日本酒と一口に言っても、本当に様々。米や水、麹など素材の違いや、酛づくり、精米歩合などの製造方法、さらには”造る人”よっても味わいが変わってくる日本酒は、何を基準にして選んだら良いか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
気になるものを片っ端から飲んでみるというのもひとつの手ですが、「季節」で選ぶのも粋な選択かもしれません。
「上善如水」で知られる新潟県・白瀧酒造は、日本酒業界でもめずらしく季節商品を“毎月”出している酒蔵。そのシリーズ商品は「12ヶ月の上善如水」と名付けられ、多くのファンに親しまれています。
今回はその魅力を余すところなく、ご紹介していきます!
「12ヶ月の上善如水」とは?
白瀧酒造の看板商品である「上善如水」は、サラリとしていてフルーティーな味わいが人気のブランドですが、「12ヶ月の上善如水」とは一体どんなものなのでしょうか。
前身となったのは、今から10年前の2006年に立ち上がったプロジェクト。「お客様に“季節”を楽しんでもらえるようなお酒を造りたい」という社長のアイデアから、「12ヶ月のお酒」という企画がスタートしました。このときは「上善如水」以外のブランドも含まれていました。
前代未聞の取り組みに戸惑う酒屋さんも多く、また、通常商品の生産と並行して、季節商品を毎月打ち出すのに慣れるまでは、かなりの苦労があったと言います。
しかし、2009年に全商品を「上善如水」に変更し、「12ヶ月の上善如水」として展開すると、次第にファンが定着。今では「来年も“12ヶ月”楽しみにしてるよ」と言ってくれるお客さんも増えてきたのだそう。
白瀧酒造では、毎月行われている企画ミーティングの中で、新しい「12ヶ月の上善如水」の企画を常に練り続けているのだそう。これもすべて、ファンに”季節の日本酒”を楽しんでもらうため。
2016年の「12ヶ月の上善如水」のラインナップはこちら。
1月の「原酒」に始まり、3月の「花見酒」、9月の「月見酒」など、季節の移り変わりが楽しめる旬なラインナップが揃っています。パッケージも思わず“ジャケ買い”し、インテリアとして飾っておきたくなるような、こだわりのあるものばかり。
年間契約をして毎月届くのを待つ定期便のほか、毎月ひと月前までに、特に気になった月の商品だけを注文する単発購入もできるので、気軽に試しやすいのも嬉しい、魅力的な商品なのです。
広告モデル・高橋由真さんに聞く「12ヶ月の上善如水」の魅力
10年間かけてじわじわとファンを増やしてきた「12ヶ月の上善如水」。そんなファンのひとりが、モデルの高橋由真さん。
「上善如水」の広告モデルを務める高橋さんは、奇遇にも越後湯沢の生まれ。「高橋さんの持つ透明感が、イメージにピッタリだ」と広告に起用される以前から、上善如水の大ファンだったのだそう。
フルーツやチーズをベースにしたおつまみを作り、自宅で日本酒を飲むほどの“ツウ”な日本酒好きでもある高橋さんに、「12ヶ月の上善如水」のどんなところが好きなのか、その“魅力”を語ってもらいました。
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高橋 由真(たかはしゆま)
新潟県出身のファッションモデル。
04年、ファッション誌のオーディションでグランプリを獲得しモデルデビュー。
08年には、映画「ちーちゃんは悠久の向こう」(兼重淳監督)でスクリーンデビューを果たす。現在、ファッション誌を中心に様々な媒体で活躍中。
公式プロフィールはこちら。
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「ひとくち飲んで日本酒に目覚めた」 旅館での上善如水との出会い
―上善如水を好きになった「きっかけ」は何だったでしょう?
旅行で湯沢の旅館に泊まったときに飲んだのが、上善との出会いでした。でも、実はそのとき私、日本酒が飲めなかったんですよ。
―えぇっ、そうなんですか?
日本酒ってアルコール度数が高いし、とにかく飲みにくいお酒というイメージだったんですよね。でも、上善如水は本当に飲みやすくて「全然違う!」って。
―以来、ファンになったわけですね。
そうです。まさに「水の如く」スイスイ飲めちゃう(笑)。その日から上善如水をはじめ、日本酒全般が大好きになりました。
「12ヶ月の上善如水」の魅力は“季節”と“バラエティ”
―すっかり上善如水にゾッコンのようですが、「12ヶ月の上善如水」の魅力はどんなところにあるとお考えですか?
