国内外、さまざまな日本酒コンテストの結果発表が行われた6月。日本酒専門WEBメディア「SAKETIMES」は、2024年6月19日(水)に創業10周年を迎えました。
創業10周年という節目を無事に迎えることができたのは、SAKETIMESの記事を読んでくださっている読者の方々や、SAKETIMESの活動を支援してくださっている関係者の方々のおかげです。いつも本当にありがとうございます。
そこで今回、お世話になっている方々への感謝の気持ちを込めて、創業10周年を記念したオリジナル日本酒を発売します。
日本酒メディア「SAKETIMES」が10周年を記念したオリジナル日本酒を発売!応援購入サービス「Makuake」にて、7/21(日)まで支援募集中(6/21公開)
創業10周年を記念したオリジナル日本酒を製造していただくのは、「エンタメ化経営」をコンセプトに掲げている、岐阜県飛騨市の酒蔵・渡辺酒造店です。
渡辺酒造店の全面協力のもと、SAKETIMES編集長の小池潤が複数の原酒のブレンドに挑戦。酒米や精米歩合の異なる7つの原酒を渡辺酒造店に用意していただき、組み合わせや比率を変えながら、試作を重ねました。
最終的にたどり着いたのは、小池が日常酒として愛してやまない定番商品「蓬莱 家伝手造り 純米吟醸」に、山田錦で醸した原酒と、赤磐雄町で醸した原酒を加えた計3種類のブレンド。「蓬莱 家伝手造り 純米吟醸」の飲み飽きしない味わいに、山田錦と赤磐雄町の豊かな旨味や心地良い甘味がプラスされ、さらに味わい深い一本になりました。
ただいま、応援購入サービス「Makuake」にて、7月21日(日)まで販売中です。
受賞したみなさま、おめでとうございます!
「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2024」SAKE部門のメダル受賞酒・トロフィー受賞酒が発表されました!(6/6公開)
2024年6月6日(木)に、「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2024」の「SAKE部門」におけるメダル受賞酒とトロフィー受賞酒が発表されました。
世界最大規模のワイン品評会「IWC」は毎年ロンドンで行われ、"世界でもっとも大きな影響力を持つ"といわれるワインのコンテストです。
2024年のSAKE部門には、1,504点が出品、その中で93点がゴールドメダルに輝きました。
オーストラリアの日本酒コンクール「2024 Australian Sake Awards」の審査結果が発表されました!(6/10公開)
2024年6月10日(月)に、オーストラリアの日本酒コンクール「2024 Australian Sake Awards」の審査結果が発表されました。
オーストラリアのシドニーで開催されている「Australian Sake Awards」は、日本酒の魅力の周知や専門家の育成など、現地の日本酒市場の長期的な発展を目的に、オーストラリア市場で好まれる日本酒を選出する日本酒コンクールです。
2024年は、合計161点が出品され、プラチナ賞に5点、ゴールド賞に29点、Sessionable賞に16点、Best Food Matching賞に6点、Recommended Food Matching賞に54点が輝きました。
「Kura Master 2024」のプラチナ賞と金賞が発表されました!─フランス人によるフランス人のための日本酒コンクール(6/10公開)
2024年6月10日(月)に、フランスの日本酒コンクール「Kura Master」のプラチナ賞と金賞が発表されました。
「Kura Master」は、フランス人を中心に、五ツ星ホテルのトップソムリエ、ミシュランで星を獲得しているレストランの関係者、ホテル・料理学校の関係者、ワインジャーナリストなど、現地のプロフェッショナルたちが審査員を務める、フランス人によるフランス人のためのフランスの地で開催される日本酒コンクールです。
2024年は、「純米酒部門」「大吟醸部門」「純米大吟醸酒部門」「サケ スパークリング部門」「クラシック酛部門」「古酒部門」の6部門に、合計1,223点の出品酒(2023年は1,090点)が集まり、プラチナ賞134点、金賞269点が決まりました。また、各部門のトップには「審査員賞」が与えられました。
「SAKE COMPETITION 2024」の受賞酒が発表されました!(6/12公開)
日本一おいしい市販酒を決める「SAKE COMPETITION 2024」─各部門トップ酒蔵の喜びの声(6/17公開)
2024年6月12日(水)に、世界一美味しい市販酒を決める品評会「SAKE COMPETITION(サケ・コンペティション)」の受賞酒が発表されました。
「SAKE COMPETITION」は、「ブランドや銘柄に左右されることなく、消費者が本当に美味しい日本酒に巡り会えるよう、新しい基準を示したい」という理念のもとに、2012年から開催されている日本酒の品評会です。そのため、審査対象は市販されている日本酒のみ。審査は銘柄などの情報を隠したブラインドテイスティングで行われ、酒質のみで競うことを徹底しています。
2024年から、出品部門は「純米酒」「純米吟醸」「純米大吟醸」「Super Premium」「海外出品酒」の5つとなり、総出品数は1,000点を目安に制限が設けられました。
能登の日本酒、福井の日本酒に注目!
