昨年2025年、みなさんはどんな日本酒に出会いましたか?
SAKETIMESでは、年末恒例のアンケート企画を実施。今年は120名以上の読者のみなさんから、心に残る特別な日本酒を教えてもらいました。
みんなの「#2025年最高の日本酒」結果発表!【SAKETIMES 年末アンケート企画】

いろいろと語りたいことはあるけれど、結局のところ、ひとくち飲んで「ああ、美味い……」とため息が漏れる瞬間には敵いません。1日の終わりに、お気に入りの酒器に注ぐ一杯。身体の芯までじわっと解けていくような、あの幸福感。難しいことは抜きにして、「今夜もまた飲みたい」と思わせる銘柄が揃いました。
アンケートにご協力いただいたみなさん、本当にありがとうございました!
可能性を秘めている日本酒の「熟成」
時を重ねて生まれる「色」「香り」「味」「質感」の変化─日本酒のプロに聞く、熟成酒の魅力と楽しみ方
いま、ビジネスパーソンが知るべき「熟成酒」の価値─日本酒のプロに聞く、熟成酒市場の可能性

ワインやウイスキーの世界で、至高の価値として愛される「熟成(ヴィンテージ)」。実は日本酒にも、時を重ねることでしか到達できない、芳醇な香りと深い味わいが存在します。
2024年12月、「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを受け、日本酒への注目は国内外でかつてないほど高まっています。そのなかでも、日本酒の新たな市場を切り拓く存在として期待されているのが「熟成酒」です。
では、日本酒の熟成酒は今後どのような可能性を秘めているのでしょうか。たとえば、日本のビジネスパーソンが自国の文化教養として熟成酒への理解を深めることは、国際的なビジネスシーンにおける強力なコミュニケーションツールとなり、日本酒の価値をさらに高めていく一助となるでしょう。
「世界酒蔵ランキング 2025」トップ10が発表
コンテストの受賞実績で酒蔵を格付けする「世界酒蔵ランキング 2025」のトップ10が発表されました!

日本酒コンテストの受賞実績をもとに酒蔵を格付けする「世界酒蔵ランキング 2025」のトップ10が、2025年12月9日(火)に発表されました。
「世界酒蔵ランキング」は、2019年から実施されている、酒蔵を格付けするプログラムです。その年に開催された有力な日本酒コンテストの受賞実績をポイント化して酒蔵ごとに集計し、獲得ポイントの上位50位を発表しています。
一般的な日本酒コンテストでは、商品が審査対象となっているため、受賞酒がすぐに売り切れてしまうこともあります。その一方、「世界酒蔵ランキング」は酒蔵そのものを評価することで、日本酒を選ぶ際の新たな指標として、「どの日本酒を選べばよいかわからない」という人のガイド役となることを目指しています。
130銘柄の日本酒レビューをまとめた書籍が発売
130銘柄の日本酒を“読んで”味わう!有名酒ブロガーによる日本酒ガイド「世界一やさしい日本酒味覚図鑑」が、12/2(火)より販売中

株式会社カンゼン(東京都千代田区)は、酒ブロガー・神奈川健一さんによる日本酒レビューをまとめた書籍「世界一やさしい日本酒味覚図鑑」を、2025年12月2日(火)より販売中です。
本書では、イラストレーター・山本祥子さんが描いた親しみやすいイラストやアイコンとともに、高級酒からカップ酒、パック酒に至るまで、合計130銘柄の日本酒を紹介。
冷やしておいしい銘柄を「モダン系」、さまざまな温度帯で楽しめる銘柄を「クラシック系」と分類。モダン系では香り・味・ペアリングの要素に、クラシック系では冷酒・常温・熱燗の味わいに注目し、「味覚アイコン」と「肴アイコン」を活用しながら、誰にでもわかる言葉でレビューしています。
新商品情報をピックアップ
日本酒と木の香りが調和!日本酒を進化させる実験的プロジェクトの新商品「Gekkeikan Studio no.6」が、11/21(金)に700本限定で発売

月桂冠株式会社(京都府京都市)は、実験的な日本酒を試作段階で商品化するプロジェクト「Gekkeikan Studio」の新商品「Gekkeikan Studio no.6」を、2025年11月21日(金)に700本限定で発売しました。
「Gekkeikan Studio」は、実験的な日本酒を試作段階で消費者と共有し、その声を商品開発に反映させることで、ともに日本酒の新たな可能性を発見・進化させていく月桂冠の新たなプロジェクトです。
新商品「Gekkeikan Studio no.6」は、その開発プロセスのなかで「木材と日本酒の香りの調和」に着目。アメリカンホワイトオークと国産杉、2種類の木材で仕立てた樽に糖質ゼロの日本酒を貯蔵し、木の香りをなじませたお酒です。
樽内を直火で焼き付けて焦がす「チャーリング」によって引き出された、オーク由来のバニラやカラメルのような丸みのある香りと、杉ならではの清々しくシャープな木立を思わせる香りが重なります。糖質ゼロの超辛口日本酒の味わいがこれらと溶け合い、ウイスキーのような雰囲気を持ちながらも、多層的で立体的な香味を生み出します。
日本酒×ポテチの人気コラボがこの冬も!酔鯨酒造と湖池屋の「鯨乃友 ~あわせて旨みが華やぐ~」が、11/20(木)より販売中

