと複雑さ」「酒質のまろやかさ」。
    ・本醸造:精米步合が70%以下、かつ添加されている醸造アルコールが白米総量の10%以内の本醸造酒。評価のポイントは「香り」「味わいの透明感」「酒質の爽快感」「後味のキレ」。
    ・純米酒(旨味濃醇):米・米麹のみで造られた純米酒。評価のポイントは「香り」「旨味の強さ」「酒質のまろやかさ」。
    ・純米酒(淡麗):米・米麹のみで造られた純米酒。評価のポイントは「雑味の少なさ」「旨味のバランス」「爽快感」「後味のキレ」。
    ・スパークリング:炭酸添加、タンク內二次発酵、または瓶內二次発酵で造られたスパークリング酒。評価のポイントは「泡質」「酒質の上品さ」「重層的な味わい」。
    ・生酒:火入れされていない日本酒。評価のポイントは「香りと味わいのフレッシュさと力強さ」「酒質の爽快感」。
  • 審査方法:ワイングラスを使用したブラインドテイスティング(生酒は5〜10℃/その他は15〜18℃)
    ・予選審査:すべての出品酒をブラインドテイスティング。
    ・審査(2回目):100点満点(加点方式)で評価され、点数に応じて部門ごとに「金賞」「銀賞」「銅賞」を選出。
    ・審査(3回目):金賞受賞酒をすべて再評価し、各部門のチャンピオンを選出。
    ・決勝審査:各部門のチャンピオンから「Sake of the Year」を選出。
  • 審査員:酒サムライ、日本酒業界やワイン業界で活躍するソムリエ、教育者、コラムニスト、ジャーナリストなどの日本酒専門家。ゲスト審査員として、日本酒販売業者や香港日本酒業連合会のメンバーも参加。
  • 各賞:
    ・Sake of the Year
    ・部門チャンピオン酒
    ・金賞(94〜100点)
    ・銀賞(87〜93点)
    ・銅賞(82〜86点)
  • 開催時期:
    ・審査会:8月(2024年)
    ・審査結果の発表:9月(2023年)
    ・表彰式:10月(2023年)
  • 第1回の開催年:2022年
  • 公式サイト:https://www.orientalsakeawards.com/
  • 主催:日本酒業連合會(Federation of Japanese Sake Industry of Hong Kong)

Sake Challenges/酒チャレンジ(世界各地)

「Sake Challenges(酒チャレンジ)」は、世界中の人々を対象に日本酒の教育・普及活動に取り組んでいる酒ソムリエ協会(Sake Sommelier Association)が、世界各地で毎年開催している日本酒コンテスト。酒とローカルを結ぶを目的に、開催地にどのように受け入れられるかに重点を置いて、審査が行われます。

これまで、ロンドン、ミラノ、ボルドー、ルクセンブルク、シンガポールといったさまざまな地域で開催されてきました。日本酒の魅力を世界中のさまざまな地域に届けるため、今後も世界各地で「酒チャレンジ」が開催される予定です。

審査会の後、全出品酒を披露する「Japan Life」というイベントも行われます。審査に参加した酒ソムリエだけでなく、現地の流通関係者やインフルエンサー、一般の消費者の方々が日本酒を通して交流します。

ロンドン酒チャレンジの審査風景

◎コンテスト概要

  • 名称:Sake Challenges(酒チャレンジ)
  • 審査部門:なし
  • 審査方法:ブラインドテイスティング
  • 審査員:酒ソムリエ協会が認定した「酒ソムリエ(Certified Sake Sommelier ®︎)」の資格保持者
  • 各賞:プラチナ賞/金賞/銀賞/銅賞
  • 開催時期:開催年や開催地によって変動。
  • 第1回の開催年:2012年(ロンドン)
  • 公式サイト:https://sakesommelierassociation.com/
  • 主催:Sake Sommelier Association(酒ソムリエ協会)

世界酒蔵ランキング

世界酒蔵ランキング

「世界酒蔵ランキング」は、2019年にスタートした、日本酒の酒蔵を格付けするプログラムです。その年に開催された有力な日本酒コンテストの受賞実績をポイント化して酒蔵ごとに集計し、獲得ポイントの上位50位を発表しています。

◎コンテスト概要

  • 名称:世界酒蔵ランキング
  • 審査部門:なし
  • 審査方法:その年に開催された有力な日本酒コンテストの受賞実績をポイント化して酒蔵ごとに集計する。
    【2023年に対象となった日本酒コンテスト】
    ・全国新酒鑑評会
    ・各地域の国税局が主催する清酒鑑評会
    ・全国燗酒コンテスト
    ・ワイングラスでおいしい日本酒アワード
    ・SAKE COMPETITION
    ・Kura Master(フランス)
    ・International Wine Challenge(イギリス)
    ・Milano Sake Challenge(イタリア)
    ・全米日本酒歓評会(アメリカ)
  • 開催時期:
    ・結果発表:毎年12月ごろ
  • 第1回の開催年:2019年
  • 公式サイト:http://www.sakaguraranking.jp/
  • 主催:世界酒蔵ランキング 実行委員会

(文:SAKETIMES編集部)