2023年7月にSAKETIMESで公開した記事を振り返ってご紹介します!

「チャンピオン・サケ」の受賞が地域の未来を変えた─歴代の受賞酒蔵に聞いた「IWC SAKE部門」の影響力(7/3公開)

鍋島 大吟醸

日本酒のグローバル展開が進んでいる中で、世界最大規模のワイン品評会「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)」の権威性は年々強まってきています。受賞した酒蔵は、本コンテストのどのような点に魅力を感じているのでしょうか。

過去、SAKE部門の最高賞であるチャンピオン・サケを受賞した富久千代酒造(佐賀県)とほまれ酒造(福島県)に、IWCの影響力と受賞後の変化について話をうかがいました。

【速報】IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2023「SAKE部門」のチャンピオン・サケが発表されました!(7/5公開)

IWCのメダル

「IWC 2023」SAKE部門の「チャンピオン・サケ」「グレートバリュー・アワード」「サケ・ブリュワリー・オブ・ザ・イヤー」が、2023年7月5日に発表されました。

世界最大規模のワイン品評会「IWC」は、毎年ロンドンで行われる"世界でもっとも大きな影響力を持つ"といわれるワインのコンテストです。IWCに「SAKE部門」が誕生したのは2007年。以来、SAKE部門の受賞酒は国内外で注目され、IWCは日本酒の海外進出における重要なイベントとして、その価値を高めてきました。

「チャンピオン・サケ」は、SAKE部門の最高賞として授けられる称号。「グレートバリュー・アワード」は、日本での小売価格が1,200円以下、かつ生産量が四合瓶換算で10万本以上という優れたコストパフォーマンスを発揮した酒に与えられる称号です。

さらに、出品した複数の日本酒すべてが高い評価を得た酒蔵は、「サケ・ブリュワリー・オブ・ザ・イヤー」として表彰されます。

【編集長レポート】独自技術の冷凍日本酒で、生酒の魅力を世界中に届ける─「テクニカン」常務取締役・前川達郎さん(7/13公開)

「凍眠生酒」シリーズの商品(一部)

SAKETIMESの新しい連載企画「編集長レポート」では、編集長を務める小池がいま注目している、"日本酒の未来をつくる人"を取材し、そのことばを通して日本酒のこれからについて考えていきます。

第3回のインタビュー相手は、食品用の冷凍装置を製造・開発している株式会社テクニカンの常務取締役の前川達郎さん。しぼりたての日本酒を品質を保持した状態で輸送・保管することができる「凍眠生酒」の技術は、「しぼりたての感動を、世界のあらゆる場所で共有できる可能性を持っている」と話してくれました。

「チャンピオン・サケ」に輝いた銘柄は、米の旨味にあふれる一本!─「十六代九郎右衛門 純米吟醸 美山錦」をテイスティング【SAKETIMES編集部 注目の一本】(7/20公開)

「十六代九郎右衛門 純米吟醸 美山錦」

SAKETIMES編集部が、いま気になるお酒をテイスティングする連載企画「SAKETIMES編集部 注目の一本」。

今回は、イギリス・ロンドンで開催された世界最大規模のワイン品評会「IWC 2023」のSAKE部門で、最高賞「チャンピオン・サケ」を受賞した「十六代九郎右衛門(じゅうろくだいくろうえもん)純米吟醸 美山錦」(湯川酒造店/長野県)をご紹介します。

(編集:SAKETIMES)

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