酒蔵の絆が生んだ復興の日本酒─共同醸造プロジェクト「能登の酒を止めるな!」の第2弾がスタート(6/7公開)
2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震では、能登地方を中心に、建物の倒壊や商品の破損など、複数の酒蔵が被害を受けています。
そんな中、石川県白山市で「手取川」「吉田蔵u」を醸している吉田酒造店と、日本酒イベント「若手の夜明け」を主催するcamo株式会社が、酒造りの継続が困難になってしまった酒蔵を支援するプロジェクト「能登の酒を止めるな!」をスタート。被災した酒蔵が全国の酒蔵と共同で日本酒を造り、酒販店を通して商品を流通させることで、被災した酒蔵に売上が生まれる仕組みをつくっています。
プロジェクトの第1弾はすでに終了し、最終的に、2,000名以上のサポーターから、40,000,000円を超える応援購入がありました。2024年6月7日(金)からは、共同醸造の第2弾プロジェクトが始まっています。
福井を旅行するなら飲んでほしい日本酒─常山酒造「常山 純米辛口 超」【SAKETIMES編集部 注目の一本】(6/6公開)
福井を旅行するなら飲んでほしい日本酒─南部酒造場「花垣 生酛純米」【SAKETIMES編集部 注目の一本】(6/13公開)
福井を旅行するなら飲んでほしい日本酒─「早瀬浦 純米吟醸酒 さかほまれ」【SAKETIMES編集部 注目の一本】(6/18公開)
2024年3月に北陸新幹線が敦賀駅まで延伸し、首都圏から福井県まで最短で3時間弱で行けるようになりました。そこで、SAKETIMES編集部では、読者のみなさんに飲んでほしい福井県の日本酒をピックアップ。
北陸新幹線の停車駅であるJR福井駅から徒歩で約15分という好立地にある常山酒造の「常山 純米辛口 超」は、かつての定番商品だった「純米超辛」を発売20周年を機にリニューアルした、後口のシャープなキレと米由来の豊かな旨味が共存した一本です。
福井県の中でも特に豪雪地帯として知られる大野市にある南部酒造場の代表銘柄は「花垣」。なんとも美しい透明感のある黄金色の「花垣 生酛純米」は、18ヶ月以上の熟成を経て出荷されるそうで、熟成酒特有の色味がしっかりと出ています。しっかりとした旨味とコクのある酸味は、燗にするとさらに花開きます。
日本海に面した海辺の町、美浜町にある三宅彦右衛門酒造の「早瀬浦 純米吟醸酒 さかほまれ」は、魚介類との相性が抜群。酒蔵の井戸からは、日本酒の醸造に適したミネラル分をたくさん含んだ硬水が湧いているそうで、その仕込み水のおかげで、しっかりとした旨味のある味わいが生まれます。
日本酒の魅力をより広く伝えられるように
「SAKETIMES」創業10周年を迎えて─編集長からのごあいさつ(6/19公開)
10のキーワードで振り返る日本酒業界のトレンド【SAKETIMES 創業10周年特別企画】(6/20公開)
2024年6月19日(水)に創業10周年を迎えた日本酒専門WEBメディア「SAKETIMES」は、日本酒の魅力の伝え手として、全国の酒蔵をはじめとした、さまざまな関係者を取材してきました。
SAKETIMESがこの10年間で配信した記事の本数は、6,700本超。そのなかから、この10年間に日本酒業界で起きたトレンドを振り返り、10のキーワードにまとめて紹介します
日本酒の魅力をより広く伝えられるように、SAKETIMESはこれからも尽力して参ります。
(編集:SAKETIMES)