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「生詰め」とは? ― 日本酒用語解説

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今回は日本酒の「生詰め酒(なまづめしゅ)」についてご説明しようと思います。

 

1. 生詰め酒とは?

「生詰め酒」とは、火入れという加熱処理を1度しか行わないお酒です。

日本酒は通常、出荷前に2度の火入れを行っています。

1度目は、日本酒をしぼってタンクに貯蔵する前、
2度目は、瓶に詰めて出荷する前です。

生詰め酒は1度目の火入れのみ行い、2度目は行わないお酒のことです。
反対に、2度目の火入れのみを行うお酒を「生貯蔵酒」といいます。また、2度とも火入れをしなければ「生酒」と呼ばれます。

火入れ、生貯蔵酒、生酒については以下の記事で詳しくご説明していますので、合わせてお読みください!
・火入れの記事はこちら
・生貯蔵酒の記事はこちら
・生酒の記事はこちら

 

2.  生詰め酒の特徴

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生詰め酒の特徴を伝えるには、
まず、しぼった後に「水を加えている」ということをご説明しなければなりません。

日本酒はしぼりたてのままだと、アルコール度数が高いです。そこに、水を加えアルコール度数や味わいを調節してるのです。
このとき加える水にもお酒の品質を変化させてしまう菌が含まれている可能性があります。通常は、この菌を殺菌するために、瓶詰めする前にもう1度火入れをしているのです。

生詰め酒は、1度目の火入れをした後に水を加えてから、もう1度火入れをしません。お酒の品質は変化してしまう可能性は有りますが、2度めの火入れをしていない分、ややフレッシュな味わいが楽しめます。

また、1度火入れをしているので、生酒ほど冷蔵管理を徹底する必要はありませんが、できるだけ冷蔵保存することをおすすめします!

出典:amazon

 

3. 「ひやおろし」とは?

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秋に「ひやおろし」や「秋あがり」という名前がついた日本酒が各酒蔵から出荷されます。これらは、「生詰め酒」です。

春に出来上がったお酒に火入れをして夏のあいだ貯蔵し、秋口に出荷した生詰め酒をとくにこのように呼びます。味わいはひと夏熟成させたことにより、「まるみ」や「ふかみ」が増します。
このひやおろしは江戸時代からの、秋の風物詩でした。

出典:amazon

 

以上が生詰め酒の説明です!
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火入れ、生酒、生貯蔵酒については以下の記事で詳しくご説明していますので、合わせてお読みください!
・火入れの記事はこちら
・生貯蔵酒の記事はこちら
・生酒の記事はこちら

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