2024年4月にSAKETIMESで公開した記事を振り返ってご紹介します。

ニューヨークで醸造された「DASSAI BLUE」が日本上陸─数々の苦難を乗り越えて「獺祭」は次のステージへ(4/23公開)

日本を代表する日本酒「獺祭」で知られる旭酒造は、アメリカ・ニューヨークに新しい酒蔵「DASSAI BLUE Sake Brewery」を建設し、現地に移住した会長・桜井博志さんの指揮のもと、2023年5月からハドソンバレーの水と日本の山田錦を使用した純米大吟醸酒を醸造しています。

「DASSAI BLUE」というブランド名は、「青は藍より出でて藍よりも青し」ということわざに由来。日本で醸造されるオリジナルの「獺祭」を超えることを目指しています。

そんな「DASSAI BLUE」が、2024年4月23日(火)から、日本国内でも数量限定で販売されることになりました。

日本酒造りを始めてわずか3年で、海外コンテストの金賞を獲得!─酒販店に聞く「福和蔵 純米大吟醸」の美味しさ(4/2公開)

「あずきバー」でおなじみの食品メーカー・井村屋グループが、2021年に立ち上げた日本酒ブランド「福和蔵(ふくわぐら)」。

造り3年目となる2023年には、イギリス・ロンドンで開催されている世界的なワインコンテスト「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)」のSAKE部門で、「福和蔵 純米大吟醸 1回火入れ」がゴールドメダルを獲得しました。

この「福和蔵 純米大吟醸 1回火入れ」は、三重県産の山田錦を精米歩合40%まで磨き、同じ三重県の飯高町で採水した口当たりのなめらかな硬水と、三重県オリジナルの酵母「MK-1」「MK-3」を使用して醸造。福和蔵の地元・三重県の素材にこだわった一本です。

醸造研究の成果が「美味しい」をつくる─若手研究者を育成する「日本醸造学会 若手の会」の活動(4/10公開)

「日本醸造学会 若手の会」のシンポジウム

「日本醸造学会 若手の会」は、2009年に日本醸造学会の若手有志によって設立された日本醸造学会の分科会です。

公的な研究機関や大学、全国の酒類メーカーなどに所属する若手メンバーで構成され、若手の研究者や技術者の交流を通して、醸造学の研究をさらに発展させるとともに、醸造に関する研究を志す学生への普及活動に取り組んでいます。

アウトドア企業「パタゴニア」が寺田本家・仁井田本家とともに日本酒を造る─自然酒を通して守る地球の未来(4/16公開)

「故郷である地球を救うためのビジネス」に取り組んでいる、アメリカ・カリフォルニア発のアウトドア企業「パタゴニア(Patagonia)」。同社が2012年に立ち上げた食品事業「パタゴニア プロビジョンズ」では、日本国内の酒蔵が醸したオリジナル日本酒が販売されています。

パートナーとなる酒蔵は、千葉県の寺田本家(代表銘柄「五人娘」)と福島県の仁井田本家(代表銘柄「しぜんしゅ」)。どちらも、自然環境に配慮した方法で栽培した米を使用し、米・米麹・水のみを使用した“自然酒”を造っています。

ミシュラン三つ星の名店が認めた「酔鯨」の食中酒としての完成度─プレミアム純米大吟醸シリーズを「日本料理 龍吟」支配人が飲み比べ(4/24公開)

「SUIGEI HIGH END COLLECTION」のラインナップ

「世界の食卓に酔鯨を」というポリシーのもと、日々の生活に寄り添うリーズナブルな定番商品から、特別なひと時を演出するプレミアム商品まで、さまざまな日本酒を届けている酔鯨酒造。高知県の日本酒らしい辛口ですっきりとした味わいは、食中酒として国内外で高く評価されています。

そんな酔鯨酒造が、これまで培ってきた技術の集大成として醸すプレミアム純米大吟醸シリーズ「SUIGEI HIGH END COLLECTION(ハイエンドコレクション)」。厳選された酒米を使用し、特約店のみに流通している限定商品です。

(編集:SAKETIMES)

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