こんにちは!テイスティング専門家の永木三月です。
今回のテーマは「駅ナカで楽しめる日本酒」。
東京駅の駅ナカ「GRANSTA」内の「はせがわ酒店」に行ってきました。先日オープンして8年を迎えた、駅の日本酒スポットは、どのようなところなのでしょうか?
いただいたお酒やツマミを含め、その様子をお伝えします!
日本酒をサクっと楽しめる駅ナカ日本酒バー「はせがわ酒店 GRANSTA店」
東京駅の構内にある「GRANSTA」。レストランからスイーツショップまで、60を超えるショップが立ち並ぶショッピングモールで、東京を代表するターミナル駅ならではのお店や品揃えが特徴です。
「はせがわ酒店」は、「GRANSTA」の地下にお店を構えます。お酒や酒器、ツマミなどを取り扱う販売店と、立ち飲み込みで席数10人前後の小さな日本酒バーが併設されており、日本酒を、少量・短時間から楽しめるスポットとして、平日も夕時から賑わっています。
ここでしか飲めない東京駅限定の吟醸酒
平日の夜、ちょうど仕事終わりの人で賑わっている時間帯。日本酒バーの方に伺ってきました。
到着したときには満員でしたが、短時間でお店を出るお客さんがほとんどのため、回転は早いです。
日本酒は90mlのグラスでの提供が主ですが、やや値段が高めの吟醸酒などは、その半分の量でも提供があります。
いただいたのは、東京駅ラベル 純米吟醸と、店員さんお勧めの「貝柱の粕漬け」。
東京駅ラベルの吟醸酒は、埼玉県の麻原酒造のお酒とのこと。
フルーティな吟醸香もありますが、そちらは比較的穏やかで、お米の主張を強く感じる香りです。
味わいはコクのある辛口ですが、ぐいぐい押してくるほどではなく、フラットな余韻ですっきり飲めます。
ちなみにグラスの底に映った青い蛇の目模様は、コースターに印刷されたものが透けて見えているという仕掛けです。グラスでも日本酒定番の酒器で飲んでいるような気分が味わえる、面白い演出です。
貝柱の粕漬けは、干した貝柱の濃厚な甘味とクリーミーな酒粕がよく合った良品で、いただいた吟醸酒とも相性抜群でした。
隙間時間にピッタリの日本酒スポット
場所柄、ゆっくりと過ごす所ではありませんが、お酒もツマミも良いものが揃っていて、短い時間でもきちんと日本酒を楽しめました。
また、販売店も東京駅ならではの品揃えが良いです。以前紹介したような小瓶の日本酒なども充実しており、ツマミの販売もあります。 旅の合間はもちろん、仕事終わり等のちょっとした時間を楽しみたい人に、ぴったりのお店ではないでしょうか。
この記事は、テイスティング専門家の永木三月がお届けしました! みなさんの、さらに豊かな日本酒ライフに貢献できれば幸いです! 「おもしろそう」「おいしそう」、そう思ったら、シェアしてもらえると嬉しいです!
住所
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-9-1
JR東日本東京駅構内B1
営業時間
7:00-22:00(月-土)7:00-21:00(日)
試飲BAR営業:営業時間と同じ
定休日
無休
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