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男のこだわり「呑むなら作るべし」その16 -酒と良縁な「トマトとホタテの冷製パスタ」-

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酒を楽しむためなら酒肴にもこだわりたい。今回はちょっと目先を変えて、パスタで酒を楽しんでみませんか。

酒に合うなら和風パスタ?と思われがちですが、いえいえ、以下で紹介するのは白ワインを添えても何の違和感がない、フルーティーな洋風パスタです。

夏こそ美味しさが映えるトマトとホタテを使ったパスタ料理。日本酒といかに出合うか、どうぞお試しください。

トマトとホタテ、絶妙な味わいをパスタで

【材料】 ※一人分(増やす時は分量を等倍して)

  • フルーツトマト 1個
  • 刺身用ホタテ貝柱 中くらい3~4個
  • ニンニク 1かけ
  • 玉ねぎ 1/6~1/8
  • バジル(フレッシュ)
  • 塩 少々
  • 白コショウ 少々
  • 粗びき黒コショウ(仕上げ用) 少々
  • オリーブオイル 大さじ1
  • レモン汁 小さじ1
  • パスタ(フェデリーニ/1.3mmやや細め) 80g

【作り方】
<下ごしらえ>

※パスタを茹でる湯を沸かしておく

  • イ. 玉ねぎをみじん切りにする(細かく)
  • ロ. イを水にさらす。15分ほどしたらザルに取りペーパータオルでよく水を切る
  • ハ. ホタテを食べやすい大きさに切る
  • 二. トマトを角切りにする

※皮が気になる場合は湯剥きして皮を除く(湯剥きの方法)

(以上、画像参照)

  • ホ. ニンニクは摺りおろし小さじ1の分量を取る
  • ヘ. バジルを適当にちぎる

<調理>

  • イ. パスタを茹でる
  • ロ. ボウルに玉ねぎ、ニンニク(小さじ1)、オリーブオイル、レモン汁を混ぜ合わせる
  • ハ. ロにホタテ、トマトを混ぜ合わせ、塩コショウをして味を見る
  • 二. パスタが茹で上がったら冷水で締め、水気をしっかりと切りハと和える

(以上、画像参照)

  • ホ. 器に盛り付けバジルを散らす。仕上げに黒コショウを振る(お好みで)

パスタ全体にフルーツトマトの風味が穏やかに広がる、やや甘酸っぱい味わいとなりました。その中でホタテが、オイルやトマトのエキスを身にまとい、刺身では味わえない柔らかな滋味を醸し出しなんとも美味です。

雄町の旨み冴える竹泉にトマトの風味が溶け合う

味わいがやや淡いこの料理には、華やかな香りや酸味を求めるよりも、実直に旨みを伝えてくるような酒を合わせてみようと思いました。アルコールも抑えめです。

竹泉 純米吟醸 和田山雄町(田治米合名会社/兵庫)

酸っぱさの中に若干の甘みが混在した果実香に、さらりとした舌触り。竹泉の第一印象はごく軽快かと思いきや、複雑で奥の深い旨みがじわじわっと漂います。そしてかすかな余韻を残しながらも、キリッときれていく快活さ。どうやらこの竹泉は、吟醸酒でありながら華やかな香りや酸味で着飾ったものとは居場所の異なる、よい意味で"吟醸らしくない"独特な力強さを持った酒のようです。

トマトとともに味わうと、にわかに口の中が甘く爽やかに。期待した吟醸との縁の良さはここで発揮されました。

キレの良さは口の中をさっぱりとさせます。いわゆる洗浄効果はなかなかのもので、続いて口にしたホタテの甘みを引き立ててくれています。また、フルーティーな香味をまとったパスタもさっぱりと美味しく感じます。竹泉のおかげで旨さの鮮度がキープされている、そんなイメージです。
この酒ならパスタの他にピザやチーズを並べた食卓でも、存在感を大いに発揮しそうです。

(文/KOTA)

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KOTA(コタ)

旨い酒と肴に心の居場所を求める晩酌マニア。家では「呑むなら作るべし」と自作の肴に舌鼓。日々繰り返す「呑み過ぎ&反省」のジレンマから、不惑の呑兵衛になるべく利き唎酒師を取得。広告制作および物書き稼業の傍ら趣味で里神楽(獅子舞)も。

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