“季節感”を楽しめるのはもちろんなんですけど、“バラエティの豊かさ”が魅力かなと思います。
―バラエティの豊かさ?
そうです。玄人向けの商品もありますが、日本酒を飲んだことがない人にも勧めやすいお酒も充実しているんです。例えば、お花見シーズンに届く「スパークリングライト」はお友達にもオススメしやすいですし、行楽やパーティーシーンでも振る舞いやすい商品が多いなと感じています。
―実際に、お友達に振る舞ったこともあるんですか?
はい。友達が「カツオのタタキパーティー」をするというので、「ひやおろしの上善如水」を持って行ったことがあるんですが、すごく喜ばれて。季節が感じられるのはもちろんですが、旬のものと旬のものってやっぱり合うんですよね。プレゼントにもピッタリですし、事あるごとに友達に飲んでもらって、ファンを増やすのに貢献しています(笑)。
「日本酒の概念を覆された」お気に入りは“ロック酒”
―「12ヶ月の上善如水」の中で、特にお気に入りのものがあれば教えてください。
色々あるんですが、一番衝撃を受けたのは「ロック酒」です。柑橘系の爽やかな甘みがあって、適切な言い方でないかもしれないんですが、ジュースみたいなんですよ。そのくらいフルーティーで飲みやすくて、女性は特に好きな味だと思います。
―何だか飲みたくなってきますね(笑)。最後に、今後「12ヶ月の上善如水」で飲んでみたい商品があれば教えてください。
やはり飲みやすいラインナップが増えるといいなと思っています。元々、私自身もオリジナルの「上善如水」の飲みやすさに感化されて日本酒に目覚めたので、女の子の友達にも勧められるようなお酒が増えるといいなと思います。
「12ヶ月の上善如水 2017」のラインナップ・魅力を紹介!
高橋さんに「12ヶ月の上善如水」の魅力をたっぷりと語ってもらい、期待が高まってきたところで2017年のラインナップをご紹介していきましょう。
前年と同じものもありますが、商品自体の入れ替えがなくとも、パッケージをリニューアルするなど、ファンを飽きさせないよう新しい顔ぶれを交えて構成されています。
商品自体が入れ替わったのは、8月の「上善如水 濃厚うまくちボトル缶」。高級感がある金のボトルには“盃”が付いており、行楽シーズンに持ってこいの仕様に。
また、パッケージデザインに変更があったのは、1月の「純米大吟醸 原酒」と、3月の「花見の上善如水」、9月の「ひやおろしの上善如水」と、11月の「新米新酒の上善如水」の4つ。7月の「ロック酒の上善如水」は年1回だけの限定商品でしたが、2017年7月から通年販売を開始します。
特に注目してほしいのは、1月の「純米大吟醸 原酒」です。“原酒”と書かれたフォントの下には、2017年の干支である「鳥」のモチーフがあしらわれています。隅々まで心配りされているところに“粋”を感じますね。
また、5月の「貴醸酒」(きじょうしゅ)は在庫の関係上、2017年で終了してしまうとのこと。水と一緒にお酒を仕込む貴醸酒は一般的な日本酒よりもかなり甘いのが特徴ですが、その中でも「上善如水 貴醸酒」はサラッとして飲みやすいと好評なんだとか。今年最後のチャンス、これは見逃せませんね!
購入はひと月だけの単発も可能ですが、毎月届く「定期便」という楽しみ方もあります。定期便は他商品や、割引の特典も付くので、気になる商品がたくさんある方は年間での申し込みをオススメします。
いつでも“旬が”楽しめる「12ヶ月の上善如水」。日本酒の楽しみを、また一歩広げてくれる嬉しいシリーズです。ぜひお試しください!
(取材・文/佐々木ののか)
◎「12ヶ月の上善如水 2017」について
- 詳細は、ホームページ 、メール(tosuke@jozen.co.jp)、お電話(0120-85-8520)、FAX(025-785-5485)まで、お問い合わせください
- 定期便のお申し込みは2017年1月31日(火)までとなっています
sponsored by 白瀧酒造株式会社
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