2022年1月にSAKETIMESで公開した記事を振り返ってご紹介します!
「清酒製造免許の新規発行が認められる未来を目指す」稲とアガベ醸造所・岡住修兵さんインタビュー【SAKEの時代を生きる vol.8】(1/5公開)
日本酒の新しい価値を提案しようとする人にフォーカスする連載企画「SAKEの時代を生きる」。今回ご紹介するのは、2021年11月、秋田県男鹿市に「稲とアガベ醸造所」をオープンした岡住修兵さんです。
清酒製造免許の新規取得が難しいなか、「その他の醸造酒免許」と「輸出用清酒製造免許」を活用して、国内の現状を変えようと奮起する岡住さんに、日本酒の未来と酒造りを通した男鹿のまちづくりについてお話をうかがいました。
蔵を持たずにオリジナル銘柄を造る夫婦の物語—日本酒「コイクマ」と福島県・有賀醸造のやわらかな信頼関係(1/6公開)
酒蔵で蔵人として働きながら、自身が手掛けるオリジナルの酒造りをする荒井裕光さん・敦子さん夫妻。
「コイクマ」を造るふたりの存在は、日本酒を新たに製造販売したいと考えるプレイヤーたちのロールモデルになるかもしれません。
「飲む前に牛乳」は迷信?【日本酒4コマ漫画『ハネオくんとぽん酒』】(1/11公開)
「飲み会の前に牛乳を飲んでおくと、胃がコーティングされて二日酔い予防になる」とは、よく耳にする話ですが、さすがは日本酒が大好きなハネオくん。それが医学的根拠がない迷信だということを知っているみたいです。
そもそも胃は粘膜で充分にコーティングされているので、日本酒のアルコール度数ぐらいであれば、粘膜に大きく影響することはありません。
ウォール街の金融業界から蔵人に転身─京都・洛中最古の酒蔵「松井酒造」で日本酒を造るジョージ・ナバレッテさん(1/12公開)
日本でも数少ない海外出身の蔵人として酒造りに取り組む、松井酒造のジョージ・ナバレッテさん。
日本酒を一から学び、海外と日本の文化を知っているジョージさんの存在は、世界の人たちにとって日本酒との距離をぐっと身近なものにしてくれます。
青い光は甘く、赤い光は辛口になる─透明なタンクにLEDライトを照射して造る栃木県・西堀酒造の日本酒「ILLUMINA(イルミナ)」(1/13公開)
「酵母に光をあてた時にその光の波長の違いによって酵母の生育結果が変わる」という研究結果をもとに、異なる色の光を醪(もろみ)にあてて酒造りを行った西堀酒造。
これまでに例をみない醸造方法にチャレンジした背景には、「自由闊達なる酒造りを行い、世の中に驚きと感動を与える」という蔵の哲学がありました。
西日本エリア初の輸出用清酒製造免許—島根県・台雲酒造に取得のねらいを聞いた(1/14公開)
台湾と島根県に縁のある「台中65号」という米を自ら栽培し、オリジナルの日本酒を造ってきた台湾出身の蔵人、陳韋仁(チン・イニン)さん。
輸出用清酒製造免許を取得して新たなブランドを立ち上げ、今後は台湾や香港を中心に日本酒の輸出を進めていく予定です。
酒と良縁な「茄子の小料理」─こだわりの晩酌、呑むなら作るべし(1/18公開)
ほのかな苦みやえぐ味が何とも良いアクセントとなる茄子は、酒の良き友となる食材。「茄子の味噌炒め」も「とろとろ蒸し茄子」も、どちらも晩酌にぴったりな一品です。
全量生酛での仕込みを目指す「龍勢」─広島県・藤井酒造が描く多様性にあふれた日本酒の未来(1/19公開)
「将来的にすべての酒を蔵付きの硝酸還元菌、乳酸菌、酵母で醸していく」と表明した広島県の藤井酒造。そのチャレンジの背景には、地域の風土が育む酒を100年先、200年先へと残していきたいという想いがありました。
変化を続ける日本酒シーンの道しるべ—唎酒師の専用テキスト「日本酒の基」の歩み(1/20公開)
日本酒の原料や製法はもちろん、テイスティングやサービス、セールスプロモーションまでを網羅した、唎酒師を目指す人たちのための専用テキスト『日本酒の基(もとい)』。
実は一般販売もされていて、日本酒の基礎知識を学びたい人にとっても有用な一冊です。
酒の味わいを「言葉」で表す日本酒ソムリエAI「KAORIUM for Sake」で、日本酒の楽しみ方はどう変わる?(1/25公開)
精米歩合や酒米の種類、産地などの情報ではなく、香りをもとに味わいを連想させるキーワードで提案してくれる日本酒ソムリエAI「KAORIUM for Sake」。
表現の難しい日本酒の風味が言葉で可視化されると、日本酒の楽しみ方にどのような変化が起きるのでしょうか。
「龍力らしさ」を突き詰める、新たな変革の道—兵庫県・本田商店の101年目の覚悟(1/27公開)
「日本のロマネ・コンティ」を目指し、丹精込めて育てられた兵庫県特A地区の山田錦を使った酒造りに取り組む本田商店。
「人のやらなかったことをやる」の精神を受け継いだ5代目・本田龍祐さんが大切にするのは、「良い酒造りは、良い米作り」という信念です。
(文/SAKETIMES編集部)