日本酒には「貴醸酒(きじょうしゅ)」と呼ばれる種類のものがあります。

今日はその貴醸酒についてご紹介したいと思います。

 

1. 貴醸酒とは?

日本酒の貴醸酒とは、お酒でお酒を仕込んだお酒です。

通常、日本酒はもろみを仕込む際に米や米麹(こめこうじ)と一緒にお水を投下して造られますが、こちらの貴醸酒はそのお水の代わりに日本酒を使用するのです。しかし、使用するといっても3回に分けて行う三段仕込み最後の3回目のみ、お水を日本酒に代えて仕込みます。

お酒でお酒を造るなんて、とっても贅沢なお酒なのです。

 

2. 貴醸酒の歴史

実は、貴醸酒は平安時代(10世紀)にはもう行われていた仕込み方法なのです。

平安時代の古文書『延喜式』(927年)に、宮内省造酒司(くないしょうみきのつかさ)によるお酒でお酒を仕込む「しおり」という製造方法が記されています。このしおりの製造方法をもとに造られたお酒が「貴醸酒」です。

 

3. 貴醸酒の味わい

貴醸酒は、貴腐ワインにも似た甘くとろっとした味わいが特徴です。
また、熟成するとコハク色になるのも特徴です。貴醸酒自体あまり多く出回っているわけではありませんが、出回っているものですとコハク色をしているものが多いです。

私たちが普段飲んでいる日本酒のような味わいとは全く異なります。
ぜひどこかで見かけたら飲んでみてください。日本酒の新たな一面を知れると思いますよ♪

 

以上です。
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