在宅勤務や時差通勤が増えたことで、「仕事帰りのちょっと一杯!」と飲みに行くことがめっきりと減りました。その分、増えたのが家飲みの機会。そんな時に、簡単ですぐ作れるおつまみがあれば、家飲みも充実してきます。

今回はソーセージとズッキーニを使って、「オーブン焼き」と「春巻き」の2品のおつまみをご紹介します。

春はフレッシュなお酒やにごり酒が店頭に並ぶ季節。このおつまみに合わせたい「常山 純米吟醸 霞」は、春の淡雪のような少量のオリがあるうすにごり酒です。春らしいピンクの色合いのラベルで、心がウキウキしてきます。

「常山 純米吟醸 霞」

「常山 純米吟醸 霞」(常山酒造/福井県)

最初に軽快でスッキリとした香りを感じ、すぐその後にミルキーさとフルーティーさが同時に現れます。口当たりは、とろみがあってなめらか。ボリュームがありジューシーな味わいで、中盤は甘みとふくよかさを感じます。後半は、若干の苦みときれいな酸で引き締まり、バランスの良いお酒です。

それでは「常山 純米吟醸 霞」に合うおつまみを、3ステップの簡単レシピで作ります。

「ソーセージとズッキーニのオーブン焼き」

オーブン焼き完成

【材料】  2人分(調理時間 10分)

  • ズッキーニ......1本
  • ソーセージ......120グラム
  • 粉チーズ......10グラム
  • ローズマリー(ドライでも可)......1枝
  • オリーブオイル......大さじ1
  • 塩、こしょう......少々
  • 粉チーズ(仕上げ用)......適量

【作り方】

1. ズッキーニとソーセージは食べやすい大きさに切り、さっと茹でる。

2. 水気を切り、粉チーズ、ローズマリー、オリーブオイル、塩、こしょうと和える。

3. 耐熱皿に入れて250度のオーブンで5分焼き、仕上げに粉チーズをかける。

オーブン焼き手順

オリーブオイルをからめて焼くのがポイント。短時間でもほどよく火が通り、水分とうまみを逃しません。パリッとした歯ごたえのソーセージにみずみずしいズッキーニ。そこに粉チーズのコクを加えておいしく加えました。熱々をどうぞ。

「ソーセージとズッキーニの春巻き ハーブソース添え」

春巻き完成

【材料】 2人分(調理時間 10分)

  • ソーセージ......2本
  • ズッキーニ......1/2本
  • 春巻きの皮......4枚
  • 揚げ油......適量

(ハーブソース)

  • マヨネーズ......大さじ2
  • オリーブオイル......小さじ1
  • レモン汁......小さじ1
  • ディル みじん切り......1/2枝分
  • 塩......少々
  • タバスコ......少々

【作り方】

1. ズッキーニはソーセージと長さを合わせて切り、それぞれ春巻きの皮で巻く。

2. 油で2~3分揚げる。

3. ハーブソースの材料を混ぜ合わせ、添える。

春巻き手順

パリパリの春巻きの中からソーセージのうまみが弾けます。ズッキーニの甘みは凝縮され、ハーブ香るソースとの相性も抜群です。さっそく、お酒に合わせてみましょう!

料理

純米吟醸酒のようなフルーティーなお酒には、お肉やクリームなど油分の多い料理との相性よし。ハーブは後味をスッキリさせ、日本酒と料理を繋げる役目を果たします。

ぜひ、ご自宅にあるお好みの銘柄でも合わせて、家飲みの時間を楽しんでくださいね。

(文/まゆみ)

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