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呑むだけなんてもったいない?!日本酒を使い倒す裏ワザ

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年末年始はお酒のシーズン。パーティー用にたくさん買ったけれど、余ってしまったもの、開栓後に冷蔵庫で場所をとっているもの、少しだけ飲み残してしまったもの・・・「このお酒、どうしよう?」と思うこともがありがちですね。そんなときにおすすめの”裏ワザ的な日本酒活用方法”をご紹介します。

お料理編

◎日本酒カレー

いつものカレーに、日本酒を加えて煮込むだけ。日本酒好きにはもちろん、お酒が苦手な方にもおすすめしたいメニューです。と言うのも、日本酒を加えることにより、アルコールが蒸発するときに肉の臭みが取りのぞかれ、旨味がグッと深まるからです。

分量の目安は、5~6人分のカレーで日本酒50ml~100ml程度。もちろん、お好みで加減してください。料理酒は添加物が多いので、たくさん入れると雑味が伴ないがちですが、米と米麹だけで造られた純米酒を使用すれば、カレーの美味しさをそのまま引き上げた仕上がりになります。

お子様やアルコールに弱い方が召しあがる場合は、アルコールがしっかり蒸発するよう、じっくりコトコト煮込んでください。

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日本酒を入れて煮込んだカレーは、カレーのスパイスに混じってかすかに麹の香りが感じられます。味わいに深みが増し、まろやかになります。家族から「おかわり!」の声がいつもより多く聞こえてきそうです。

◎ごはん

ごはんを炊くときに、日本酒を入れると、ふっくらつやつやの炊きあがりになります。日本酒の糖分が米をコーティングしてくれるのだとか。お米2合に対し日本酒大さじ1杯、お米3合なら大さじ1~2杯程度が目安です。

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日本酒を加えて炊いたごはんの長所は、炊飯後、時間が経ってから実感していただけるはず。炊飯器で長時間保温していても、美味しさが長持ちするのです。また、冷めてもふっくらして甘みが感じられます。冷や飯が美味しいとは、日本酒の底力たるや!おにぎりやお弁当のごはんにぴったりです。

また、一度にたくさん炊いて冷蔵庫で保存し、食べるときにレンジで温めても、炊きたてのような美味しさが味わえます。ごはんを炊くとき、日本酒が手離せなくなりそうです。

◎蕎麦つゆ

いつもの蕎麦つゆに、小さじ1杯程度の日本酒を加えると、角が取れたまるい味わいになります。日本酒を入れすぎてしまうと蕎麦をすするときに、アルコールの香りでむせてしまうのでご注意を。

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今年の大みそかは、日本酒入りの蕎麦つゆで年越し蕎麦はいかがですか。

◎日清のどん兵衛

定番カップ麺のひとつ「日清のどん兵衛」。お湯を注ぐだけの手軽さが魅力ですが、できあがりにほんのひと手間加えて、日本酒を少し(大さじ1杯ほど)を垂らしてみてください。お猪口の底の呑み残しでもじゅうぶんです。

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インスタントフード独特の雑味を消し去り、上品な風味にランクアップ。あったかいつゆと日本酒が一緒に胃の中におさまるので、体がほかほか温まり、心までほっこり。インスタントカップ麺から得られる満足感が格段にアップします!

◎日本酒豚しゃぶ鍋と、日本酒つけだれ

豚しゃぶ鍋のお湯に、日本酒を加えてみましょう!

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日本酒を大さじ2杯~コップ1杯程度入れると、お湯だけでしゃぶしゃぶするよりも、リッチな旨味、野菜の滋味が増すように感じられます。日本酒をたっぷり使えるので、「料理で日本酒を使いたい」という方にもおすすめです。アルコールを蒸発させたい方は、長めにしっかり沸騰させましょう。沸騰させても風味の良さは残ります。

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豚しゃぶ鍋のたれと言えば、ごまだれ派とポン酢派と分かれるところですが、”日本酒だれ”もなかなかオツなものです。

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アンチョビソース・オリーブオイル・日本酒を使用した洋風のたれ。豚肉の旨味とアンチョビの塩気が、絶妙にマッチ!もちろん野菜とも好相性で、素材の味をオリーブオイルが引き出してくれます。アンチョビとオリーブオイルのつなぎ役となっている日本酒が、おなかの中からじんわりと体を温めます。

<洋風の日本酒だれ:材料 1人前>

  • オリーブオイル 大さじ2
  • 日本酒 大さじ2
  • アンチョビ 小さじ1
  • お好みでお醤油を少量

日本酒が入った豚しゃぶ鍋を、日本酒だれでいただく、もちろん、お気に入りの日本酒を呑みながら・・・。箸も杯もぐいぐい進みます!日本酒好きにとって、最高の冬の食卓ではないでしょうか。

こんなところでも使える! 生活編

「杜氏の手はきれい」と化粧品のコマーシャルでも言われ、よく知られているとおり日本酒には数々の美肌成分が含まれているそうです。

  • αGG(アルファ・グリコシルグリセロール)⇒保湿効果
  • フェルラ酸⇒抗酸化作用・アンチエイジング
  • アミノ酸⇒角質層で保湿効果・新陳代謝
  • アデノシン⇒血行促進

日本酒化粧品も人気がありますが、日本酒そのものをお肌につけても大丈夫です。ただし、アルコールアレルギーの方や敏感肌の方はじゅうぶんご注意ください。また、醸造アルコールが入ってない純米酒をお使いください。

◎日本酒保湿液

100円ショップで売っているスプレー式の容器で、「日本酒スプレー」を準備しましょう。
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手のひらにすっぽり収まる、25ml程度の容量が適量です。大さじ2杯弱の日本酒を、スプレー式容器に入れて冷蔵庫に常備しておき、洗い物のあとなど、シュッシュと手に吹きかけます。

-ベタベタしない?
米・米麹・水だけで造られる純米酒なら、ベタベタしません。肌にすりこむようにすると、すっと浸み入り、すぐにしっとりします。

-酒臭くならない?
吹きかけた瞬間、お酒の香りがしますが、手にすりこんだ瞬間からすーっと香りが抜けていき、お酒の匂いが残ることはありません。

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炊事中は、何かと手が水やお湯にさらされる場面が多いもの。その都度ハンドクリームを塗るのはめんどうですが、日本酒をシュッシュとふきかけるだけなら簡単です。薬品ではないので、キッチンで安心して使えますね。

※アルコール不可の容器もあるので、説明書きに従ってください。

◎日本酒風呂

美肌・美白成分が豊富な日本酒を、手にふきかけるだけだなんてもったいない!体全身を日本酒にひたらせるという美容法、一度はお試しいただく価値があります。

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実践している芸能人も多数いるらしい日本酒風呂。方法は簡単、コップ1杯程度の日本酒をお風呂に入れるだけ。お風呂あがりに何もつけなくてよいほど、お肌がしっとりすべすべになります。また、血行が良くなり、湯冷めしにくいという効果もあります。保湿・血行促進・・・家にある日本酒を入れるだけで、市販の入浴剤と同等の効果が期待できそうです。

呑むだけじゃない! 暮らしの中の日本酒

日本酒は呑んで幸せな気持ちになれるだけでなく、料理に使えばコクと旨みを引き出し、お肌につければしっとりつるつるになる優秀なアイテムなのです。呑んで美味しい日本酒は、実は呑まずとも”おいしい”!日本酒を使い倒す裏ワザ、ぜひお試しください。

 

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