酔鯨酒造株式会社(高知県高知市)は、株式会社湖池屋(東京都板橋区)のポテトチップスとコラボした日本酒ペアリングセット「日本酒×ポテト 鯨乃友(くじらのとも)~あわせて旨みが華やぐ~」を、2025年11月20日(木)より数量限定で販売中です。
本企画は、家庭でお酒とともに楽しめるスナックの開発を進める湖池屋と、日常の食卓に寄り添う食中酒の魅力を発信する酔鯨酒造の理念が共鳴して実現しました。2022年の初コラボ以来、毎年冬の恒例企画として定着しています。
セット内容は、酔鯨酒造が今回のために仕込んだ日本酒「酔鯨 湖池屋オリジナル 2025」と、湖池屋が「酔鯨」とのペアリング専用に開発したポテトチップス「鯨乃友 鰹の酒盗味」。
日本酒「酔鯨 湖池屋オリジナル 2025」は、マンゴーを思わせるやわらかな吟醸香と輪郭のはっきりとした酸味が特徴で、ポテトチップス「鯨乃友 鰹の酒盗味」のゆずの香りや酒盗の旨みを引き立たせています。
日本初のリジェネラティブ・オーガニック認証を取得した日本酒「やまもり 2025」が、12/11(木)よりパタゴニアから販売中

アウトドア企業のパタゴニア・インターナショナル・インク(神奈川県横浜市)は、食品部門「パタゴニア プロビジョンズ」より、日本で初めてリジェネラティブ・オーガニック認証を取得したオリジナル日本酒「やまもり 2025」(醸造元:仁井田本家/福島県郡山市)を、2025年12月11日(木)より販売中です。
今期の「やまもり 2025」では、パタゴニアが推進する環境再生型有機農業の認証制度「リジェネラティブ・オーガニック認証(Regenerative Organic Certified/ROC)」を、日本で初めて取得。仁井田本家の、田んぼを取り巻く環境や水源である山を健全に管理しながら、農薬・化学肥料を使用しない水田稲作に取り組む実績などが評価され、本認証の取得に至りました。
原料米には、仁井田本家の自社田で栽培され、ROCを取得した酒米「雄町」のみを精米歩合85%で使用。また、自社山で育てた杉で作った木桶で仕込み、蔵に伝わる「汲み出し四段仕込み」で醸されました。柑橘系のやさしく爽やかな香りと、複雑で奥行きのある味わいが特徴です。燗酒にすることで、木桶由来の酸をさらに楽しめます。
石川県・福光屋「加賀鳶」最高位シリーズから2種類の純米大吟醸原酒が登場!「加賀鳶 いかづち オーガニック・一閃」が、12/3(水)に発売

株式会社福光屋(石川県金沢市)は、代表銘柄「加賀鳶(かがとび)」の最高位シリーズ「いかづち」から、精米歩合40%で有機・山廃仕込みの「加賀鳶 いかづち オーガニック」と、精米歩合35%の「加賀鳶 いかづち 一閃(いっせん)」の2商品を、2025年12月3日(水)に発売しました。
両商品ともに、石川県南部にそびえる霊峰・白山から100年以上を経て酒蔵の地下150メートルにたどり着く天然水「百年水」と、契約栽培された兵庫県産「山田錦」を使用。クラフトマンシップの粋を尽くし、個性に品格を備えた豊かな香味が特長です。
「加賀鳶 いかづち オーガニック」は、有機栽培された山田錦の中でも最上質の穂先米のみを厳選し、山廃仕込みで醸した一本。穏やかな吟醸香と、豊かにふくらむ旨みが、カツオやブリ、マグロといった赤身の魚と好相性です。
「加賀鳶 いかづち 一閃」は、「加賀鳶」として初の精米歩合35%を実現した、贅沢な一本。繊細で優美な吟醸香や清らかな味わいが際立ち、鯛のカルパッチョや野菜のマリネなど、軽めの前菜とのペアリングがおすすめです。é
大麦麹×大麦の“純麦酒”が誕生!株式会社Linnéが「800 大麦〈天盃〉」の一般販売を、12/11(木)より開始

酒造りを起点に世界の食文化を拡げることを目指す株式会社Linné(京都府京都市/以下、LINNÉ)は、福岡県の本格焼酎蔵・株式会社天盃とともに、麹の伝統技術を用いて醸した大麦100%の醸造酒「800 大麦〈天盃〉(ヤオ オオムギ テンパイ)」を、2025年12月11日(木)に発売しました。
2024年創業のLINNÉは、「異を醸す酒」をコンセプトに、複数の植物由来原料を組み合わせたクロスボタニカルの醸造酒を展開。これまでに、米麹以外に、4種類の麹(大麦麹、蕎麦麹、薩摩芋麹、栗麹)からそれぞれ造られた個性豊かな味わいのお酒を発表してきました。
今回発売した「800 大麦〈天盃〉(ヤオ オオムギ テンパイ)」は、日本酒の醸造技術をベースに造られた国産大麦100%の醸造酒です。
九州の風土に根ざした優良二条大麦品種「はるか二条」を使い、長年大麦を扱ってきた天盃の知見を全面的に取り入れながら、軽やかな酸が出る大麦白麹で醸造。さらに、日本酒の吟醸造りで用いられる発酵方法を取り入れ、クリアな香りと味わいを実現しました。
(編集:SAKETIMES)


